ムユウジュ(無憂樹) マメ科
憂いの無い・・・・今の私に?いえすべての人が望む願いですが
その名を付けられた樹無憂樹が神代植物公園の温室で咲いていると新聞に出ていたので
行ってきました。
雨の植物園は人が少なくノンビリと楽しめました。
仏教の三聖木
生(無憂樹) 悟り(インドボダイジュ) 死(沙羅双樹)
その生を表す木「ムユウジュ」です。
「お釈迦様を身籠った母上「王妃マーヤ」がネパールのレンビニーにてこの花に出逢い
余りにも見事な花を咲かせていたので。手折ろうとして右手を挙げた瞬間、その右脇からお釈迦様が生まれた」
という言い伝えに由来して吉兆を表す聖なる木としてインドでは寺院や街路樹にも植栽されているそうです。
花は沢山咲いているのですが、樹高が高くどうしても逆光になり、へぼカメラ使いには上手に撮れません。
そこで、説明板の写真を載せてみます。
花色は黄色。赤橙色。
花弁は退化。萼が花のように見える。花後は大きな鞘を付けソラマメ大の種子が出来る。
神代植物園では温室が出来た1984年に植えられたそうですが
花を咲かせた記録はなく「なぜ花を付けたかわからないが、今年は何かの条件が整ったんでしょう」とのこと。
昨年は災害で悲しい年でしたが、
今年は吉兆、憂いの無い樹の花が咲いたことにより
佳い年の予兆????であって欲しいものです。
莢が出来る頃又見に行ってきます。
原産地:インド