突然ですが、覚えておられるでしょうか?
この、一見“秋っぽい”光景。
真っ黄色に色づいた紅葉が美しいと思ったら大間違い。
これ。
ホンモノの枝という枝にくくりつけられたニセモノの葉っぱだったという衝撃のオチがある、ショッピングモール『SOLANA』です。
(その残念なショッピングモールについては → こちらの日記を)
あれから3か月半。
街中には“ホンモノ”の花が咲き乱れ、北京はすっかり初夏の陽気です。
さすがにあの残念なショッピングモールも春夏仕様になってるやろ・・・と思い、でかけてきました。
すると・・・。
おおっ!!!
素敵な初夏が。
ショッピングモール中にあふれてるっ!!!
ついでに。
青いおじさんもいるっ!
植え込みのそばにはベンチが並び、まったりゆっくり・・・
は、できないんだよね。これが。
何の配慮もないスプリンクラーがガンガン回り、もれなくびっちょびちょになります。
とまあこんな感じで、残念ショッピングモールもさすがにこの季節は美しく生まれ変わっていたのでした。
めでたしめでたし。
・・・などとハッピーエンドで終わらないのが北京。
(けど、いい加減この展開、飽きました。ハッピーエンドで終わる素敵な種がどこかに落ちてないもんかいな?)
ショッピングモールのど真ん中。
目の前に現れたのは、世にも珍しい。
2色の葉を持つ木だった。
上が緑で・・・。
下が黄色?
もうお分かりですね。
これは・・・。
秋冬バージョンから春夏バージョンへ、衣替えの真っ最中。
ニセモノの黄色い葉っぱを取り外して、上から順番にせっせとニセモノの緑の葉をくくりつけて。
・・・って、おいおい。
その作業、そもそも必要か?
プラスチックの造花・・・ならぬ造葉が枝という枝にワイヤーでくくりつけられております。
遠目では緑がまぶしく美しい木なので。
鳥もうっかり巣を作ってしまう始末。
鳥よ、それでいいのか?
春夏の青い葉っぱと、秋冬の黄色いはっぱをもつ木。
猫でいえば・・・。
こんな感じかも?