Football in Britain
当時、彼がマンチェスター・ユナイテッドに所属していた時の背番号は7、だったんですね。7の文字にヒビ割れを発見して、時の流れを実感。
裏返して表の方を見ると、Vodafoneの文字。当時のスポンサーでしたね? これも懐かスイ。しかしこっちの文字も、アイロンプリントみたいになってるところが剥がれてきてしまっていて、ユーレイのよう。Vodafoneのクォーテーションマークみたいなロゴも、同じ状態…。
これらを眺めていると、その当時イギリスで経験した、様々なことが小さな泡玉のようになって一気に思い浮かんできました。同時に多くの違うことを思い出そうとすると、ごっちゃになりますね。
英語を勉強したくて語学学校に行きましたが当時はポンドが高くて大変でした。常にお金が足りない、が常。そしてほぼほぼジブンのお金で行ったので、貯金を使い果たしてしまい…などなど。でもまあ、行きたい! っと思って行ったんだから。
それにしても。記憶って不思議だ、と思いました。普段はほとんど思い出すことが無くても、忘れていなかったりするんですね。文字がハゲハゲのユニフォームを手にしながら、しばし思い出に耽ってしまいました。(こんなんだから衣替えがちゃっちゃっと進まず…^^)
マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」に、このようなシーンがあるとか。マドレーヌの味から幼少の頃のことを突然思い出して…とかなんとか。そんなことにまで連想が及んで、読みたいと思いながらそう言えばまだ読んでいないんだよなあとまた思い返しました。
見つけたユニフォームは、せっかくなので蒸し暑くなってきたことだし、っと着ることにしました。文字ハゲ状態でも捨てられないし。これを着ていれば、「失われた時を求めて」を読む。の決意をしたことも忘れな…。
*I’m not sure if my English grammars are correct.