添付のお写真は聖墳墓教会内の壁に描かれていたイエス様のお顔(?)の
ような絵(写真)です。
この絵についての特に説明文のようなものはありませんでしたが、
取り敢えずカメラに収めたものです。
~ 恩師の御著書「愚か者の独り言」より ~
講演集 一
「自分を犠牲にして愛を与え、差別せず報酬を求めない太陽」
私のとても好きな言葉は「太陽の心」です。
太陽は太陽そのものが燃えさかって、
自らの身を燃焼させ犠牲にして、
その結果として現れた熱と光、つまり慈悲と愛ですね。
この慈悲と愛を他へ与え給うのです。
自分を犠牲にしてその結果として生まれたエネルギーを
他へ与え給うのです。
宗教の宗とは宇宙を示すと書きます。
宇宙を示す教えがほんとうの宗教であり、
しかも最も近い宇宙は太陽です。そして太陽系です。
その最も身近な太陽系が、
生きざまを自分の姿をもって教えて下さるのです。
それは自分を燃え上がらせ、自分を犠牲にして他に慈悲、
愛を与えなさいという姿として太陽の中に表わされています。
どんなものにも差別をしない太陽は、病人も、健康な者も、
身分の高い方も、天皇、大臣、名もない者も、
皆平等に光を与えて下さいます。
私達もすべての人と平等におつき合いせねばなりません。
あの人は都合が悪いから嫌いだというのは、
すでに差別をしているのですね。
私の悪口を言ったからもう相手にしないというのも、これも差別です。
人種差別も、人の好き嫌いも、みな差別です。
いっさい差別してはならないのが神の教えです。
罰を当てない太陽の姿は、神の心を表しております。
神はいっさい罰を当てません。
外に出て太陽に向かって「バカヤロー」と言ってごらんなさい。
太陽がお前には光をやらないぞとは言われません。
燦々と与えて下さいます。