絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ゴサインタン -神の座ー (篠田節子)

2005-05-31 23:41:17 | 読書
題名のゴサインタンとは、ネパール語で「神の住むところ」のこと
しかし、裏側のチベットではシャパンマ、「家畜が死に絶え、麦も枯れる地」
という名前が付いている。
豪農の跡取り結木輝和はネパール人のカルバナと結婚。
妻の奇異な行動で全財産を失う。怒り、悲しみ、恐れ、絶望・・
揺れ動き、さまよいながら失踪した妻を探して辿り着いた場所は
神の山ゴサインタンの麓だった。
 あらゆるものを失って、初めて見えてくるものがあり
 そこに全ての救いと再生がはじまる。
 ネパールの土着の神、原始の信仰というものに驚かされた。
★★★★★

ニシキウツギ

2005-05-30 15:51:50 | 花おりおり
ニシキウツギ(スイカズラ科)タニウツギ属
ウツギの名が付くが卯の花と呼ばれている
ユキノシタ科のウツギの仲間ではなく
スイカズラ科の植物。
落葉低木、山地に生えるが観賞用に広く栽培。
高さ2~3m葉は楕円形、夏多数5裂した筒状の花を開く。
*開花した時は白、しだいに赤く変わり、次々に咲いたものが
まじり合って紅白となる。
この様子から二色空木と名付けられている。
錦ではなく二色だそうです。

ホオノキ

2005-05-30 00:34:39 | 花おりおり
ホオノキ(モクレン科)
落葉高木、ホオノキは下駄や楽器など
多様な用途に使われます。
又、葉も朴葉味噌、朴葉焼などに使われます。
大きな木で白い大きな花はいい匂いがします。
*今日多摩湖に行ったのですが、工事中で水が殆ど無く
がっかり・・朴の花の盛りは過ぎていましたが
最後?の一輪が眼の高さで咲いていました。

キンリョウヘン

2005-05-26 15:43:35 | 花おりおり
キンリョウヘン(ラン科)シンビジュウム
シンビジュウム属の東洋蘭の一種で
強光、乾燥に強く耐寒性はシンビの中では抜群。
中国が原産(金稜辺)と書き、花の辺が黄色い。
花茎は葉より低く小ぶりの花を付ける。
花には特殊な匂いがしてミツバチがひきつけられる。
引き付けられるのはニホンミツバチで
ミツバチ捕獲に一役買っている。
*我が家でも数年前余りにも沢山ミツバチがやって来て
玄関先から庭のハズレに移動させた事があります。
今年は数匹やってきただけです。

タツナミソウ

2005-05-25 22:58:59 | 花おりおり
タツナミソウ(シソ科)
高さ20~40cmの多年草。
葉は対生し、長さ2cmほどの円心形。
茎の先に紫色の唇型花を穂状に多数つける。
和名は立浪草で、花の様子を打ち寄せる浪(なみ)に
見立てたもの。
*花の色は、青紫色、淡紅紫色、まれに、白色もあるそうです。

ツクバネウツギ

2005-05-24 17:05:11 | 花おりおり
ツクバネウツギ(スイカズラ科)
高さ2mほどになる落葉低木。
葉は対生。5月ごろ、枝先に淡黄色の花を2個開く。
花冠は筒状鐘形。和名は果実に羽根つきのつくばねのような
5個の萼片が残ることによる。
先日知り合いのご夫婦を高尾山に案内しました。
一休みした所に沢山咲いていて疲れを癒してくれました。


カラスビシャク

2005-05-22 01:29:50 | 花おりおり
カラスビシャク(サトイモ科)ハンゲ属
畑の雑草として普通に見られる。
多年草、葉柄は細長く長さ10~20cm
葉より高い20~40cmの花茎を伸ばします。
仏炎苞と呼ばれる手のひらで包んだような部分を
ひしゃくに見立ててこの名が付いた。
別名の半夏(ハンゲ)は漢方の呼び名で、球茎を吐き気止め
などの薬用にする。
*キツネのロウソク
 トンビのへそ
 へびの枕
 ヒャクショウナカセ
等の名前が付いている。繁殖が強くなかなか退治できない畑の害草。
 害草とはいうものの、この個性にみちた花を見たさに
 少し?残して置き、花を見てから必死で抜くのですが・・・
 雑草は強しです。

ツリバナ

2005-05-21 10:34:52 | 花おりおり
ツリバナ(ニシキギ科)
名のとおり緑色の地味な花が垂れ下がって咲く。
秋には丸く熟した果実が裂開して、赤い果実の内側を見せ
種子をぶら下げるが、和名はこの状態を花に見立てての事のようです。
花は目立ちませんが、秋にはマユミに似た可愛い実が垂れています。
*ニシキギ科のマユミの類とツリバナの類は果実の柄の長さによって
名前が分けられている。柄が細くて長いのがツリバナの類。

フタリシズカ

2005-05-19 15:19:51 | 花おりおり
フタリシズカ(センリョウ科)
ヒトリシズカよりずっと大きく、葉が充分開いてから咲く。
花穂は2本とは限らず、3,4本のことも多い。照葉林帯から夏緑林帯に生え
北向きの湿った林に多い。クヌギやコナラの二次林にも見られる。
ヒトリシズカの葉が4枚殆ど同じ所から出るのと違って
対生した葉がやや接近して出る。
*葉の頂に白い2本の花茎が立つ姿を、義経を偲んで舞を舞っている
静御前に見立てて命名されている。
静御前に幽霊が付きまとっていたと言われることから、二人静だそうです。
別名は早乙女花。

ハクウンボク

2005-05-18 10:31:43 | 花おりおり
ハクウンボク(エゴノキ科)
エゴノキでは1つ1つの花が垂れ下がっているが
ハクウンボクでは房になっている。
材は堅く器物・こけし・将棋の駒などに用いられる。
花房を白雲に見立てて付けられた名の通り
高木になると白雲がたなびくように見えます。
最近街路樹として見かけるようになりました。
中大に大きな木があります。
*清朝では朝廷の庭に咲く木だったそうです。