~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
二、ダニヤ
二十二、 牛飼いダニヤがいった、
「わが牧婦(=妻)は従順であり、貪ることがない。
久しくともに住んできたが、わが意(こころ)に適っている。
かの女にいかなる悪のあるのをも聞いたことがない。
神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」
二十三、師は答えた、
「わが心は従順であり、解脱している。
永いあいだ修養したので、よくととのえられている。
わたくしにはいかなる悪も存在しない。
神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」
~ 感謝・合掌 ~