絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

セイヨウナツユキソウ

2009-06-30 17:02:52 | 花おりおり
 セイヨウナツユキソウ (バラ科)
白い小花の集まりはふんわりとしたワタアメのようです。
キョウガノコの白花?と思うくらい葉も花も似ています。

《全草にサリチル酸誘導体を含み、解熱、利尿剤として用いる。
外用として外傷、潰瘍などの治療にも使用する。
湿った草地に群生し「草原の女王」などといわれる。》

純白なドレスの女王様・・・群生している様を想像するも楽しい。


キョウガノコの白花種を夏雪草といい、その花の姿が似ているので
夏雪草の名を借りて外国産なので西洋を付けて「西洋夏雪草」

花はハーブティーやお菓子の香り付けに使われるそうです。

原産地:西アジア、ヨーロッパ、モンゴル
花期 :6~8月

ビャクブ

2009-06-29 14:44:05 | 花おりおり
 ビャクブ (ビャクブ科)

1、5cm足らずの花ですがキリッとした姿が美しいビャクブ。
つる性で地味な花は目立ちませんが心引かれます。
薬科大の説明板によると
根を百部根(びゃくぶこん)といい皮膚寄生虫駆除(しらみなどの駆除)に用いる。
有毒成分はアルカロイドのステモニン、ステモニジン。

中国原産、江戸時代に薬草として渡来。         隣のウマノスズクサに付いていた蛹。綺麗な蛹はどんな蝶に変身するのでしょう。
  

五味子

2009-06-28 21:40:17 | 花おりおり
五味子 (マツブサ科)
2年位前に韓国料理店で食事。
食後のデザートを各人違ったものをということで私が選んだデザートは
五味子のぜりー、鮮やかで透き通るような赤。美しいデザートでした。 
その時五味子って何でしょうね?
と、話しながらも、そのうち忘れて・・・・。

今年の5月に薬科大で五味子の花を見て、あの鮮やかなデザートを思い出し、
先日又薬科大へ行き葡萄のように房になって垂れる五味子の実を発見!
まだ緑色ですが、熟す頃には赤くなる。

韓国では実を乾燥させたものを五味子茶として飲まれているそうです。
(赤いお茶だそうです)

五味子の意味は「酸、苦、甘、辛、鹹」の五つの味をもつことから。

滋養強壮、虚弱、鎮咳、気管支炎、喘息などの痰の多い時や下痢などにも応用する。


アカメガシワ

2009-06-27 23:15:04 | 花おりおり
 アカメガシワ (トウダイグサ科)

やや背の高い木に咲く見慣れない花?
葉に少し赤みが残っているそうです!アカメガシワでした。
雌雄異株。円錐花序の淡黄色の花は雄花です。
甘い香りがするそうですが、残念ながら匂いまで気が付きませんでした。
昔はカシワのように葉に食物を盛った事が名前の由来。

  

                                     4月、芽立ちの頃のアカメガシワの葉は花よりも美しい
樹皮に苦味物質を含み、胃腸薬に用いる。

分布:本州、四国、九州 
    二次林に多く日当たりのいい空き地や川の土手などに生える落葉高木
花期:6~7月

キリンソウ

2009-06-27 00:32:30 | 花おりおり
 キリンソウ (ベンケイソウ科)

蝶を呼ぶ花でしょうか?数匹の蝶が飛び交っていました。
黄色い花が黄緑がかった葉によく似合い美しい。

春の若芽は山菜として食べられるそうです。
又、江戸時代には救荒植物として飢饉に備えてキリンソウの全草を
茹でて日干しにして乾燥させて保存食にしたそうです。



茎葉頂部に黄色い小花が輪のように密に付く様子を黄花の1輪にたとえて
「黄輪草」と名が付いた。

山地の乾燥した草原や崖地、海岸などに生える多年草。

分布:北海道、本州、四国、九州
花期:6~8月

ベラドンナ

2009-06-25 23:08:55 | 花おりおり
ベラドンナ (ナス科)

東京薬草園と薬科大で咲いていたベラドンナ。
俯き加減に咲く濃紫色の花は気品があり麗夫人を連想させます。
茶花にもなりそうな静けさをも感じさせられます。

私が感じた貴婦人との意味が違いますが・・・・・
昔ヨーロッパではこの植物の液を点眼すると瞳が拡大。
瞳が大きく輝くように見えることからベラドンナ(麗しの貴婦人)の名が付いている。

又「悪魔の草」という名もあるそうです。
この草を食べたり飲んだりすると精神が錯乱死んだようになる。

全草毒草のこの植物には「アトロビン」とよばれる成分含まれていて
オウム真理教事件でサリンの解毒剤として活躍?したそうです。
まさに、毒と薬は紙一重です。

  

原産地:ヨーロッパ
花期 :5~6月

オリヅルラン

2009-06-24 23:50:59 | 花おりおり
 オリヅルラン(ユリ科)

斑入りの細長い葉がいかにも涼しげで長年愛されてきた観葉植物オリヅルランは
ランの名前が付きますがラン科ではありません。
葉間からランナーを出し子株を付けます。
その子株の様子が折り鶴に似ていることから「折鶴蘭」

  

原産地:南アフリカ
花期 :5~6月
花言葉:祈り、子孫繁栄

箱根

2009-06-23 23:00:14 | Weblog
20,21日、義姉と私たち夫婦の3人で主人が勤めていた会社の箱根の保養所へ行って来ました。
子供が小さかった頃よく利用した保養所ですがOBも利用できると聞き
懐かしく申し込みました。
箱根湯本に早めに着いたので送迎バスが出ているベコニア園へ・・・
ベコニア園の中は色とりどりのベコニアの花で華やか!別世界です。
 


水に浮かべた花も素晴らしい!                    シンプルな白い花は妖精のようです。


アスパラガス・デンシフロルス(観賞用アスパラです)
ユリ科、クサスギカズラ属。5mm位の花が愛らしい。秋には赤い実が成るそうです。


箱根湯本から登山電車はゆっくりとジグザクに登ります。
時々降る雨に濡れた紫陽花は生き生きと素晴らしい!!
ケーブル、ロープウェイーに乗り継ぎ姥子まで・・・
ロープウェイーから下を見ると深い緑の中に星を散らしたように咲く
ヤマボウシに目を奪われました。
つる紫陽花、クマノミズキ、朴の木・・・高木のため下から見るだけの花でしたが
上から見る花は一味違って感動でした。

山荘は昔と変わらず思い出話も弾みます。

翌日は雨、連れ合いも疲れ気味なので海賊船に乗り帰路に付きました。
天気が良ければ富士を見ながら。。。。
残念なことに途中からは景色さえ見えなくなりました。
富士を見に又おいでと言うことでしょうか(笑)


トチバニンジンとオタネニンジン(朝鮮人参)

2009-06-22 21:22:11 | 花おりおり
 トチバニンジン (ウコギ科)

朝鮮人参によく似た人参、トチバニンジンの花
丸い花房。小さな淡緑色の花は愛らしい。
初秋には赤い実になるそうです。
分布:北海道南部、本州、四国、九州の山林

 葉が栃の葉に似ているので「栃葉人参」

{オタネニンジン(朝鮮人参)}
東京薬草園のオタネニンジン(朝鮮人参)は暑い日差しを避けるため
寒冷紗に守られています。
花は終わり実が付いています。
 朝鮮人参

朝鮮人参は根が肥大するのに対しトチバニンジンは根茎が肥大し結節がある。
薬効は朝鮮人参は滋養強壮、新陳代謝減退に用いる。
トチバニンジンは件胃、去痰作用、消化不良、食欲不振などに用いる。

分布中国東北部、朝鮮半島

ダルマノリウツギ

2009-06-20 23:02:53 | 花おりおり
 ダルマノリウツギ (ユキノシタ科)

ノリウツギによく似ていますがダルマの名が付いています。
花序が円錐形のノリウツギより短いのでダルマでしょうか?
丸い装飾花が可愛い!

ノリウツギは最後まで白い花。
ダルマノリウツギは終わりごろには薄紅色になるそうです。