絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ノハラアザミ

2010-07-31 23:25:52 | 花おりおり
ノハラアザミ  (キク科)

昨日は巨大なアザミでしたので、今日は見慣れた小さなアザミです。
見慣れた・・・と言ってもここ近年数が減ってきたような気がします。

草原で咲くアザミは可憐です。

棘があるにもかかわらず優しい花です。



乾いた草地に生える高さ0,4~1mの多年草。
総苞は鐘形。総苞片はややそりかえる。

蝶とも仲良し^^


分布:本州中部地方以北
花期:8~10月


アーティチョーク

2010-07-30 11:17:26 | 花おりおり
アーティチョーク  (キク科) チョウセンアザミ属

巨大なアザミ???
頭花は大人の拳大ほどもあります。

  

若い蕾を食用とする。
元は野生のアザミだったものを古代ギリシャ、ローマ時代以降品種改良がすすみ
現在の姿となる。

蕾の大きさは5~15cm
食用部分はでんぷん質が富んでおり食感も芋に似ているそうです。
水溶性食物繊維に富む。

切花として見た事がありますが食用となることは知りませんでした。



日本には江戸時代にオランダから渡来。
野菜としての栽培条件が悪いのか、余り栽培されていないようです。



原産地:地中海沿岸
花期 ;7~8月

アカンサス

2010-07-28 23:42:50 | 花おりおり
アカンサス (キツネノマゴ科)

花茎は人の背丈ほどもあり、アザミに似た大きな葉を広げているアカンサス。
大きくても地味な色合いが幸いしています。
その姿は、品のいい紳士を思わせる。

 

アザミに似た形の葉は古代ギリシャ以来建築物や内装の装飾モチーフとされる。
古代ギリシャのコリント様式の柱の頭部はこのアカンサスなのだそうです。

日本には大正時代に渡来。
庭園などで植栽されている。
耐寒性もあり、東京近辺では路地でも育ちます。

  

原産地:地中海沿岸
花期 :6~7月

オニユリ

2010-07-27 23:56:17 | 花おりおり
オニユリ (ユリ科)

オニユリを見ると子供のころ花弁をそーっと潰し花弁の付け根(?)のところから
息を吹き込み膨らませて遊んだことを思い出します。
遊び道具の少なかった時代、こんな花も遊びの道具となった。
花自体は毒々しく好きな花ではありませんでしたが
歳を取ると懐かしさが先に立ち、オニユリも又よきかなです。



葉には柄がなく、基部に黒紫色の球芽ができる。
球芽を付けるユリは日本ではオニユリだけのようです。

古くから栽培されていて人里近くではしばしば野生化している。



小さい球芽を何個か頂いてきました。
何年後か・・・・を楽しみに・・・。

分布:北海道、本州、四国、九州
花期:7~8月

レンゲショウマ

2010-07-26 11:49:18 | 花おりおり
レンゲショウマ (キンポウゲ科)

4月ごろ我が家のツクバイの傍に勢いのいい葉が出てきました。
余りに勢いがいいので様子を見ることにする。
(昨年も出てきて葉を刈り取ったような記憶・・・・)

6月になり花茎が伸びてきて蕾が???
レンゲショウマにそっくり

 

まさか・・・その時点では植えた記憶がなかったのです

ここ連日の猛暑日木陰に植えてあるにかかわらず蕾が落ちます

蕾が膨らみ始めて、やっと思い出しました。
一昨年生協から苗を買ったことを・・・・・

危ないですね・・・ボケの始まり???
買った当時は根っこだけでだったので、、、、言い訳



暑さにめげず咲いたレンゲショウマは白色でした。


日本特産の一属一種。

気品のある花はしばし、暑さを忘れさせてくれます。





ハマボウ

2010-07-22 23:24:58 | 花おりおり
ハマボウ (アオイ科)

ハイビスカスに似ていて南国を思わせるハマボウですが
千葉以西~奄美大島、朝鮮半島の海岸沿いや河口付近の干潟の湿地帯に生育するそうです。


九州では夏を呼ぶ花と親しまれているそうですが、干潟の減少や海浜部の造成のため
天然状態での生息地は年々狭まっているとか・・・・。



大阪府では絶滅、他県では絶滅危惧種。
その貴重な花を見ることが出来嬉しい小石川植物園です。



和名のハマボウは「浜の朴」

分布:千葉県以西~朝鮮半島
花期:7~8月


メンデルのブドウとシカクヒマワリ

2010-07-21 23:42:02 | 花おりおり
ニュートンのリンゴの隣にメンデルのブドウがありました。

  

やはり、写真では説明文が読めないので記載します。

「遺伝学の基礎を築いたメンデルが実験に用いた由緒あるブドウの分株です。
 第2代植物園長を務めた三好学が、大正2(1913)年チェコのブルノーに
 メンデルの在職した修道院(現在メンデル記念館)を訪ねたとき、旧実験園に
 残っていたブドウの分譲を依頼して、その翌年に送られてきたものです。
 その後、メンデル記念館のブドウは消滅したことがわかり、本園のブドウを里帰り
 させて、現地にも同じブドウの株を復活させた。」

現地のブドウの親となったこのブドウ・・・・
少々誇らしげに(?)沢山の実をつけていました。

珍しいヒマワリも咲いています。
茎が四角です。
茎も太く葉も大きい割りに花は小ぶりです。
花は小さくても盛夏を感じさせるヒマワリです。

  

シカクヒマワリ  (キク科)
原産地、北アメリカ南東部



撮影場所:小石川植物園

ニュートンのリンゴとアカボシゴマダラ

2010-07-20 23:57:44 | Weblog
ショクダイオオコンニャクの花(蕾)を見てから園内散策
ニュートンのリンゴがありました。

 

写真では説明文が読みにくいので記載します。

「物理学者ニュートンがリンゴの実が木から落ちるのを見て「万有引力の法則」を発見したという逸話は有名です。
ニュートンの生家にあったその木を接ぎ木によって各国の科学に関係ある施設に分譲され育てられています。
この木は昭和39(1964)年に英国物理学研究所サザーランド卿から日本学士院長柴田雄次博士に贈られた枝を接ぎ木したもので植物園でウイルスを除く処置を受けた後昭和56(1981)年に植えられました。」

たわわに生ったリンゴ・・・・ニュートンは天国でニッコリでしょうか?

そのリンゴの枝を少し下げて写真を撮っている方います。
蝶、それも国内ではめったに見ないアカボシゴマダラという蝶なのだそうです
「朝鮮半島に行かなければ見れない蝶ですよ」
ラッキー!


ショクダイオオコンニャクの花は見ることが出来ませんでしたが、
貴重な蝶を見ることが出来矢張り行ってよかった小石川植物園でした。

小石川植物園のショクダイオオコンニャク

2010-07-19 21:09:02 | 花おりおり
ショクダイオオコンニャク (サトイモ科)

2,3日前の新聞に小石川植物園で世界最大級のショクダイオオコンニャクの花の開花が間近とでていたので行ってきました。

ビニールテントに囲まれたショクダイオオコンニャクの花は残念ながらまだ蕾でした。

  

係りの方の説明では開花予想は難しいので毎日ホームページを更新しているので
それを見てください。
花の命は、開花すると2日間。

次の休みは22,23日それまで待っていてくれるだろうか???

小石川植物園は昔あの「赤ひげ」で有名な養生所があった場所です。
そのころの井戸の後も残っています。
この井戸は水量も豊富で震災のとき被災者の飲料水として活躍したそうです。

  

明治維新後養生所は廃止され東京大学の管理化におかれ、現在は東京大学大学院理学系研究所付属植物園です。