~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
三、犀の角
五十六、 貪ることなく、訏(いつわ)ることなく、渇望することなく、
(見せかけで)覆うことなく、濁りと迷妄とを除き去り、
全世界において妄執のないもんとなって、
犀の角のようにただ独り歩め。
五十七、 義ならざるものを見て邪曲にとらわれている悪い朋友を避けよ。
貪りに耽り怠っている人に、自ら親しむな、
犀の角のようにただ独り歩め。
五十八、 学識ゆたかで真理をわきまえ、高邁・明敏な友と交われ。
いろいろと為になることがらを知り、疑惑を除き去って、
犀の角のようにただ独り歩め。
~ 感謝・合掌 ~