浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

集い来る過去世に学びし
友がらの一人一人の
愛おしきかな

「心行の解説」より。

2013-10-16 01:02:00 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                  ~ 恩師の「心行の解説」より ~


               「われいま見聞し正法に帰依することを得たり」


         私たちは今、目で見せてもらい或いは耳で聞かせてもらい、
         正しい御教えを見、聞くことをして「この正しい教えに帰依することを得たり」です。
         「帰依」とは「南無」です。南無阿弥陀仏・南無妙法蓮華経など、
         みな南無が付いておりますけれど、この南無と言うのは字で書きますと、
         南が無いと書きますが、これはインドの言葉では「ナーモ」というのが、
         帰依するという意味で、「私はあなた様の教えに従います。
         あなた様の教えを素直に、日々の生活において実践いたします」というのがナーモ、
         つまり帰依するということです。


                       ~ 感謝・合掌 ~





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「心行の解説」より。

2013-10-15 00:22:53 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                ~ 恩師の「心行の解説」より ~


        「この現象界は神仏よりいっさいの権限を光の天使に委ねしところなり
                光の天使は慈悲と愛の塊にしてあの世この世の諸霊を導かん」


    現象世界は、神仏から光の天使にいっさいの権限を委ねられた世界です。
    では、光の天使は総理大臣になるのか、大統領になるのかというと、
    それは物質世界のことです。「心の世界」におけるいっさいの権限を、
    光の天使が持っておられるのです。

    光の天使とは、例えばお釈迦様であり、イエス様であり、或いは高橋信次先生であり、
    こういう方々に、神はこの形として現れた心の世界のいっさいの権限を委ねておられます。
    私たち一人ひとりの心の目覚めを、そして心の目覚めによって一人ひとりを幸せにしていく
    権限を神からまかされたお方が光の天使です。


                    ~ 感謝・合掌 ~




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「心行の解説」より。

2013-10-14 04:07:09 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

               ~ 恩師の「心行の解説」より ~


           「光の天使すなわち諸如来・諸菩薩のことなり」


     この菩薩・如来というのは、魂の段階の名称ですね。
     人間界がありまして、あの世に帰って幽界に入ります。
     それから霊界に入って、神界へ入ります。
     次はアチャリア(阿闍梨)、それからアラハン(羅漢)、
     さらに菩薩、次が如来、そういうその方その方の魂の段階の呼び名があります。

     高い段階に上られたお方は、見えない世界の中で上に上がられたのかといいますと、
     そうではないのです。それはこの現象界に肉体となって現れ、五十年、百年の間に
     どれだけ良き行いを積まれたか、どれだけ過ちを少なく生きられたか、
     それによって段階が変わります。
     転生の過程でどれだけ良い行いを積み、どれだけ多くの人をお救いさせてもらったか、
     その結果において、魂の段階がだんだんど上にあがります。


                  ~ 感謝・合掌 ~




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「心行の解説」より。

2013-10-13 01:32:09 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                  ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                 「神仏と表裏一体の諸霊は光明に満ち」


           神仏と表裏一体の諸霊とは、いったいどういうお方でしょう。
           神仏と表裏一体、この紙一枚を見ましても、紙には表と裏がございます。
           表が神様なら、裏が表裏一体になられたお方、神仏と一つになってしまわれてお方ですね。
           こういう諸霊は光明に満ち、光り輝いておられます。
           佛教ではこのようなお方を如来様とか菩薩様とか言っています。

           仏像はみな黄金に造られています。
           みなといいましても黒い仏像もありますけど、仏像には黄金を塗って、
           後ろに後背といいまして光がつけてあります。
           これは光明に満たされておられるお姿を彫刻し、或いは絵画として描いたものですね。
           そういうふうに神様と表裏一体までご自分を高められたお方、光り輝くお方、
           或いは光明燦然たるお方が、つまり如来、菩薩様です。


                      ~ 感謝・合掌 ~





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「心行の解説」より。

2013-10-12 02:47:14 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                  ~ 恩師の「心行の解説」より ~


          「実在の世界にあって諸々の諸霊を善導する光の天使なり」


         これは、この世だけではありません。またあの世だけでもないのです。
         良き行いをしてくれるお方は、この世の方も救ってくれますし、
         あの世に帰れば、あの世の方も救うのです。
         あの世に帰ってもまた、迷える諸霊を救うお仕事をしていただけますね。

         だから、あの世もこの世も変わらないということです。
         良き行いをしていただきますと、この世の方も光に満ちますし、あの世に帰っても、
         また周りを光に満たしていきますね。
         こういう方を光の天使と呼ばせてもらうのです。


                      ~ 感謝・合掌 ~




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「心行の解説」より。

2013-10-11 03:10:35 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                     ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                   「神仏と表裏一体の諸霊は光明に満ち」


              神仏の心を自ら実践した時、そのお方は光輝いています。
              そのお方はもう神の心、お日様の心であり、自分が行う数が多くなるほど、
              そのお方はお日様のように光輝いて当然です。その光は、
              周りに集う方々を安らぎ、喜びに満たしていきます。また闇を払っていきます。
              しかも、神仏と表裏一体になるまで良き行いを積んで戴いたお方は、
              光明燦然として光に満ち輝いています。


                        ~ 感謝・合掌 ~





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「心行の解説」より。

2013-10-10 03:05:24 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                            ~恩師の「心行の解説」より ~


                  「この段階は神仏の心と己の心の調和度による光の量の区域なり」


                   この段階というのは、神仏の心に自分の心がどれほど近づいているか、
                   その人の光の量によって分けられます。
                   神仏の心と己の心の違いを、まず知ることですね。

                   いつもお話しておりますように、神仏の心に近づこうと思えば、
                   自分が神仏の心を知らなくては近づけません。
                   己のいやらしさ、己の罪の深さを知ろうと思えば、
                   自分の持っている悪い癖、欠点を知ることによって、
                   自分を知ることができますし、神仏の心に近づこうと思えば、
                   神仏はどのようなお気持ちでいて下さるかを、まず自分が知ることですね。


                                ~ 感謝・合掌 ~



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「心行の解説」より。

2013-10-09 00:56:54 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                          ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                          「意識の調和度により段階あり」


                   来世は、その方その方の意識の調和度によって段階があり、
                   それはその方が、この現象界でどれだけ良き行いをしてきたか、
                   その良き行いの数によって、意識の段階が分かれます。

                   もし過ちを多く犯しておれば、意識は低くなりますし、
                   過ちを止めて、良き行いを多く積めば積むほど、今の肉体を持っておりましても
                   その方の意識は上がっていくのです。            


                               ~ 感謝・合掌 ~





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「心行の解説」より。

2013-10-08 03:57:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                           ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                「来世は次元の異なる世界にして現象界の肉体を去りし諸霊の世界なり」


                 来世は次元の異なる世界です。
                 私たちが住まわせておりますこの世といいますのは、三次元の世界と聞いております。
                 あの世に帰りますと四次元以降の世界で、次元が違うのですね。
                 三次元と四次元という、この全く違う世界へ私たちは帰っていきます。

                 その次元の異なる世界である期間を過ごしまして、
                 またこの現象の、物質の世界へ生まれ出てくるのです。
                 これを輪廻転生と説かれています。


                              ~ 感謝・合掌 ~




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「心行の解説」より。

2013-10-07 02:36:14 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                             ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                     「神仏より与えられし慈悲と愛の環境なることを感謝すべし」


                この現象界といいますのは、私たちが修行させていただくために、
                神から与えて戴いた慈悲と愛の環境です。太陽の熱、光こそ慈悲と愛であると、
                高橋信次先生は説かれました。この熱と光一つを見せて戴いても、これは無限の神の恵みです。
                神から与えられた慈悲と愛の環境に、常に感謝することです。

                私たちは余りにも感謝を知りませんでした。太陽の熱、光に対して「有難いなぁ~」と
                思っているでしょうか。或いは見えない空気中にも私たちの生存可能な量だけの酸素を
                ちゃんと戴いているのであって、もし酸素の量が少しでも多ければ目がつぶれてしまうし、
                もっと少なければ息ができません。
                それをちょうど苦しくないだけの適量を与えて戴いているのですが、この酸素一つを
                思わせて戴くだけでも、私たちはどれほど感謝しても感謝のし過ぎということはありません。


                                ~ 感謝・合掌 ~





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「心行の解説」より。

2013-10-06 01:32:57 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                            ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                            「われら生命意識の修行所なり」


                   私たちは肉体を持って一人の人間となって現れておりますが、
                   ほんとうは生命意識を、命を持った、そしてものを考えることのできる一つの生命なのです。

                   「生命意識」とは、命があって、しかも考える意識を持っているということですが、
                   その意識は悪い癖、欠点を持っております。無くて七癖、有って四十八癖というほど、
                   悪い癖、欠点を持っており、それを修正してゆくのが私たちの魂の修行になるのですね。


                                 ~ 感謝・合掌 ~




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「心行の解説」より。

2013-10-05 00:38:32 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                ~ 恩師の「心行の解説」より ~


         「熱 光 環境 いっさいを含めてエネルギーの塊にして」


        この世のあらゆる物質は、すべてエネルギーによって成り立っています。
        私たちがお日様から戴いている熱、光、あるいはストーブの熱、ガスの熱も同じことです。
        与えてもらっている環境そのものいっさいを含めて、エネルギーの塊です。
        すべてのエネルギーによって形となって現れているのですね。


               「この現象界の地球も神体である」


           と、いうことに目覚めた時、
           とても安心して生活させてもらうことができます。
           誤った思想、習慣、また良い悪い方位方角などと言いますが、
           神の御神体に不浄なる所、いけない場所のあるはずがありません。
           そういうものにできるだけ頼らないように、
           偉大な聖者お釈迦様は、占いに頼ってはならないとおしゃっています。

           「人が惑い少なく、苦しみ少なく生きるには星を占ってはならない。
           天変地異を占ってはならない。あらゆる相を占ってはならない。
           そのように生きる時、人は迷い少なく苦しみ少なく生きるであろう」
           と、説かれました。


                   ~ 感謝・合掌 ~







 

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「心行の解説」より。

2013-10-04 00:50:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                     ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                「現世は生命・物質不二の現象界この世界のことなり」


            過去世とは、実在界と現象界を体験したその世界であり、
            現世といいますのは、現象界すなわちこの世のことで、今の私たちです。
            今の私たちは物質と生命、つまり私たちの肉の体と、
            これを動かしている生命の二つが、一つになった世界にいます。


              「神様に詣りするにはどこそこへ行かなければいけない」とか、
              「神様の便所を掃除したらうまいこといくのや」とか言いますが、


              この地球そのものが神の御神体です。それなのに、
              定められた場所に行かなくては神様はおられないということなど
              あるはずがありません。
              どこへ行きましても神の慈愛は満ち満ちております。
              たとへトイレの中であっても、生まれたままの姿でいるお風呂の中であっても、
              神の慈愛は満たされています。
              地球は御神体であり、しかも神殿です。


                         ~ 感謝・合掌 ~




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「心行の解説」より。

2013-10-03 02:22:14 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                            ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                          「過ぎ去りし実在界と現象界の世界なり」


               現象界といいますのは、形となって現れた世界、「色即是空」の「色」の世界であり、
               私たちがこの世で目に見ることのできるすべてが現象の世界です。
               つまり「この世」のことで、物質化現象の世界、物質と化して形となり現れた世界のことです。

               実在界といいますのは、ほんとうに在る世界、般若心経で説かれている「空」の世界です。
               「空」とは実体が無いということですね。たとえば、一杯のお茶は皆の目に見えますから、
               そこに在ると思いますが、この世に形をこしらえて現れているだけで、
               「頂戴します」と言って飲みましたら、もうこの世から実体は消えてしまいます。
               実在界とは、ほんとうは象の無い世界のことを言っております。
               象がないからこそ、永遠に実在しているという見方です。


                                 ~ 感謝・合掌 ~




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「心行の解説」より。

2013-10-02 01:31:48 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                            ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                        「過去世は己が修行せし前世 すなわち、
                            過ぎ去りし実在界と現象界の世界なり」


               過去世とは、過去に生きていた世界と、そして死んだあとで過ごした世界、
               この二つをさしています。
               つまり過去に生き、死んで何年間かあの世で生き、そして今現在に生まれています。
               過去世は生命流転の過程ですから、何回も何回も生まれ変わっております。


                            「わたしは神を信じません」


               と、この世に神様がいないという方がありますが、神を受け入れることのできない人は、
               自分から神をお断りしているのですから、迷わざるを得ません。
               死んだら一番早く迷いの第一号となります。
               第二号はあの世を信じない人です。「あの世なんかあるものか」という人は、
               自分が全然ないと信じていた世界へ、死んだら入っていくのですから、迷わざるを得ません、
               迷いの第三号は執着を持つ人です。執着を持つと、自分の心がそこに留まります。

               第四号は心の砂袋を持つ人です。この砂を軽くしないと、死んでから絶対に上にはあがれません。
               重いものが上にあがるはずがないのは自然の法則です。
               閻魔さんが瑠璃玻璃鏡と釘抜きをとを持ってきて、「お前は何をしたか、嘘をついたらこの鏡にみな映る」
               と言われ、もし嘘をついたら舌を抜かれるという話がありますが、あれは嘘です。
               自分が拵えて、自分が迷い、自分が過ちを犯して、自分の心を重くして、重いから沈んだだけのことで、
               閻魔さんなどいるはずがありません。軽い人は軽いがゆえに浮き上がっていくだけです。


                                 ~ 感謝・合掌 ~






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