昨日の続きです。
まだまだ観光地化されていない、なんともまったりした胡同である『五道営』。
こんな路地にも。
ユースホステルがありました。
ふらふらと吸い込まれてしまいそうな、なんともレトロな門構え。
ところでこの路地はレトロな雰囲気だけではないようで、
いきなりアートな壁が現れたり、
頭の体操みたいな壁にぶち当たったりと、一体この先どんな方向に向かっていくのか、どこぞの不思議エリアみたいにアート満載の路地に変身するのか、つくづく興味深い。
そんな細い路地の両側にはぽつりぽつりと雑貨屋さんや洋服やさんも並んでいて。
レトロ系、よくわからん系、ペンギン系まで色々。
特に上2つは同じ店の写真なんだけど。
店のコンセプトが全くよめない。
一方こちらは自転車やさん。
国旗からもわかるように、聞いた話によるとオーナーはドイツ人とイタリア人だとか。
中には所狭しと自転車の部品が並んでいて、これらはすべて輸入品。 珍しいパーツも色々揃っているためか、次から次へと店に入ってくるのはすべて外国人。
さて、しばらく歩くとお目当ての雑貨屋さんが見えてきました。
『交換商店』
その名の通りこのお店では、物々交換が出来るのです。
もちろん値段が付いたものもあったけど、狭い店内にぎっしり並んだ商品はすべて物々交換でゲットしたものだとか。
アクセサリーなど身に着けるものが多かったけれど、日本の文庫本なども並んでいたので、誰かが持ってきたのかもしれません。
実は私も、せっかくなので何かを交換してもらおうと、家の中に何かいらないものはないか探してみました。
え~っと、いらないもの、いらないもの・・・。
ありました!
諸葛孔明の扇子だ!
・・・って、なんでこんなものが家にあるかというと、やっちゃんが出張に行った際にお土産でもらったらしい。が、三国志ファンのやっちゃんですら不要だというシロモノ。
これを商品と交換してもらおう!!
・・・と、扇子片手に意気揚々と出かけたのですが、あれれ・・・? 店内で物々交換してる人、いませんやん。
結構客は入っているのだけど、そのうちの一人が値札のついた商品を買ったのを見ただけ。
そんな雰囲気の中、とても・・・とても・・・
もともと20元だったというお安い扇子を出す勇気はありませんでした。
というわけで、わざわざ持参したそれなりにデカい扇子をそのまま持ち帰る羽目になってしまった残念な私。(単に邪魔なだけやった)
まあ、こんな変わった雑貨屋さんもあるけど、店自体がまだまだ少ないこの胡同。
そんな中、さすがチベット仏教寺院の近くの路地だ!と感動したのは。
これは・・・占いの館?
そう、この辺りは占い屋が多いのです。
絶賛営業中のようですが、この日は一人だったので入る勇気なし。
そして、同じく勇気がなく、とても近づけなかった場所がありました。
それは。
これ。
・・・ではなく、こんなポップなお店のすぐ左、細い路地の奥の奥。
北京天地縁心理学研究所ぉぉぉ?
・・・怪しさ200%。
いったいどんな研究が行われているんだろ・・・?