絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ヒヨドリジョウゴ

2008-09-29 14:23:22 | 花おりおり
ヒヨドリジョウゴ (ナス科)

小さな花と赤い実ヒヨドリジョウゴがもう赤い実をつけていました。
8月頃の一番花だったのでしょう。
赤い艶やかな実は有毒だそうですが、薬として古くから用いられていたようです。

福島地方の民間療法として帯状疱疹に又、
中国では「白英」といい生薬名を「白毛藤(パイマオテイン)」
解熱、解毒、利尿に用いられる。

ヒヨドリジョウゴの名の由来はヒヨドリが好むから・・・・というも
ヒヨドリが食べている姿を見たことのある人はあまりないらしい
しかし響きのいい名前を貰って幸せですね。
晩秋に美しい実を風に揺らす・・・・
観る人の心にもほんの少し幸せのお裾分けでしょうか?

花期 :8~9月  蔓性多年草
撮影地:日野市

大相撲秋場所観戦

2008-09-28 23:48:35 | 花おりおり
昨日国技館へ相撲を見に行ってきました。
相撲は若貴時代に一度見に行ったことがあります。
その時は二階椅子席でしたが今回はなんと升席です。
どういう風の吹き回しか(笑)息子が招待してくれたのです。
最初渋っていた連れ合いも「冥土の土産に行こう!」と重い腰を上げました。
3時前に国技館前。
力士や行司さんの幟がカラフルで美しい
沢山の人が行列何事??
場所入りする力士を見るためでした。
力士が通るたび鬢付けの匂いが・・・・
観戦気分も高まります
を呑みながらワイワイしたり声援!
化粧まわしの美しさ、土俵入りの迫力!
TVで見るよりも美しく見えます。
朝青龍が休場其れが少々残念でしたが
楽しくてあっという間に過ぎてしまった3時間でした。






逆さごと

2008-09-26 17:41:35 | Weblog
仕事先のお宅の娘さんが亡くなり今日葬儀でした。
5年前から尿管膜癌という難病との闘い・・・・
薬石効無くとはこのことですね

環境の変化に落ち着かない小学三年生と5歳の男の子。
憔悴の母親・・・・
見るのも辛く涙が落ちるばかりでした。
逆さごとは辛いです。
何をいっても慰めにはならないような気がします。

ただ、ただ・・・・冥福を祈るばかりです


ヌスビトハギ

2008-09-25 23:03:43 | 花おりおり
ヌスビトハギ (マメ科) ヌスビトハギ属

果実の形をしのび足で歩く盗人の足の形に見立てた???
動物の体や洋服などに気付くことなく付いてくる。
写真を撮ろうと少々近づいただけなのに。。。。
洋服のアチコチにシッカリと張り付いている果実を発見!
見事な繁殖手段です。

写真のヌスビトハギは多分「オオヌスビトハギ」だろうと思います。
花も少し大きくて果実は少し長めの半月でした。

分布 :関東地方以西、四国、九州
花期 :8~10月
撮影地:調布

アメリカオニアザミ

2008-09-24 22:11:23 | 花おりおり
アメリカオニアザミ (キク科)

全身刺だらけ、これ以上刺は付けらない・・・・と
いうくらい刺で防御しています。

アメリカと名がついていますが原産地はヨーロッパ。
穀物などに種が紛れ込み渡来。
荒地や道端で生育する帰化植物です。

心にはこんなに沢山の刺を持つアザミを咲かせたくないですね。

原産地:ヨーロッパ  2年草
花期 :6~9月
撮影地:調布市

マツヨイグサ

2008-09-22 15:22:18 | 花おりおり
マツヨイグサ(待宵草) アカバナ科 (マツヨイグサ属)

砂浜一面に黄色い星を散りばめたようにマツヨイグサの花が咲いていました。
夜咲く花ですが、涼しくなったこの時期、昼頃まで咲いています。
江戸末期に渡来。はじめヤハズキンバイと呼ばれ庭に植えられていたが
繁殖力旺盛で現在は各地の海岸や河原などに野生化している。
花径は3~5cmしぼむと赤くなる。

「富士には月見草がよく似合う」太宰治の言葉や竹久夢二の「宵待草」は
花の大きいオオマツヨイグサだろうといわれています。
マツヨイグサやオオマツヨイグサは江戸時代から明治にかけて渡来した帰化植物。
日本には自生種はないそうです。

余りにも日本の風景に馴染んでいて帰化植物とは・・・・驚きです。

原産地:チリ
花期 :5~8月
撮影地:犬吠埼

ハマユウ

2008-09-21 22:06:37 | 花おりおり
ハマユウ (ヒガンバナ科) ハマオモト属

暖かい海岸の砂地に生えるハマユウ(浜木綿)
灯台近くの崖に咲いていたのですがどうしても撮ることが出来ませんでした。
諦めて帰り道、あるホテル前に咲いている浜木綿を発見。
多分最後の花?糸が垂れたような個性ある花です。

浜木綿は、図鑑にはハマオモト(浜万年青)別名がハマユウと載っていました。  

浜万年青、常緑の葉が万年青に似ているから。

浜木綿、 白い鱗形を木綿(ユウ)にみたてたもの。
     木綿はコウゾの繊維から作った糸のことでこの糸で
     祭事の榊につける幣をつくる。
     白い花が木綿(ゆう)に似ているからという説もある。

万葉集にもハマユウとして詠まれているらしいので
やはり、浜万年青より浜木綿ですね。

分布 :関東地方以西、四国、九州
花期 :7~9月
撮影地:犬吠埼
     
     

コマツナギ

2008-09-20 23:15:11 | 花おりおり
コマツナギ(駒繋ぎ) マメ科

茎は細いが馬をつなげるほど丈夫だということで「駒繋ぎ」
草地や川の土手、道端など日当たりのいい所に群生。
高さ40~80cmの草本状の小低木ですが
風の強い犬吠埼では横に這うようにのびていました。
花はそれぞれにその環境に適応していくものなのですね。
逞しい花たちがエールを送ってくれているような気がしました。

分布 :本州、四国、九州
花期 :7~9月
撮影地:犬吠埼

ツルボ

2008-09-19 21:11:05 | 花おりおり
ツルボ (ユリ科)

わが居住地域ではヒョロッと背が伸び
他の草の上方で花を咲かせるツルボですが
犬吠崎で見たツルボは強風に耐えるため草丈は低く、
他の草の間から揃って顔をのぞかせている姿は愛らしい。

別名はサンダイガサ(参内傘)
公家が参内するとき、従者がさしかけた長い柄の傘を
たたんだ形と花序が似ていることによる。

なんて優雅な名前でしょう。
名前一つで見る目が違ってくるような気がします。

分布 :日本全土
花期 :8~9月
撮影地:犬吠埼

ハマゴウ

2008-09-18 23:09:55 | 花おりおり
ハマゴウ (クマツヅラ科)

犬吠埼灯台の北側の砂浜で咲いていた青紫色の花、
ハマゴウです(ピンク色の花も少々ありました)
葉は固そうで裏面は白色の毛が密集・・・。

それは、強い日差しに耐えるため。
塩分を通さないため、水を沢山蓄えておくためなのだそうです。

海岸の砂地に生える小低木。
枝葉に芳香があり、古くは香として用いられたため
「浜香」と呼ばれたといいまた「浜這」の意ともいう。

分布 :東北南部から四国、九州、沖縄
花期 :7~9月
撮影地:犬吠埼