~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
三、犀の角
六十二、 水の中の魚が網を破るように、
また火がすでに焼いたところに戻ってこないように、
諸々の(煩悩の)結び目を破り去って、
犀の角のようにただ独り歩め。
六十三、 俯して視、とめどなくうろつくことなく、
諸々の感官を防いで守り、
こころを護り(慎しみ)、(煩悩の)流れることなく、
(煩悩の火に)焼かれることもなく、
犀の角のようにただ独り歩め。
六十四、 葉の落ちたパーリチャッタ樹のように、
在家者の諸々のしるしを除き去って、
出家して袈裟の衣をまとい、
犀の角のようにただ独り歩め。
~ 感謝・合掌 ~