ささやかな幸せ

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「大英博物館展」

2016-01-08 21:57:41 | 美術鑑賞
「100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展」2015.9.20~2016.1.11 神戸市立博物館
さすが、大英博物館。いろんな地域、いろんな年代のものがいっぱい。日本のものもある。
展示のはじめに 地図上に作品の写真が載っていて、どの作品がどこの地域のものか、わかりやすい。また、私たちが見慣れた日本を真ん中にする地図と違い、イギリスを地図の真ん中にしているので、日本が右端にあり、ヨーロッパ人に日本が極東と言われたのもよくわかる。
作品の解説に白い星印がついているものは、章の中でのオススメらしい。
●古代エジプトの棺 入ってすぐにドーンとあるので、目をひく。棺の頭頂部にフンコロガシ?がいる。
●ウルのスタンダード 教科書に載っているような有名な箱らしい。世界史をとらなかった私は知らない。家に帰って、子どもの世界史の資料集を見たら、載っていた。
●アッシリアの戦士のレリーフ 『ギルガメッシュ王ものがたり』(ルミドラ・ゼーマン文・絵 松野正子訳 岩波書店)の絵本を思い出した。
●アウグストゥス帝の胸像 76歳で没したが、若い時の像で自らを権威付けしたらしい。頭がいいなあ。
●ミトラス神像 ミトラス神が雄牛を剣で刺している。地面にサソリがいると思ってよく見たら、雄牛の男性器をサソリがはさみではさんでいた。
●ターラー菩薩像 観音菩薩の伴侶らしい。豊満な肉体。しかし、観音菩薩は女性だと思っていたが、男性だったのね。
●モチェ文化の壷 私のツボ!すごく好き。
●ルイス島のチェス駒 ハリーポッターの映画に出ていたらしい。
●イフェの頭像 端正な顔立ち。私の一番好きな展示物。
●イズニク陶器 模様といい、渋い色といい、私の好み。
●ナイジェリアのマニラ(奴隷通貨) マニラ50個で奴隷一人分らしい。マニラ50個が展示されているが、これが一人分のお金と思うと・・・。
●ベニン王国の飾り板 レリーフより飛び出て立体的。背景の模様も細かく美しい。
●ハワイの冑 関ジャニ∞のアルバム「関ジャニズム」収録の「道」で丸ちゃんが頭にかぶっているものによく似ている。
●カナダ先住民のフロックコート すばらしい。特に後ろ身頃の飾り。
●ビーグル号のクロノメーター 『海時計職人ジョン・ハリソン』(ルイーズボーデン文 片岡しのぶ訳 あすなろ書房)を思い出した。ちなみにジョン・ハリソンはクロノメーターを発明した人。
写真OKコーナーのルイス島のチェス駒
左下に映っている頭像が私の一番のお気に入りのイフェの頭像
コメント
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