恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第三章 天上界への道
◆宇宙を動かす力とつながる心の内奥◆
先の続き・・・
肉体の五感に影響された理性、知性、本能、感情などから見て、
神社仏閣や教会やお墓や仏壇などを死後の世界とイメージで
結びつけたがるのは、単なる習慣上の思いにすぎません。
まったく想念が浄化され、なんのとらわれもない
自在無礙の空そのものの意識になってしまいますと、
仕切り板がなくなったコップを常に神様から来る光が
サァーッと突き抜けいく状態となります。
その時、この世の現象界にまであの世の実在界の光が完全に通り、
すでに心は自由にこの世とあの世とを往還できるようになっています。
この世に肉体がありながら、もはや心は肉体の五感にとらわれずに、
自由自在に意識を働かせ、
宇宙大に意識が拡大しています。