5月も半ば 冠山の花はもう終わっているかも知れないと思いつつ出かけてきました。
いつもの景色 福井県側は雪も少なくブナは太い枝が折れていました。
フモトスミレ
イワウチワ
ショウジョウバカマ
タムシバ
彼方に雪の白山と別山
イワナシ
登山道にまだ残雪がありました。
エンレイソウ
カタクリも満開です
毎度 頂上直下の崖登り、この崖に今日お目当ての花が咲いています
タテヤマリンドウ満開
登ってきて良かった
頂上です。霞んでいますが正面には白山と別山が見えます。
山頂は冷たい風が吹いていますが、5月の日差しで丁度いいです。ウグイスのさえずりと360度パノラマと独り占めの昼食は
最高の贅沢です。このあと次に咲く花とまだ撮っていない花を見るため気合いの下山
オオユキザサ(蕾)
マイヅルソウ(蕾)
サンカヨウ(カタクリの左に出てきた葉っぱ)
オオバギボウシの新芽はウルイと言って山菜です
キスミレ(もう終わっていると思っていたのでラッキー)
冠山に挨拶して帰ります。
林道を下っている時たくさん見かけた花木、ウワミズザクラだと思って無視していましたが良く見たら違いました
バットの原木で有名なアオダモの花でした。
この日は山菜採りですごい人でした。道沿いの山菜を採っている人は泥棒。地元の人はクマ鈴を付けて茂みの中に
消えていきます。地下足袋と靴、車も軽トラと乗用車の違いで分かります。
今年の冬は雪が少なかったので花の開花も早いと思っていたら、実際は例年より遅いです。山菜のコシアブラやウドも
芽吹いたばかり、雪が積もっていた方が地面は暖かいようです。クマさんが大好きなネマガリダケもいっぱい見ましたが
まだ10cmくらいなので、来週くらいから人間とクマの取り合いが始まるぞ。
冠山はクマが多く、登山道の下の方にはクマ道があると地元の人が言ってました。