朝起きたら・・・。
夕焼けのような朝!
とっても天気の良い北京を出発し・・・。
朝から、やっぱり日本のビールは美味しい!と涙目になり・・・
(ほんとは赤ワインも追加したんだけど、忘れられたのかわざとなのか、持ってきてくれなかった)
スカイライナーで都内へGO!
これから色々買出しです。
朝起きたら・・・。
夕焼けのような朝!
とっても天気の良い北京を出発し・・・。
朝から、やっぱり日本のビールは美味しい!と涙目になり・・・
(ほんとは赤ワインも追加したんだけど、忘れられたのかわざとなのか、持ってきてくれなかった)
スカイライナーで都内へGO!
これから色々買出しです。
明日から1週間ほど一時帰国します。
とっても楽しみなんだけど、自由すぎるゆる~い北京に慣れてしまうと、離れるのもちょっと寂しいような・・・。
何がゆるいって。
道路標識がゆるい。
以前、万里の長城へ行った時に高速道路で目にした看板なんだけど、なんじゃ?
この子供の落書きみたいなんは??
ポイ捨て禁止の看板にしても・・・。
気合の抜けたこの顔。 ゆるすぎるぞ。
ゆるいと言えば・・・。
この看板もよく見たらかなりゆるい。
ミッキー、キティちゃん、スヌーピー、そしてトムとジェリーなどなど。
オールスター感謝祭状態やん。
イラストだけじゃなく、そういえば先日見かけた人もゆるかった。
というか、その職業の割にはゆるくないか?という人だった。
金髪に染めた短髪の男性。
前から見たら普通なんだけど、後ろから見ると・・・。
後頭部に『N』の文字。
文字の周りはきれいに刈り上げられ、金色の『N』が浮かび上がっていました。
ちなみにその人の職業は、高級ホテルのフロント係。
というわけで、いいんか?それで?の北京から脱出、日本を満喫してきま~す!
今日で週2回の翻訳の授業が終わりました。
それ以外に中国医学、中国全身按摩の授業、あと、評判の良い中国語の先生の授業を覗いてみたくて急遽参加させてもらったり。
さらに先日の二胡の授業では。
ドとソの音に加え、レとラを教えてもらい、今は必死にその練習中。
そんなこんなで予習、復習、練習・・・と時間がなんぼあっても足りない~という状態の毎日が続いていたのですが、ちょうど按摩の授業も終了したので一気に解放された気分!
そんな解放感に更に拍車をかけるのが。
およよ? スーツケース??
そして、スーツケースinスーツケース・・・ときたら、これは!
そう、一時帰国です!
4月に帰ったばかりなので最初は予定していなかった一時帰国なのですが、ちょうどいまANAの日中線就航25周年の記念価格でチケットがお得、さらに多少の追加で国内の周遊も可能!というわけで、それを利用して日本に一時帰国することにしました。
とは言え、今回は実家には寄らないので、にゃおには会えず。
血中猫濃度は下がりっぱなしのままなのです。
さて、一時帰国の楽しみはやっぱり美味しい日本のお料理!
美味しいお魚! 美味しいお酒!
そして、帰りに買い込んでくる日本の食材(&お酒)。
4月に帰った時も。
ダンボールいっぱいに食品を詰めて帰りました。
と言っても特別なものはなく、ごくごく普通の食品ばかり。
ラーメンとか。
焼きそば、お味噌汁に・・・。
お好みソース! (重宝してます)
あとはパスタソースとか思いつくままにパッキング。
そしてそして・・・北京で手に入れるのが難しいのは、繊細で美味しいスイーツ。
日本にいる時はあまり食べなかったのだけど。
羊羹とか。(幻の羊羹とよばれる“小ざさ”の羊羹。 大事に食べてます)
そして、これは4月にうめ吉さんからいただいたプレゼント。
大好きなチョコレート!
賞味期限ぎりぎりまで、1枚ずつ大事に大事にいただいてます。
やっぱりなかなか手に入らないものって、日本にいる時の何倍も何倍も大切にしてしまいますね~。
いよいよあさって出発なのでワクワク感が増してきているのですが、バタバタしていたこともあり、まだな~んにも用意できておらず。
最近の北京の気温と言えば、ほぼ毎日こんな夏日。
しかもほとんど雨が降らないので、うっかり忘れそうなのが、傘!
日本は梅雨ですもんね。
そしてそして、かっちゃん限定、忘れちゃいけないものといえば、やっぱりこれでしょう。
スーツケースの鍵!
4月の一時帰国のようなあほっぷり(詳しくは→ この日の日記を)をさらさないように、miyayaさんにいただいたポーチの中に入れて、これだけは準備OK!
さて、そろそろ準備しなくっちゃ。
『五道営胡同』レポ。 今回が最終回です。
まったりした光景、不思議雑貨屋・・・など紹介してきましたが、この胡同で一番多いのは、カフェ。
欧米人観光客が多いことと関係があるのか、中華ではなく世界の味を楽しめるお店が並んでいます。
左上:『The BEGGIE TABLE』 ベジタリアン向けレストラン
右上:『サフラン』 スペイン料理
左下:『The V』 吸血鬼をテーマにしたバー
右下:『瓢 DRIFTING』 バー
左上:『MISS ZHAO'S BISTRO』 ビストロとあるけど、ケーキとコーヒーが美味しいらしい。
右上:『CafeIndie』 軽い食事もできそうなカフェ
左下:『遊 you house』 なんと“mini sushi bar”と書いてある・・・。
右下:『実験田』 何の店かさっぱり・・・?
他にもギリシャ料理とかコジャレたお店もあれば、
古い建物を活かして
まったりできるカフェもあります。
写真に写ってる白い服の女性、再びこの店の前を通った時には、この長椅子に寝そべっていた。
まったりしすぎや。
こちらは十九日という名のバー。
おそらく店の前に並ぶビール瓶は飾りなのだろうけど・・・、んんっ!?
左端には場違いなジュースのペットボトル。
これ、前から歩いてきたにーちゃんがおもむろに置いていったのでした。
にーちゃん、ここはゴミ置き場とちゃいまっせ。
で、その後再びこの店の前を通ったらペットボトルだけなくなっていたので、店主が片づけたのかもしれない。
さて、この胡同は地下鉄に沿って一駅分の距離があります。
普通に歩いたら15分くらいかな?
その程度の距離なんだけど、どういうわけか・・・。
やたら公衆トイレが多い!
数えてみたら。
6~7か所くらいのトイレ発見。
どう考えても多すぎる。
なんでや?
・・・と、その時、道に落ちているあるものに目がくぎ付け。
こっ、これはもしや!!!
「それ、俺のカリカリ!」
嘘つけっ!
どっからどう見ても猫のカリカリではないですか。
犬には出会えたんだけど、猫の姿は見えず。
でもカリカリがあるということは、絶対どこかにいるはず・・・。
ここ・・・かな?
残念ながらいませんでした。
看板に偽り大アリです。
ここかな!?
今度こそ正解。
この中にいるようです。
・・・が、オープンは午後2時。
時計を見たらまだ12時過ぎ。
2時間は待てへんな。
というわけで、とぼとぼ歩いていたら。
人だかりが!
もしかして、猫!?
・・・ではありませんでした。
が。
可愛い可愛いツバメの子!
動物パラダイスの予感をさせる五道営胡同。
ますますお気に入りになりそうです。(急いで狂犬病の予防接種しなくっちゃ)
昨日の続きです。
まだまだ観光地化されていない、なんともまったりした胡同である『五道営』。
こんな路地にも。
ユースホステルがありました。
ふらふらと吸い込まれてしまいそうな、なんともレトロな門構え。
ところでこの路地はレトロな雰囲気だけではないようで、
いきなりアートな壁が現れたり、
頭の体操みたいな壁にぶち当たったりと、一体この先どんな方向に向かっていくのか、どこぞの不思議エリアみたいにアート満載の路地に変身するのか、つくづく興味深い。
そんな細い路地の両側にはぽつりぽつりと雑貨屋さんや洋服やさんも並んでいて。
レトロ系、よくわからん系、ペンギン系まで色々。
特に上2つは同じ店の写真なんだけど。
店のコンセプトが全くよめない。
一方こちらは自転車やさん。
国旗からもわかるように、聞いた話によるとオーナーはドイツ人とイタリア人だとか。
中には所狭しと自転車の部品が並んでいて、これらはすべて輸入品。 珍しいパーツも色々揃っているためか、次から次へと店に入ってくるのはすべて外国人。
さて、しばらく歩くとお目当ての雑貨屋さんが見えてきました。
『交換商店』
その名の通りこのお店では、物々交換が出来るのです。
もちろん値段が付いたものもあったけど、狭い店内にぎっしり並んだ商品はすべて物々交換でゲットしたものだとか。
アクセサリーなど身に着けるものが多かったけれど、日本の文庫本なども並んでいたので、誰かが持ってきたのかもしれません。
実は私も、せっかくなので何かを交換してもらおうと、家の中に何かいらないものはないか探してみました。
え~っと、いらないもの、いらないもの・・・。
ありました!
諸葛孔明の扇子だ!
・・・って、なんでこんなものが家にあるかというと、やっちゃんが出張に行った際にお土産でもらったらしい。が、三国志ファンのやっちゃんですら不要だというシロモノ。
これを商品と交換してもらおう!!
・・・と、扇子片手に意気揚々と出かけたのですが、あれれ・・・? 店内で物々交換してる人、いませんやん。
結構客は入っているのだけど、そのうちの一人が値札のついた商品を買ったのを見ただけ。
そんな雰囲気の中、とても・・・とても・・・
もともと20元だったというお安い扇子を出す勇気はありませんでした。
というわけで、わざわざ持参したそれなりにデカい扇子をそのまま持ち帰る羽目になってしまった残念な私。(単に邪魔なだけやった)
まあ、こんな変わった雑貨屋さんもあるけど、店自体がまだまだ少ないこの胡同。
そんな中、さすがチベット仏教寺院の近くの路地だ!と感動したのは。
これは・・・占いの館?
そう、この辺りは占い屋が多いのです。
絶賛営業中のようですが、この日は一人だったので入る勇気なし。
そして、同じく勇気がなく、とても近づけなかった場所がありました。
それは。
これ。
・・・ではなく、こんなポップなお店のすぐ左、細い路地の奥の奥。
北京天地縁心理学研究所ぉぉぉ?
・・・怪しさ200%。
いったいどんな研究が行われているんだろ・・・?
北京お気に入りスポットのひとつに『南鑼鼓巷』という胡同(フートン:昔ながらの細い路地)があるのですが、近い将来そんな感じの観光地になるんじゃないかな・・・と思われる場所へ行ってきました。
『五道営』。
あのチベット仏教寺院の最寄駅、地下鉄『雍和宮』駅B出口から出たらすぐ目につくのがこの赤いゲート。
入り口だけはド派手。
そのすぐそばにあるケンタッキーも。
ザ・チャイナ!
でも一歩、通りに入ってみたら。
車がやっとすれ違うほどの細い路地が続きます。
振り返ると向こうにはチベット仏教寺院。
(寺院へは2月に行ってきました。 なかなか興味深かったので、そのレポはまた今度)
この胡同は数年前から個性的なカフェや各国のレストランが少しずつ増え始めたエリアらしいのだけど、まだまだごく普通の人の生活の場であって。
歴史を感じさせる門構え。
これは・・・王さん宅の郵便ポストかな?
遠くから近づいてくる物売りの声。
「赤豆~。 黄豆~。 米もあるよぉ~」
あまりのゆる~い声に、一気に眠気に襲われそう・・・ですが。
崩れた壁をレンガで埋めていたのを見たら、一気に目が覚めました。
いいのか? これで??
パンツやら何から何まで洗濯物が普通に干してあり、
渚のチョッパーマンがバイクで宅配される路地。
それが。
五道営胡同なのです。
まだまだ観光客は少なく、地元の人が普通に生活しているこの胡同。
子供たちも元気に遊んでいます。
微笑ましく見ていたいのですが、前から走ってきた女の子の服にはど~んとキティちゃん(にしか見えないイラスト)が。
でもよく見るとそれは、ハローキティではなく。
ハローキャットだった。
ま、そんなゆる~い五道営胡同。
何度かに分けてご紹介したいと思います。
北京に来たばかりのころ。
道路の真ん中に何故かど~んと縦列駐車。
もちろん普通に車が通る道です。
それ自体よくわからなかったんだけど、ある日突然。
縦列駐車が一掃されていた。
こんなに広かったんだな、この道路・・・。
ま、こんな風にある日突然道路の様子が変化することは結構ありまして。
道路の進行方向を全く無視して車が自由に停まっているこの道路。
ある日突然。
緑化活動が始まった。
どの植木も、植えたてほやほや。
そしてあれよ、あれよと言う間に、あんなに殺風景だった道路が。
一気にパラダイス。
松を花で囲むというこのセンス。
とにかくここだけ、思いっきり浮いている。
なんだかとっても大切にされてる木。 あれは何なんだろ??
まあ、こんな風に素敵な緑化計画進行中・・・じゃなくて、あっという間に完了したこのエリアなんだけど、その周りも素敵かと言えばそうではなくて。
普通の道路がバスのたまり場状態。
(それも、縦横自由に停めすぎ)
停まってるだけならいいんだけど。
ガラス、割れてまっせ。
ちなみに今日、ここを通ったら。
こんな風に停まっているタクシーの中から運転手が何やら紙束を持ち出してきて。
道路の隅っこで燃やし始めた。
が、今日は風が強かったもんだから。
突風にあおられてアワアワしていた。
・・・何をやってるんだか。
北京のいいところは、やっぱり食べ物が美味しいこと。
中華料理はもちろんだけど、西洋料理、アジアン料理、各種美味しいお店が増えてきています。
この日行ったお店はタイ料理 『非常泰』 直訳すると、『めっちゃ、タイ』。
その名の通り、一歩店内に入ると。
ぱお~ん! アジア~ン!
レモングラスの香りが漂い、なんだかタイに旅行に来たみたいだぞ~。 ぱお~ん。
前回の滞在時からあったこのお店はとっても評判が良いのです。
まずはビールでかんぱ~い!
私はやっぱりシンハ・ビールで。
やっちゃんはなんだかよくわからない生ビール。
添えられた枝豆も、ピリ辛。 なぜだかちょっぴり中華味。
さて。
定番の生春巻きに始まり、どんどんタイ料理を注文するぞ!
と思っていたんだけど、どういうわけか選んでしまったのは。
中華風・・・。
酢豚の鶏肉バージョンみたいな味。
アスパラの炒め物もどちらかというと中華。
とは言えどれも美味しいので。
おかわり、おかわり。
よくわからない生ビール、美味しかったのでふたたび。
・・・とその時。
気になったのがこちら。
テーブルの奥の方に見えるそれは、もしや・・・。
ザ・炊飯器?
よりによってまあ、家庭的な炊飯器がど~んと見えるところに置かれている。
・・・のは別にいいんです。
気になったのは、上の銀の器から残ったご飯を炊飯器に戻していたこと。
ま、まさか、お客が残したご飯を再利用!?
実は私達もご飯を頼んでおりました。
が、どういうわけか一向に持ってきてくれない。
普段なら「はよ、持ってこんか~い!」とお願いするところですが、この日に限ってはそのまま忘れ去られたままであってくれとひそかに願った私達なのでした。(結局忘れ去られてた)
どうやら見ていると、炊飯器から銀の器にご飯を移し替えて、スタッフが客に盛り付けるという仕組みなので、炊飯器にご飯を戻したところでそう大きな問題ではないのだけど、まあ、このお店でご飯を注文するのはやめておこうかな・・・。
そんな状況で最後に出てきたのが。
ワタリガニのタイカレー。
濃厚、うまうま。
ですが、ご飯なしでは食べるのにも限界があるので。
打包(ダーパオ)、つまりお持ち帰りしました。
このカレー、持ち帰って正解だと思ったのは、蟹が結構ゴロゴロ入っていて、食べてるうちに手がベッタベタになったから。
そんなこんなでお店を出たのは夜の7時。 店の外には結構人が並んでいました。
(ちなみに大半が中国の人々)
私達のテーブルを担当してくれた女の子はニコニコしてとっても気持ちのいいサービスだったし、お味もgoodだったので、次回はそれこそ“めっちゃ、タイ!”というお料理を選んでみよう。
さて、最近はとっても暑いこともあり、この日以来さらっと食べられる生春巻きにはまっています。
家でもありもんで、くるくるっとね。
ナンプラーとレモン汁を合わせただけのシンプルなタレをつけて、シンハ・ビールと一緒にもぐもぐ。
なかなかイケます。
北京の『外文書店』。
前回買いに行った時、欧米人相手だけに親切な“めいあいへるぷゆ~?店員”にむかついた本屋であります。
(むかついた日記は → こちら)
なのでその後ふたたび本を買いに行った時は店の対応にこれっぽっちの期待もしていなかったのだけど、なんとその日対応してくれた店員はそりゃあもう親切で、一生懸命私の買いたい本を探してくれました。
が、結局お目当ての本はこの書店だけでなく他の店へ行っても在庫なしということがわかり、がっかり。
せっかく来たので他の売り場ををぶらぶらしてみることにしました。
以前からそうだったけど、中国での英語熱はかなりのもの。
とにかく本屋には英語関連の本がずら~~~~~っと並んでいて、子供向けのものから学生、趣味で学ぶ人向けまでとにかく豊富。
その中で猫のイラストが入った可愛い本を見つけたので買ってみました。
本を買ったらこんな風に器用にヒモでひとまとめにしてくれます。
薬といいお茶といい、ちゃちゃっと上手に結んでくれるのがおもしろい。
今回買ったのはこの2冊。
右の本は・・・。
動物についてのことわざ、慣用句についてのたくさんの小話が、なんとも可愛いイラストと一緒に載っているのだけど。
なんか・・・歪んでいないか?
私の目の錯覚か??
それともわざとか???
そしてもう一冊。
こちらも猫の画が可愛かったので買ってみたら。
なんとCDがついていてびっくりしたのだけど、更にびっくりしたのは。
録音されていた内容のほとんどが、この本と関係なかった。
というか、この本の一部だけ録音されていて、それ以外はどうやら好意でつけてくれたおまけらしいのだけど、はっきり言ってそんなお気遣いは不要なので、どうせCDがつくならこの本全部を録音して下さい。お願いします。
外を歩いていて思うのは、中国の人って何かあるとすぐに集まってくるなあ・・・ということ。
先日漢方を買いに行った時も。
わらわらと人だかり。
どうやら女性が交通事故に遭ったらしく座り込んでいる。
こういう場合あっちこっちから人が集まってきて、何の遠慮もなく不躾に覗き込んで状況を確認し、そしてそのまま去っていく。
腰の曲がったよろよろのおばあちゃんまでもふらふらとやって来て、わざわざ女性の顔を覗き込んで「おぉ」と一言。 そしてまた去って行った。
・・・なんやねん。みんな。
(そういう私も見に行ったんだけど)
一昨日、王府井へ行った時は。
またまた人だかり。
しかも警察まで出動しているので何事かと見てみたら。(←今回も結局人だかりの仲間入り)
薬局の前に男性がマイ椅子持参で座りこみ、更に足元には数枚の大きな紙が並んでいる。
1枚は処方箋を拡大コピーしたもの、そして残りの紙にはぎっしりと、
この薬局の医者が処方した漢方のせいで俺はえらい目にあったぞ
という内容が、事細かに書かれていた。
次から次へと人が集まって来ては一通りその紙に目を通し、そして何をするわけでもなくそのまま去っていく。
警察も男性を連行するわけにいかないのか、ただその辺をうろうろしながら集まってくる人に「ほらほら、行った行った!」と言うだけ。
そしてケチョンケチョンに書かれた薬局はというと、ごくごく普通に営業中。
夏本番のようなくそ暑い北京。 そして更に人だかりの熱気。
すっかり疲れてしまったので帰ろうとその足で地下鉄へ向かい、その途中にある、
北京の銀座と呼ばれる繁華街のど真ん中、このショッピングセンター内トイレに入ったら。
おばちゃんが、洗髪中だった。
・・・家で洗え! 家で!
みんなやっぱり、自由すぎるぞ。
洗髪おばちゃんは、見事なだるだるTシャツを着用していたのだった。
それ、パジャマでしょ。
2週間ほど前のこと。
顔がどんどん痒くなり、赤みも出て少し腫れたような状態になってしまいました。 うぇ~ん・・・。
3月頃にも北京の春の空気にやられたのか同じようなアレルギー症状が出たけど、今回は更にひどい状態。
ちょうど中医学の授業をとり始めたので先生に脈と舌を診てもらい、漢方の処方箋を書いてもらいました。
この紙を持って、いざ、漢方を買いにGO!!!
老舗中の老舗。『同仁堂』。
前門にある本店です。
一歩中に入るとぷわ~んと漂う漢方の香り。
1階は市販の漢方がずらり。
でも私の今回の目的は市販の物ではなく、私のために処方してくれた漢方だったので、インフォメーションの女性に先生の書いてくれた処方箋を見せてこれを買いたいのだけどどこへ行けばよいのかと尋ねたら、2階の処方室(だったかな?)へ行けとのこと。
2階の一番奥、そしてそこから更に細い通路の先にあるのが処方室。
いかにもザ・中国、数千年の歴史!って感じの古めかしい部屋なのかと思ったら。
近代的な機械がど~ん!
一体この処方室がどういう仕組みなのかさっぱりわからないけど、説明を読むとどうやらまずはこの番号札をゲットしなくてはならないらしい。
中国何千年どころか、郵便局か銀行ばりのシステムにちょっとびっくり。
で、待つこと数分。
『〇〇〇番、△△までどうぞ』
みたいなアナウンスが流れたので、それに従い。
番号が表示された受付へと向かいます。
で、そこで初めて。
先生が書いてくれた処方箋を見せてこれをくれと言うわけだけど、もともと書かれた文字は鉛筆書き。
どうやらそれではあかんらしく、上からわざわざボールペンでなぞりました。
その後、受付の人がパソコンに漢方の内容と分量を打ち込み、こちらの名前を伝えてお金を支払ったら、手続きは終了。
領収書兼、漢方の引換券みたいなものをもらえます。
ちなみにこの日は5日分で43.9元。 550円くらい。
あとは、自分の番号が呼ばれるのを待つだけ。
********************************
ところで。
中医の先生に診てもらったその日、それとは別に病院で日本人医師にも診てもらいました。
日本人医師が注目したのは顔と、そして・・・火傷!
実は3週間前に右手首に直径5センチ大の火傷を負ってしまったのです。
その部分にもアレルギー反応が出ているのを見た日本人医師は、
「もしかしたら、火傷部分のアレルギーのせいで、体の他の弱い部分(つまり私の場合顔)にアレルギー反応が出てしまったのかもしれない」
とのこと。
火傷が治癒すれば、顔のアレルギーも治まる可能性があるのだとか。 ふむふむ。
**********************************
話を戻して。
漢方はこのショーケースに並んでいる物、そしてその奥のお部屋で。
ひとつひとつ小さい引き出しから出して、調合されている様子。
これですよ、私がイメージしていたザ・中国!の漢方は。
しばらくすると私の番号が呼ばれ、手渡されたのは。
なんともかわいい、5つの包み。
裏面には煎じ方の説明。
家に帰って自分で煎じなければなりません。
中身はこんなの。
煎じていると、部屋中に何とも言えない漢方のにほひが漂います・・・。
そうそう。
北京人の友達によると、中国では煎じた後の漢方を道に捨てる人もいるとか。
悪いものは家の中に置いておかないで土に返す・・・という迷信らしいけど、今の所そんな人見たことないな。
さて、この日から5日間。
日本人医師にもらった抗アレルギー剤を1日1錠、漢方を朝晩2回、そして顔と手の火傷両方に塗り薬をぬりぬり・・・した結果。
2日目くらいから顔の痒み・赤みは治まり、5日目にはつるつるに。
その後、火傷のアレルギー反応も治まりました。
私の中ではとりあえずぬり薬に即効性があったのではないかと思うのだけど、漢方とか西洋薬とかいろんな要素が合わさって効果が出たのかな・・・?
いずれにせよ治ってきたので一安心です。
でもね。
やっぱり漢方。不味いんです。
今回は特に変に酸っぱいのが辛かったデス・・・。
先月から二胡やら色々新しいことを始めたので、なかなかゆっくり出歩く時間がないのですが、ぽちぽち撮った写真を集めてまたまた旅番組『世界ふれあい街歩き』風におとどけしたいと思います。
***********************************
♪♪ ちゃぁ~らぁ~ららぁ~(←テーマソング)
何かと空気が汚いことで有名な北京。
・・・なんだけど、先日の空は。
この、写真加工したようなくっきり青空!
もしかしたら、1月に来て以来一番空気が綺麗かもしれないな。
(ちなみに感動ものの青空はこの日一日だけでした)
それでは青空の下、さっそく街歩きを始めてみようかな。
お・・・っと。これこれ。
前回の街歩きで学習してますよ~。 押しボタン式なのにボタンごと引っこ抜かれちゃって、使えないんだよね。
と思ったら、隣に立ってたお姉さん。 なにやらこの穴に指をつっこんで・・・?
あらら。 信号、青に変わったよ!
お姉さんの真似して指を入れてみると、おやぁ~?? なにやら奥の方にボタンの残骸のようなスイッチのようなものが残ってますね~。 一応押しボタン信号は機能してるんだ。
何でも押してみるもんだね。
しばらく歩くとなにか見えてきましたよ。
あれは・・・何だろう??
壁一面に何か画がかいてあるんだけど・・・。
これは、もしかしたらオリンピックの競技種目ロゴ・・・かな?
そういえば象形文字をもとにしたって聞いたことがあったなあ・・・。
あれからもう4年。
そりゃあ4年もたつと、オリンピック時には消滅したと思われる腹出しおじさんも、タン吐きにーちゃんも復活するわけですね。
さて、うろうろ歩いていたらお腹がすきました。
おや? 何か工事してますね。
新しいお店ができるのかな?
着々と開店準備が進むお寿司やさん・・・だけど、看板の文字、歪んでません?
特に店名の『こぅ』あたり、残念なニオイがぷんぷんするんだけど、お味はどうなのかな。
ま、それはいいとして、私もどこかでランチを食べたいな。
あっ! あのお店は!
以前、1個だけ買ってその美味しさに感動した肉まんやさんだ!
・・・・・なんだけど、おやおやぁ?
肉まんやのすぐ隣に、なんかぶら下がってませんか?
「じろじろ見んな!」
あ、どうも失礼しました。
食べ物屋の隣りに・・・鳥、ですか。
「なんか文句あるんかいっ!?」
あ、もう一羽いらっしゃったんですね。
お隣の店の鳥さんに凄まれてしまいました。
肉まんは店の奥で蒸していたから、ま、多分大丈夫でしょう・・・ということで。
5個、大人買い。
せっかくのいいお天気だから、公園のベンチに座って食べようかな。
・・・と思ったんだけど、なんでしょうね? このニオイ。
なんか、匂うね。
犬の散歩コースなんでしょうかね。
というわけで、家に戻ってもぐもぐタイム。
相変らず美味しいのでした。
以上、鳥とだけふれあった街角歩きでした。
鳥さんにすごまれた・・・。
金曜日のこと。
晩御飯をどこかで食べようということになり、よく行くお気に入りの日本食屋さん『そがい』へ行ってきました。
当然、大ジョッキど~ん!!
このお店は普通の野菜サラダとか。
日本酒に合う一品とか。
別の日本料理屋では玉砕した鶏のから揚げとか。
どれも安心して食べられる美味しさ。 ハズレはほとんどありません。
ただ、この日は時間も早かったので、ワインを1本頼んだ時。
冷えっひえのグラスに常温の赤ワインの組み合わせだったのはおや~??と思ったけど、美味しかったので没問題!
さて、ほろ酔いご機嫌な私達。
確かこの辺に焼酎バーがあるって聞いたことがあったので行ってみようということになったのだけど、場所がよくわからない。
ふと見上げると、とあるお店の2階の窓にずらっと焼酎や日本酒の瓶が並んでいるのが見える。
ここかな・・・?
ちょうど1階の店から店員さんが出てきたので
「この2階の店も、あなたのお店と同じなの?」と聞くと。
ものすご~く不満そうな顔で否定された。
店員のこの表情。
そして周りの状況から判断するにどうやら、そのお酒が並んでいる2階の店とは、以前行ったことのある。
メイド居酒屋の一室らしい。
つまり、その焼酎バーらしきところへ行くには。
この階段を登らなければならないらしい。
結果。
おかぁ~っりぁさ~っませ~
(多分、お帰りなさいませの意)
気付いたら店に入ってました。(お酒のイキオイってやつですかね)
執事とメイドさんが出迎えてくれる中、案内されたのは。
前と同じ部屋だった。
つまり、焼酎バーなどではなかった。
全部で3部屋あるこのお店。 ちらっと見たところ、どの部屋も男の子を中心に結構にぎわっている。
(まだ中高生くらいにしか見えないジャージ姿の男の子も、バーカウンターでまったりコーラを飲んでいた)
さて、前回来たのは昼間だったので、メニューもちょっと違うみたい。
どれどれ・・・?
なんだろ・・・。
萌え萌えマカロン?
一番上には『初音ミク(低アルコール) といっても、ネギ味じゃないよ!』とある。
なんのこっちゃ。
恐らくわかる人にはわかるであろう、究極のメニューが並んでいるのだと思われます。
焼酎バーを求めてやってきた私達ですが、結局このメニューから。
大ジョッキふたたび。
まさかここでビールを飲む日がくるとは・・・。
前回の日記の最後に「来ることは二度とないと思う」と書いたのに、いやいや、人生って何が起こるかわからない。
不思議な空間で場違いな私達。 ちょっと疲れちゃったので、店を出た後ふらりとマッサージ店へ。
6年ぶりに来て常々「北京のマッサージも質が落ちたな・・・」と思っていたけど、この日のマッサージはgood。
こちらはマッサージ後のお茶とトマト。
以前はスイカがよく出たけど、最近はトマトなのかな・・・?
あ、でも。
この前行ったイマイチのマッサージ屋では。
梨、丸ごとやった。
丸かじりしろっちゅーことか?
そんなこんなで私たちの今の課題は、二度とこのようなことがないように、『正しい焼酎バーの場所を確認しておくこと』なのでした。
先日。
エレベーターに乗っていた時のことでした。
途中の階で止まったエレベーターに乗り込んできたのは、なんと、まさかの・・・。
キアヌ・リーヴス!!!!!
私以外に西洋人のおじさんも含め計3人。
エレベーター内は何となく緊張した空気が流れ、そして私はというとキアヌの真後ろに立ちながら。
キアヌがかぶっていた何だか人民っぽい帽子に目が釘づけ。
何年も前の中国人がかぶっていたような、レトロな帽子をかぶっているのが如何にもキアヌらしいな・・・なんて思ってよく見たら、帽子の後ろに『中国ほにゃらら映画ほにゃらら会社』みたいな文字が。
エレベーターに乗り込んできた瞬間に彼だと分かったのだけど、この帽子で改めてキアヌ本人だと確信。
実は、北京でキアヌに出会ったのは、これが2度目であります。
2年前の夏、成都・九寨溝・北京・・・と旅行したことがあったのだけど、その最終日、北京の空港でキアヌに遭遇。
その時の写真。
セキュリティーチェックでちゃっかり彼の後ろに並び、「ファンです、握手してください」とド厚かましくもお願いした経緯があったのです。
詳しくは → この日の日記を。
さて。
皆無言のまま、エレベーターは1階に到着。
エレベーター、オープン。
キアヌ、降りる。
私も降りる。
(どうでもいいが、西洋人おじさんも勿論降りる)
あぁぁぁぁぁ~。キアヌが行ってしまう~~~!
次の瞬間。
私、思わずキアヌの背後からおはようと声をかけてしまいました。
そしてド厚かましくも更に。
以前、お会いしたことありますよね、空港で。
話しかけてしまった・・・。
(しかもなに? このナンパみたいなセリフ・・・)
でキアヌは、一言。 「あぁ・・・」
こちらもバタバタしていたのでそのままバイバイと立ち去ったのだけど、朝の忙しい時にいきなり東洋人から訳のわからんことを話しかけられたキアヌ。
失礼しました・・・。
(でもその後、西洋人のおじさんも何やら話しかけていたし、ま、いっか。)
どうやらキアヌはカンフーアクション映画『Man of Tai Chi』の監督兼主演で撮影中とのこと。それで北京にいるのかな?
公開されたら見に行かなくちゃ。
以前も書きましたが、二胡を習い始めました。
先日は二回目のレッスン。
子供向けのレッスン教材をいただきました。
二胡は数字を使って音階を表すのですね~。
まだドとソの音しか出せないけど、それだけでもリズムに合わせて音を出すのが楽しくて仕方がないのです!
新しいものと言えば・・・。
先日から中医学の勉強を始めました。
といっても週1回、基本の中医学を学ぶ程度なのだけど、これがまた奥が深くて不思議で面白い!
せっかく中国にいるのだからこの国独特のものを知りたいし、また、知らない世界のものを学ぶとなんとなく脳が喜んでる(?)ような感じがします。
以前から習っている中国按摩とも共通項が多く、頭の中で色々つながって改めて納得する内容もいろいろ。
ただ、中医学の概念は日本人にはなかなか理解しにくいもので、授業に出るだけでは???の部分もたくさん。
そこで、本屋へ行って・・・。
初心者にもわかりやすそうな2冊を買ってきました。
(さすが中国。 中医学の本だけで書店のかなりのスペースを占めていた!)
おっちゃんの顔がど~んと表紙を飾る方は、お医者さんが患者の素朴な疑問に答えるという形でやさしく説明してくれるもの。
もう一冊は。
わかりにく~い中医学の世界を、漫画で解説してくれるもの。
この2冊を読むことで、ようやく授業の内容が理解できるという感じです。
そうそう、この2冊を買ったついでに。
これも買っちゃいました。
『ダーリンは外国人』の作者の本。
寝る前にぼ~っと読める本が欲しいと思っていたので、ぴったりです。
本屋へ行くたびにちょこちょこ面白そうなのを買ってしまうので。
どんどんたまっていく一方。
すきま時間をちょこちょこ使って読みたいのだけど、今、そのすきま時間を埋めてしまっているのが。
このドラマ。『狄仁傑 前伝』。
歴史ものなんてま~~~~~ったく興味がなかったのに、友達に勧められて見始めた途端にはまってしまいました。食わず嫌いだったんですね~。
陰謀、策略うずまく唐の時代の歴史ドラマ。 わずかな手がかりをたよりに次々と難問を解決していく狄仁傑(人名です)。
続きが気になってどんどん見てしまうのだけど、何と言っても中国のテレビドラマは長い!(北京人の知り合いに、日本はだいたい10~12話程度が普通だと言ったら、のけぞっていた)
これも全部で44話まであるので、しばらく楽しめそうです。
歴史ものにハマるとは・・・。