8月12日(金)
11日で伊吹山ボランティアガイドも終わり、お盆休み1日目は岐阜県側から伊吹山を登りました。
毎日30度を超える暑さだけど山の花は秋に変わりつつあります。
ボタンヅル
アキカラマツ
マツカゼソウ
ツルガシワは針のような種を着けて世代交代です。
シデシャジン、毎年見ますが独特な花姿には きっと何か意味があるのでしょう。
マネキグサ、今年は鹿によって生長点が食害に遭い 花が激減しております。
イブキレイジンソウ、こちらもマネキグサと同じ運命です。
イブキコゴメグサ、小さな花で食害には遭っていないようですが鹿が走り回り、土をボコボコに掘り起こして個体は少なくっています。
イブキボウフウ、伊吹防風と書き風邪薬としての薬効があります。
イブキトリカブト、こちらは鹿も猛毒植物だと知っており一口も食べられていません。
ここ静馬ヶ原と呼ばれる場所ですが、数年前からテンニンソウが猛繁殖して『ここも山頂と同じになっていく』と思っていたところ
今年はなんと鹿がテンニンソウを食べ始めました。生長が早く、大きくなって葉や茎が硬いテンニンソウは鹿も食べなかったのですが
個体数が増えてきたのでしょうか上の方がすべて食べ尽されており、トリカブトだけが残っております。
この日に登ったのは僕だけで、林の中からは鹿のかん高い声が響き、ついに姿を現し始めました。すぐ逃げましたが・・・
山頂がネットで囲まれたのでこちらに移動してきたのかな?