絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

キンミズヒキ

2008-08-31 22:05:43 | 花おりおり
キンミズヒキ (バラ科)

夏から秋にかけ山野に生える高さ50~90cmの多年草。
長く伸びた茎の上部に5弁の黄色い小花を穂状につける。
その細長い花序をタデ科のミズヒキにたとえ
「金水引」という美しい名がついている。

漢方では生薬名を「龍牙草」又は「仙鶴草」といい
止血剤や抗菌、消炎、鎮痛、健胃などに用いられる。

分布 :北海道、本州、四国、九州
花期 :7~9月
撮影地:日野市


ニイニイゼミ

2008-08-30 23:12:19 | 花おりおり
ニイニイゼミ

この所の雨続きで蝉たちも名残の夏を楽しむことが出来なくて
少々可哀想ですね。
先日何十年振りかでニイニイゼミを見ました
子供の頃、蝉といえばニイニイゼミだったのに、
東京に出てきてから一度も見たことがありませんでした。
地味で小さな体は透き通って美しいヒグラシやツクツクホウシほどの
人気はなかったのですが、こうして出会ってみると懐かしく嬉しいですね

分布は日本全土のようですが大きな油蝉やミンミン蝉に負けてしまうのでしょうか?
気候も関係している???(クマゼミが東京近辺で見られるようになったとか)

有名な芭蕉の句の蝉は油蝉説とニイニイゼミ説があります。
懐かしさでニイニイゼミに1票です




マートル

2008-08-29 21:29:20 | 花おりおり
マートル (フトモモ科)

昭和記念公園のハーブガーデンで見つけた美しい花「マートル」
始めてみた花、名前でした。
蕊が長く優しい感じはお茶の花に似ている???花色は純白です。
和名は「銀梅花」だそうです。
銀色の梅の花・・・・素敵な名前です。

ヨーロッパでは「祝いの木」「愛のアフロディーテの神木」と呼ばれ
結婚式のブーケに使われるそうです。
ハーブとして花は生のままサラダなどに
葉は肉料理の風味付け。
ポプリとしても活用。(消炎、鎮痛、抗菌)

耐寒性もあり関東地方でも栽培できるようです。

原産地:地中海沿岸







オオベニタデ

2008-08-28 23:39:03 | 花おりおり
オオベニタデ (タデ科)

草むらの中で紅色の花穂を垂れている蓼の花。
秋が来たことをいち早く教えてくれる花です。
そのタデ科の花の中でも一番大きい花をつけるオオベニタデ(大紅蓼)
花穂は長さ10cmもあり垂れ下がって咲く様子は風情があります。

観賞用に栽培されたものが野生化し
時には河原や荒地などでも咲いていることが有ります。

原産地・インド、マレーシア、中国
花期 :7~10月
撮影地:大宮

ノウゼンカズラ

2008-08-27 21:43:38 | 花おりおり
ノウゼンカズラ (ノウゼンカズラ科)

真夏の太陽が似合う花ノウゼンカズラもそろそろ終わりごろですね。
駅への通りのお宅の垣根のノウゼンカズラは歩道に花を散らします。
1日花。綺麗な形のまま落花。。。。。
踏みしだくには可哀想と誰しも想いは同じようで
皆そ~っと周って通ります

花言葉は「名誉、栄光」
オリンピックのメダリスト達に捧げたい花です

子供の頃見たことがなかった花だったので
戦後の渡来かと思っていましたが
なんと平安時代に渡来したそうでビックリです

原産地:中国
花期 :6~8月


メハジキ

2008-08-26 23:36:57 | 花おりおり
メハジキ (シソ科)

葉や草丈が大きいのに花は小さい。
しかしピンクの花は可愛く幼子のように愛らしい
「目弾き」別名「ヤクモソウ」
子供が短く切った茎を瞼に挟んで目を開かせて遊んだから「メハジキ」なんだそうです
野原や荒地に生える高さ0,5~1,5cmの多年草。

花に時期の全草を採り、乾燥させたものを産前産後の保健薬とした所から
「益母草」ともいう。

分布 :本州、四国、九州、沖縄
花期 :7~9月
撮影地:昭和記念公園


サルスベリ(百日紅)

2008-08-25 23:57:39 | 花おりおり
サルスベリ (ミソハギ科)

夏の木の花の代表的な花サルスベリ。
花期が長いことから「百日紅」と書きます。
街路樹や公園などに植えられ見事な大木を見ることもあります。

最近、矮性種もあり、花を間近で見ると縮れた花弁が可愛い~
色も多彩になり目に優しく、暑さをひと時忘れさせてくれます。

原産地:中国 (江戸時代に渡来)
花期 :7~9月




朝顔

2008-08-24 13:27:24 | 花おりおり
アサガオ  (ヒルガオ科)

種を蒔いた時期が遅かったので他所様のアサガオからかなり遅れ
ようやく朝顔が咲き出しました。
3年前お嫁さんが入谷の鬼子母神の朝顔市から送ってくれた「団十郎」です。
(歌舞伎俳優の団十郎が好んだ茶色から「団十郎」とういう名)
薄茶色の花は多々ある朝顔の種のなかでもひと際高貴な感じがします。

古代中国では朝顔は高価な薬で牛と取引されたほど。
漢名の「牽牛(けんぎゅう)」それにちなむ
「牽牛子(けんごし)」と呼ばれていた。

日本には奈良時代末期に遣唐使がその種を薬として持ち帰った。
奈良時代、平安時代には薬用植物として扱われていた。
その時代では百薬の長として珍重された。
今でも漢方では種子を下剤や利尿剤に使われているそうです。

鷹の羽ススキ

2008-08-22 23:58:16 | 花おりおり
鷹の羽薄(イネ科)

秋の七草の一つのススキ。
日本全土何処ででも見る事が出来、茅とも呼ばれ茅葺屋根として利用。
最近は茅葺の家を見かけなくなりました。

このススキは葉に矢羽形の淡黄斑があり「鷹の羽ススキ」「矢羽ススキ」
と呼ばれています。




オミナエシ

2008-08-21 21:13:44 | 花おりおり
オミナエシ(女郎花) オミナエシ科

秋の七草のひとつオミナエシ。

昔は「をみなへし」と書き「をみな」はのち女性一般を意味する「女」に
転じた語だそうですが、もともとは、美女、佳人を意味したそうです。

女郎花という漢字をあてるようになったのは平安時代以後
女郎は本来、貴族の令嬢、令夫人を称する一種の敬語です。

その名に相応しく、たおやかで優しい花色は誰からも愛されます。

漢方では根を敗醤根と呼んで消炎や排膿などに用いる。

分布 :沖縄を除く日本全土
花期 :8~10月
撮影地:昭和記念公園