絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

魔が解き放たれる夜に    メアリ・H・クラーク

2006-05-31 17:42:02 | 読書
犯罪被害者の家族、それぞれ背負った苦悩・・・
当時7歳だったエリーの証言によって犯人は投獄されるが
23年の刑期を終え魔物は近く釈放される。
犯罪調査記者となったエリーは独自に再調査を進め、
葬り去られた真実をネット公開し始める・・・
魔の手が次第にエリーに迫る・・・
★★★★

シラン

2006-05-29 14:57:37 | 花おりおり
シラン (ラン科)
今あちこちの庭、公園を華やかに彩っている花シランです。
このシランが本来野生種だったとは・・・”シランかった”・・・
本州中部以西、九州、四国、台湾、中国西南部に分布。
野生の多くのラン科の植物は栽培が難しい中でシランほど丈夫で育てやすい
ものはないといわれています。
鱗茎は漢方薬として、鼻血、火傷、ヒビ、アカギレ等に用いられる。

  君知るや 薬草園に 紫蘭あり     虚子

今はもっぱら観賞用として栽培されています。
冬場は地上部が枯れ春先に花茎が伸びてくるまで忘れ去られていますが
5月頃、美しい紅紫色の花が目に入るとその存在が思い出されます。


イキシア

2006-05-28 11:09:24 | 花おりおり
イキシア (アヤメ科)
細い針金のような花茎の先端に6~8個の花を穂状につけます。
花色は白、黄、桃、赤、紫などがあり夜間や曇天には花を閉じます。
我が家のイキシアは7~8年前購入、その時は3色在りましたが
現在はピンク1色になってしまいました。
茎が細いので雨に当たると頭が重く倒れてしまうのでフェンスを支えに利用。
原産地:南アフリカ  数種の原産を交配されて作られた園芸種
別名 :ヤリズイセン  秋植え球根

エゴノキ

2006-05-27 15:42:46 | 花おりおり
エゴノキ (エゴノキ科)
今、林はエゴノキが満開!
全樹が白くなるほど沢山の花をつけています。
下から見上げると細い柄の先に端正な花が垂れ下がって咲き、
その美しさに感動です!
北海道から沖縄、台湾、中国に分布する。
比較的山の北斜面、谷沿い、湿地の周辺などによく育つ。

※秋に茶色で小豆大の実を落とします。
 子供の頃、その実を拾ってお手玉に入れたものです。
 ジュズダマ程乾いた音はしませんが、小豆より音も手触りも良く重宝しました。

写真のエゴノキはピンクの花、多分園芸用に改良されたものだと思います。
野生のエゴノキは美しく・・・園芸種は可愛い・・・



マムシグサ

2006-05-26 17:48:59 | 花おりおり
マムシグサ (サトイモ科) テンナンショウ属
北海道から九州まで分布する多年草。
明るい森林や谷沿いのやや湿った場所に生育する。
茎に褐紫色の模様がありこれがマムシの模様に似ていて、
花の形も蛇が鎌首を上げたようなイメージがありマムシグサと名づけられた。
人によっては気持ちが悪いなどと言われますが、私はこの面白みが好きです。
葉はコンニャクに似ていますが有毒だそうです。
静かな森で一人物思いにふける哲学者???のような花!

アミガサタケ

2006-05-25 21:00:32 | 花おりおり
アミガサ茸 【編笠茸】ボリリュウ科  (アミガサタケ属)
茸をもう1つ紹介します。
春桜が散る頃(4月~5月)奇妙な茸が出現!
編み笠を被ったような姿からアミガサタケ。
アミガサタケ属にはほかにトガリアミガサタケ、アシボソアミガサタケなど
10種ほど日本でも記録されているそうです。何れも春キノコで食用になる。
フランスではモリーユと呼ばれ、高級な食材として珍重されるそうです。
日本ではあまり話題にならないキノコですが、和風より西洋風の調理があうというところからでしょうか?

食べなくてもユーモラスな姿を見るだけで嬉しくなります。

チャワンタケ

2006-05-24 17:26:08 | 花おりおり
チャワンタケ【茶碗茸】チャワンタケ科 (チャワンタケ目)
高尾山3号路で、こんな可愛い茸を発見!
茶碗形をしているので茶碗茸。
茶碗茸の種類はかなりあり、色も白、黄、赤、紫、黒などあるそうです。
多くは肉質でもろく、有毒だそうです。
子実層はわん形のキノコの内面に発達し、成熟すると胞子を間欠的に勢いよく噴出する性質がある。
地上、朽葉、朽木上に生える。

Xの悲劇    E・クィーン

2006-05-23 14:59:40 | 読書
満員電車の中で、渡し舟の中で、汽車の中で・・次々起こる殺人事件!
いずれも群衆の中での事件でありながら目撃者はなかった。
かってシェイクスピア劇の名優と謳われながら、耳が聞こえなくなって
舞台を退いたドルリ・レーンがサム警部を助けて名探偵振りを発揮する。
純粋な謎解きミステリー・・・
思いがけない結末に唸らされる。
久々の謎解きミステリー夜更かし4日・・・愉しめました。
★★★★★

ギンリョウソウ

2006-05-22 15:07:02 | 花おりおり
ギンリョウソウ (イチヤクソウ科)
高尾山の3号路でこんな不思議な雰囲気の花を見つけました。
全体が真っ白で銀の龍のよう・・で、銀竜草。
やや湿り気のある腐稙土の上に生える寄生植物。
分布は日本全体の山地。草丈2~15cm位で緑葉を持ちません。
全草純白で、蔭地に生え下向きに花を咲かせるので
別名:幽霊茸、水晶蘭・・・
(幽霊茸は少し可愛そうですが、水晶蘭は良い名ですね)