北京お気に入りスポットのひとつに『南鑼鼓巷』という胡同(フートン:昔ながらの細い路地)があるのですが、近い将来そんな感じの観光地になるんじゃないかな・・・と思われる場所へ行ってきました。
『五道営』。
あのチベット仏教寺院の最寄駅、地下鉄『雍和宮』駅B出口から出たらすぐ目につくのがこの赤いゲート。
入り口だけはド派手。
そのすぐそばにあるケンタッキーも。
ザ・チャイナ!
でも一歩、通りに入ってみたら。
車がやっとすれ違うほどの細い路地が続きます。
振り返ると向こうにはチベット仏教寺院。
(寺院へは2月に行ってきました。 なかなか興味深かったので、そのレポはまた今度)
この胡同は数年前から個性的なカフェや各国のレストランが少しずつ増え始めたエリアらしいのだけど、まだまだごく普通の人の生活の場であって。
歴史を感じさせる門構え。
これは・・・王さん宅の郵便ポストかな?
遠くから近づいてくる物売りの声。
「赤豆~。 黄豆~。 米もあるよぉ~」
あまりのゆる~い声に、一気に眠気に襲われそう・・・ですが。
崩れた壁をレンガで埋めていたのを見たら、一気に目が覚めました。
いいのか? これで??
パンツやら何から何まで洗濯物が普通に干してあり、
渚のチョッパーマンがバイクで宅配される路地。
それが。
五道営胡同なのです。
まだまだ観光客は少なく、地元の人が普通に生活しているこの胡同。
子供たちも元気に遊んでいます。
微笑ましく見ていたいのですが、前から走ってきた女の子の服にはど~んとキティちゃん(にしか見えないイラスト)が。
でもよく見るとそれは、ハローキティではなく。
ハローキャットだった。
ま、そんなゆる~い五道営胡同。
何度かに分けてご紹介したいと思います。