
これまでの人生で
考えたこともなかったことがおきて
自分の人生の価値観とは違う世界に
抗いようもなく
投げ出されたとき
あるいは
ずーっと心配していたものが
形となって現れて
無力な自分に後悔するとき
不安だらけで
どうしていいか
わからなくなって
絶望感だけしかなくて
現実から目をそむけたくなる
自分のことならなんとかなっても
大事な人たちのことなら
なおさら不安はつのるばかりだ
絶望にとりつかれて
まわりが見えていないのかもしれないが
そんな余裕さえないってことだ
そういうときは
心配するだけして
落ち込むだけ落ち込んで
まわりに当たり散らして
それでいいと思う
それから少しやってみる
とりあえず必死に今日を生きてみる
それは食べるってことだし
歌うってことだし
寝るってことだ
歩いて
誰かと話しをして
考えて
空を見上げる
情けない自分だけど
よくみると
同じような人はほかにもいる
その人が笑顔でも
心は泣いているかもしれない
立ち直るには時間がかかっても
きっと笑顔になれるときは
やってくる
ちいさなよかったを
あつめていくと
大きな幸せになる
絶望だらけじゃない
希望だらけだ
自分に言い聞かせて
明日をさぐろう
努力をしよう
********
わたしはいつも
ここぞというときに
なにかに助けられている気がする
離れて暮らす親友から
思いもかけず電話がきたり
親戚から見つけたといって
亡くなった母や懐かしい人の
写真がLINEでおくられてきたり
家族に心強い言葉をもらったり
知らない人に優しくしてもらったり
大好きな歌が流れてきたり
夕陽がきれいだったり
ね、きっと守られているよ
かならず助けはくる
信じてみない?
つらいからこそ
見えてくるものがあって
その光で自分を輝かせよう