北京のいいところは、やっぱり食べ物が美味しいこと。
中華料理はもちろんだけど、西洋料理、アジアン料理、各種美味しいお店が増えてきています。
この日行ったお店はタイ料理 『非常泰』 直訳すると、『めっちゃ、タイ』。
その名の通り、一歩店内に入ると。
ぱお~ん! アジア~ン!
レモングラスの香りが漂い、なんだかタイに旅行に来たみたいだぞ~。 ぱお~ん。
前回の滞在時からあったこのお店はとっても評判が良いのです。
まずはビールでかんぱ~い!
私はやっぱりシンハ・ビールで。
やっちゃんはなんだかよくわからない生ビール。
添えられた枝豆も、ピリ辛。 なぜだかちょっぴり中華味。
さて。
定番の生春巻きに始まり、どんどんタイ料理を注文するぞ!
と思っていたんだけど、どういうわけか選んでしまったのは。
中華風・・・。
酢豚の鶏肉バージョンみたいな味。
アスパラの炒め物もどちらかというと中華。
とは言えどれも美味しいので。
おかわり、おかわり。
よくわからない生ビール、美味しかったのでふたたび。
・・・とその時。
気になったのがこちら。
テーブルの奥の方に見えるそれは、もしや・・・。
ザ・炊飯器?
よりによってまあ、家庭的な炊飯器がど~んと見えるところに置かれている。
・・・のは別にいいんです。
気になったのは、上の銀の器から残ったご飯を炊飯器に戻していたこと。
ま、まさか、お客が残したご飯を再利用!?
実は私達もご飯を頼んでおりました。
が、どういうわけか一向に持ってきてくれない。
普段なら「はよ、持ってこんか~い!」とお願いするところですが、この日に限ってはそのまま忘れ去られたままであってくれとひそかに願った私達なのでした。(結局忘れ去られてた)
どうやら見ていると、炊飯器から銀の器にご飯を移し替えて、スタッフが客に盛り付けるという仕組みなので、炊飯器にご飯を戻したところでそう大きな問題ではないのだけど、まあ、このお店でご飯を注文するのはやめておこうかな・・・。
そんな状況で最後に出てきたのが。
ワタリガニのタイカレー。
濃厚、うまうま。
ですが、ご飯なしでは食べるのにも限界があるので。
打包(ダーパオ)、つまりお持ち帰りしました。
このカレー、持ち帰って正解だと思ったのは、蟹が結構ゴロゴロ入っていて、食べてるうちに手がベッタベタになったから。
そんなこんなでお店を出たのは夜の7時。 店の外には結構人が並んでいました。
(ちなみに大半が中国の人々)
私達のテーブルを担当してくれた女の子はニコニコしてとっても気持ちのいいサービスだったし、お味もgoodだったので、次回はそれこそ“めっちゃ、タイ!”というお料理を選んでみよう。
さて、最近はとっても暑いこともあり、この日以来さらっと食べられる生春巻きにはまっています。
家でもありもんで、くるくるっとね。
ナンプラーとレモン汁を合わせただけのシンプルなタレをつけて、シンハ・ビールと一緒にもぐもぐ。
なかなかイケます。