~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
三、犀の角
六十五、 諸々の味を貪ることなく、えり好みすることなく、
他人を養うことなく、戸ごとに食を乞い、
家々に心をつなぐことなく、
犀の角のようにただ独り歩め。
六十六、 こころの五つの覆いを断ち切って、
すべて付随して起こる悪しき悩み(隋煩悩)を除き去り、
なにものかにたよることなく、愛念の過ちを絶ち切って、
犀の角のようにただ独り歩め。
六十七、 以前に経験した楽しみと苦しみとを擲(なげう)って、
清らかな平静と安らいとを得て、
犀の角のようにただ独り歩め。
~ 感謝・合掌 ~