浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「ブッダのことば」より。

2016-06-02 00:23:57 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


            二、ダニヤ

二十、牛飼いダニやがいった、
     「蚊の虻もいないし、牛どもは泥地に茂った草を食んで歩み、
     雨が降ってきても、かれらは堪え忍ぶであろう。
     神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

二十一、師は答えた、
     「わが筏はすでに組まれて、よくつくられていたが、
     激流を克服して、すでに渡りおわり、彼岸に到着している。
     もはや筏の必要はない。
     神よ雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」


              ~ 感謝・合掌 ~



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