~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
五、チュンダ
八十六、 「疑いを超え、苦悩を離れ、安らぎ(ニルヴァーナ)を楽しみ、
貪る執念をもたず、神々と世間とを導く人、
―――そのような人を〈道による勝者〉であると目覚めた人々は説く。
八十七、 この世で最高のものであると知り、ここで法を説き判別する人、
疑いを絶ち欲念に動かされない聖者を、
修行者たちのうちで第二の〈道を説く者〉と呼ぶ。
八十八、 みごとに説かれた〈理法にかなったことば〉である〈道〉に生き、
みずから制し、落ち着いて気をつけていて、とがのないことばを奉じている人を、
修行者たちのうちで第三の〈道によって生きる者〉と呼ぶ。
~ 感謝・合掌 ~