恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第三章 天上界への道
◆癌の激痛から悔い改めて安楽往生した九十歳の老婆◆
先の続き・・・
すると、一時間もしないうちに痛みはすうっと消えてしまいました。
おばあちゃんは、「己が悪かったんじゃ」と言って泣き叫んで、
「神様かんにんしてください。己の生き方が間違っていました」
と泣いて泣いて詫びられたのです。
そこへたまたま本家の兄さん夫婦が見舞いに来られまして、
部屋に入るやその声を聞き、
「このクソ婆は死ぬ時になってもまだお前が悪いと言っている」
と言って、夫婦で顔を見合わされたそうです。
しかし、弟さんが「いやいや、兄さん、違うんや。
このテープをかけると痛みがなくなり、
自分が悪かった、かんにんしてくれなはれと泣き出したや」
と説明しました。
兄さん夫婦も、それはよかったと喜びました。
それから、まったく痛みも苦しみもないまま
三日間安らかに過ごされて、
四日目に安楽往生なさいました。