浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「垂訓」

2023-12-12 00:08:48 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


              第三章 天上界への道

            ◆生き地獄とあの世の地獄◆

不調和な思いの波にさらわれ、
低い所に転落することから自らの心を守るためには、
出て来た嫌な思いや辛い思いをできる限り早く切り替えてしまうことです。
そうすれば、まず生きながら味わう生き地獄に喘ぎがなくなります。
魂の修行の場としてのこの世で出会う人々や起きる出来事の縁に触れ、
様々な課題や試練に遭遇することになります。

けれども、それらを乗り越えて行く時、今迄どうしても乗り越えられず、
自分が直そうとしても直らなかった癖や欠点などがやがて修正できて、
それが自信につながり苦しみは喜びとなります。
私たちは偽我の本当の姿に直面するのを恐れています。
そして、社会で人から期待される、
それぞれの人から都合がいいと見られる自分であろうとして、
仮面をかぶり、偽りの人格をまとってしまいます。
それでいて、自分の嫌な面や醜い面は人から見えないところに押し隠しています。
それが潜在意識にたまり、汚れや曇りとなって心の輝きを失わせてしまいます。
生きている間に真実の自己の姿に直面して、精一杯魂を浄化すべきです。




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