ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『つばさ』―3

2018-11-12 17:00:21 | 多部未華子









 
かわたべ君は素晴らしい男です。具体的に素晴らしい点は、特にこれと言って無いのですが、本人が「たぶん俺は素晴らしい」と言ってましたから、たぶん素晴らしいのです。(乳首)

かわたべ君はかつて、売れない映画監督でした。でも、自分には売れない映画監督が向いてない事を自覚し、売れない脚本家に転向してマイナーな映画や特撮ヒーロー番組の売れない脚本を書いてました。

だけど、ほんの数年で彼はスッパリと映像業界から足を洗ってしまいました。理由は、売れなかったからです。(乳首)

かわたべ君は、物語の中でキャラクターを動かす以外の事には、いっさい興味を示さない男でした。撮影や編集における技術的な事や、美術、衣装なんかも「誰か勝手に決めて」ってなもんでした。

だから売れない監督よりも、売れない脚本家の方がまだ向いてたワケですね。その売れない脚本を書く作業にしても、出来れば手書きで済ませたい位に、パソコンを使うのがすこぶる苦手な人でした。

プロデビューする前、彼は長年に渡って自主製作映画を創ってましたが、デジタル撮影&パソコン編集の時代になっても、彼はアナログにこだわり続けてました。それは頑固というよりも、単にデジタルが苦手だったワケですね。

だけどプロデビューが決まってテレビの仕事をする事になった時、どうしてもパソコン編集を憶えないといけない羽目になった。それも早急に。

かわたべ君は、当時の自主映画仲間たちにパソコンの機種選びやセッティングまで全部やってもらうと、毎晩のように泣きながら仲間に電話をかけて、編集ソフトの使い方やトラブルへの対処法を尋ねつつ作業してました。

ホントに彼は、仲間に恵まれてますよね。みんなイヤな顔もせず親身になって助けてくれました。彼の作品は、そんな感じで仲間に支えてもらいながら出来てたワケです。

そして今回、一度は抹消された『つばさ』レビューが、ホームページ「多部未華子さん in『つばさ』解体新書」(→ココ)として復活することが出来たのも、仲間の支えがあればこそでした。

まず、かわたべブログの読者だった高鳥さんが、保存されてた『つばさ』レビューのデータを提供して下さったこと。ただし、かわたべ君は失踪したまま行方不明だったので、高鳥さんはタベリストのgonbeさんにコンタクトを取られたのでした。

で、北海道で乳搾りをしていたかわたべ君にgonbeさんが連絡し、どういう形で『つばさ』レビューを再公開するか話し合い、ホームページを立ち上げるという結論に至ったワケです。

以降、かわたべ君がやった事と言えば、かつて自分が書いた記事の修正作業のみw たったそれだけの事でさえ、Evernoteというソフトの使い方などを泣きながらgonbeさんに質問責めする毎日でしたw

その原稿をホームページという形で再現させる作業は、全てgonbeさんがやって下さいましたm(_ _)m

かわたべ君は今回の作業を振り返って「まるでデジャヴを見てるようだった」との言葉を残し、ムツゴロウ王国へと帰って行きました。決してススキノではありません。(乳首)

つまり、さんざん仲間たちを頼りながら映画を創ってた、かつての自分自身を思い出したワケですね。ブログ記事を書くのも一種の創作活動で、今回の作業はまるで、行方不明になってた古い映画のフィルムを最新技術で修復し、デジタル上映で再公開したような感じです。

特に『つばさ』レビューは、とてつもない時間と労力をかけた超大作ですから、最終回を書き上げた時の達成感もひとしおでした。……と、かわたべ君は言ってました。(乳首)

そもそも、彼があれを最後まで書けたのだって、仲間たちの熱いコメントがあればこそです。映画や脚本も、観客からの反応が何も無ければ、創る気がしないだろうと思います。

かわたべ君も私と同じで、基本的には徒党を組むのが苦手なんだけど、独りじゃ何も出来ないし、何もする気になれない。それが人間なんですよねぇ。

そう言えばタベリストマスター・yamarineさんには、観劇ツアーの手配・段取り何から何までお任せだし、多部ちゃん作品のDVDコピーも随分とお願いしましたm(_ _)m Deep Purplinさんもしかりですm(_ _)m

今更ではありますが、最近やっとリンクの貼り方を憶えましたのでw、お世話になりっぱなしのタベリスト仲間のブログを紹介させて頂きます。


☆『たべちゃんにカンパイ!!』→ココ

大先輩=yamarineさんのブログです。多部ちゃんの話題だけでほぼ毎日更新されてた、エクセレントなブログです。(それって本当に凄い事だと思います)

「毎日更新されてた」と過去形で書いたのは、多部ちゃんがすっかりメジャーになられた事で、さすがに応援者として書くべき事が減って来ちゃったんですよね。

なので最近は話題の幅が広がって、多部ちゃんファン以外の方にもオススメしたいブログになってます。(多部ちゃんファンの方はとっくに常連読者になられてますからね)

他の多部ちゃん関連サイトにもほとんどリンクされてますから、このブログさえ知っておけば多部ちゃん情報が全て把握できます。『つばさ』に関する記事も充実しており、特にDeep Purplinさんが寄稿された研究リポートはファン必読です。


☆『源町19番地』→ココ

私とほぼ同時期に多部ちゃんの虜になられた盟友=gonbeさんのブログです。多彩な話題(お酒の話がやや多いw)と、誠実で詩的な文章が特徴で、大人の男が書くブログって本来こうだよなぁとw、お手本にしたくなるブログです。

かわたべ君のブログもそうでしたが、gonbeさんも多部ちゃんにハマる前と後では、ブログの雰囲気が随分と変わりました。そこが多部ちゃんの凄さです。

特に『デカワンコ』そして『つばさ』関連の記事からは、思い入れの強さと愛の深さがストレートに伝わって来ます。シンパシーを感じずにはいられません。

gonbeさんは多部ちゃんの事を、一貫して「多部未華子さん」と書かれてるんですよね。そんなgonbeさんの真面目さと律儀さに敬意を表して、『つばさ』解体新書のタイトルも「多部ちゃんin」じゃなくて「多部未華子さんin」にさせて頂きました。

そんなワケで、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
 
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『つばさ』―2

2018-11-12 11:12:03 | 多部未華子









 
かつて、かわたべ君という素晴らしいブロガーが書いていた『blog@なんて世の中だ!』という素晴らしいブログがありました。(乳首)

中でも、多部未華子さん主演の朝ドラ『つばさ』を数ヶ月かけて全編レビューした一連の記事は、『つばさ』を愛する人たちの熱い熱いコメントがたくさん集まり、たいそう盛り上がったもんでした。

ところがある日、くしゃみをした弾みでブログ記事を全て削除してしまったかわたべ君は、ヤケを起こしてブログを閉鎖すると同時に、忽然と行方をくらましてしまいました。(乳首)

噂によると、放浪の末に北海道に辿り着いたかわたべ君は、ムツゴロウ王国で牛や山羊の乳搾りをして暮らしているそうです。(乳首)

ところがどっこい!『つばさ』レビューは生きていた! 

素晴らしい読者さん達のご協力により、あの『つばさ』レビューのほぼ全編が、ホームページとして蘇ったのです。投稿されたコメントも、そのまま掲載されてます。かわたべ君もきっと、草葉の陰で乳首をつまみながら喜んでる事と思います。彼こそは真の変態なのです。

かつてあのレビューを読まれた方はもちろん、知らなかった方にも是非読んで頂きたいです。特に多部ちゃんファンの方と、朝ドラファンの方には。

そして『つばさ』を(未見の方はもちろん、一度観られた方も今一度)是非ともご覧下さい! ツタヤDISCAS等の宅配レンタルならDVDが揃ってます。

『つばさ』は、色んな意味で凄い朝ドラです。一度観ただけで把握出来るような作品じゃないんです。かわたべ君のレビューは、幾多ある解釈の1つに過ぎないかも知れませんが、きっと『つばさ』をより深く楽しむにあたっての、ガイドブック代わりになるんじゃないかと思います。

特に、大谷翔太というキャラクターに着目する事によって「乳首人間」という新たな生物を発見した功績は、ノーベル乳首賞に値するのではないでしょうか?(乳首)

タベリストになった当初のかわたべ君は『つばさ』を軽く捉えてました。放映当時は朝ドラ視聴率ワースト記録を塗り替えたワケだし、後の『デカワンコ』で開花する多部ちゃんのコメディエンヌとしての才能を『つばさ』のスタッフは活かせなかった、みたいに書かれた雑誌記事もありましたから。

しかし、それにしてはタベリスト仲間たちの『つばさ』への思い入れがハンパじゃない。普通じゃない。もはや気が狂ってるw(乳首)

『つばさ』がどういうドラマだったか知っておかなければ、話について行けないと悟ったかわたべ君は、とりあえず『つばさ総集編』のDVDを購入する事になります。

総集編っていうのは、全156話×15分=2,340分を178分にまとめた、言わばダイジェスト版みたいなもの。何しろ当初は軽く捉えてましたから、全編観るほどのモチベーションは無かったワケですね。

で、それを観た時のかわたべ君の反応は「悪くないじゃん」「普通に面白いじゃん」「じゃんばるじゃん」といったようなもんでした。良くも悪くも、彼にとってはそれほど引っ掛かる作品じゃなかったんですね。

そんな彼の反応に対して、タベリスト仲間たちは「とりあえず気に入ってくれて良かった」としながらも、「ホントはそんなもんじゃないんだけどね」「まぁ総集編だから仕方ないよね」みたいな、なんだか悟りを開いた境地から若僧の成長過程を見守ってる感じなワケですよw

私が観た『つばさ(総集編)』は仮の姿で、本当の『つばさ』じゃないのか? 「あべこべ親子」っていうモチーフの物語に、一体どんな「悟り」が隠されてると言うのか?

それが気になって昼寝も出来なくなったかわたべ君は、ますます疎外感を募らせる羽目になり、いよいよ辛抱たまらず宅配レンタルに入会し、『つばさ完全版』DVD全編鑑賞&レビューという、修羅の道に足を踏み入れたワケです。

で、実際に観たら丹波哲郎も驚いた! 死んだら驚いた! 15分枠で放映されてた本来の『つばさ』は、総集編とは全く違う作品だったのです。なんと、多部ちゃんが出演していない!……てなワケはなくて、キャストもストーリーも当然ながら同じなんだけど、受ける印象が全く違う。

「多部未華子さん in『つばさ』解体新書」の最後から2番目の記事「『つばさ総集編』リターンズ」に詳しく書かれてますが、このドラマは二層構造になってるんですよね。

大雑把に分けると、楽しく賑やかな玉木ファミリー&ラジオぽてとメンバー達による人情喜劇=サニーサイドと、彼らが心の奥底に閉じこめてるトラウマをえぐり出し、その傷を癒やしていくセラピー的なドラマ=ダークサイドという、2つの顔があるワケです。

『総集編』は、そのダークサイドがバッサリと削除されている! だから口当たりがマイルドで、良くも悪くも観易くて引っ掛かるものが無かった。

でも、実は『つばさ』の本質はダークサイドにこそあるんだって事が、全編を通して観ると解って来るワケです。『つばさ』フリークスの心を鷲掴みにして離さないのは、サニーサイドの裏に隠された「魂の救済ドラマ」なんですね。

普段とても元気な人、必要以上に明るく振る舞ってる人ほど、実は人一倍繊細で、深い心の傷や暗い闇を背負ってたりする。ダークサイドを見せたくないが為に、ことさらサニーサイドを強調するワケです。

『つばさ』を観て「騒々しくてうるさいから」「下らないギャグが白々しいから」と言ってソッポを向いちゃった視聴者がいるとしたら、その人は『つばさ』の表面的な部分しか観てないのかも知れません。あるいは、心の傷をさほど引きずらないタフな人には『つばさ』の本質=「魂の救済」が必要とされないのでしょう。

さらに言えば、そういう暗くて繊細な部分には触れたくない、目を背けたいっていう人にとっても、『つばさ』は「余計なお世話」以外の何物でもないかも知れません。セラピーとかカウンセリングを、胡散臭いもんだと思ってる人も世の中には多いですからね。

『つばさ』にどっぷりハマる人っていうのは、自身も心に闇を抱え、傷を引きずったまま生きてて、尚且つそこから目を背けない、むしろ向き合って落ち込んだりするのが意外と好きなw、ちょっと自虐癖のある人達じゃないかと、かわたべ君は分析してました。私はそんな失礼な事は全然思いませんけど。(乳首)

しかし、それは決してマイノリティじゃない筈だと、かわたべ君は言ってます。そういう「救い」を求めてる人は(自覚してない場合も含めて)多いだろうし、放映当時よりどんどん増えてるんじゃないかと。

そういう人達が『つばさ』の本質にちゃんと気づいてたら、視聴率のワースト記録を塗り替えるなんて事にはならなかった筈です。むしろ爆発的ヒットになっても決しておかしくない。

それを物凄く巧みにやってのけたのが、最終回で視聴率40%を弾き出した『家政婦のミタ』ですよね。あれも主人公たちがトラウマを克服していく「魂の救済ドラマ」でした。

あそこまでストレートに解り易く描いてあげないと、昨今の視聴者には響かなくなってるワケです。感性も理解力も退化する一方で、だからかわたべ君はいつも「なんて世の中だ!」って、両手で乳首を擦りながら叫んでたワケです。

要するに、『つばさ』を敬遠されてる方の大半は「食わず嫌い」じゃなかろうかって、かわたべ君は思ってるみたいです。もしかしたら本当に一期一会の大きな出逢いになるかも知れないのに、目を背けて損をしてるんじゃないかって。

だから、ハリソン君もこうしてしつこくお薦めしてるワケです。特に多部未華子ファンなのに『つばさ』を観てない方がおられるとしたら、そりゃ駄目ですよ!w

このドラマの主役に多部ちゃんが選ばれた事には、とても深くて重大な意味があると、かわたべ君は言ってます。これは、多部ちゃんでなければ不可能な仕事だったワケです。

多部ちゃんの出演ドラマには、ハッキリ言って多部ちゃんがやらなくても良かったような作品がいくつかあるけど、この『つばさ』や『デカワンコ』『大奥~誕生』あたりは多部ちゃんでなくちゃ成立しない作品です。

『ラストホープ』とか『東京バンドワゴン』は観てるのに『つばさ』を観てないってのは、ラーメンのナルトだけ食べて麺もスープも残してるようなもんです!……って、かわたべ君は言ってます。私ならもっと上手い例え方をします。(乳首)

そんなワケで、今すぐ『つばさ』を観て下さい。ガチャガチャしてて最初は戸惑うかも知れないけど、じきに慣れますw それを乗り越えた先に、他の番組じゃまず味わえないであろう、熱くて深い感動が待ってること請け合いです。

それを味わえた暁には、かわたべ君じゃなくて私に感謝して下さいねw(乳首)
 
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『つばさ』―1

2018-11-12 00:00:09 | 多部未華子









 
2009年の3月から9月に放映された、多部未華子さん主演によるNHK朝の連続テレビ小説です。脚本は戸田山雅司さん、音楽は住友紀人さんで、主題歌はアンジェラ・アキさんの『愛の季節』でした。

埼玉県川越市にあるとされる、老舗の和菓子屋「甘玉堂」を営む玉木ファミリー(吉行和子、高畑淳子、中村梅雀、冨浦智嗣)と、地元のコミュニティーFM局「ラジオぽてと」のスタッフ達(宅間孝行、松本明子、ROLLY、脇 知弘)が、ヒロイン=玉木つばさ(多部ちゃん)と触れ合う事でそれぞれのトラウマを克服し、再生していく姿を描いた群像ドラマです。

サッカーで世界を目指すつばさの恋人(その名も大谷翔太!)に小柳 友、親友に吉田桂子、謎の闇金業者(?)に西城秀樹、神出鬼没のラジオ男にイッセー尾形、ほか金田明夫、佐戸井けん太、広岡由里子、三浦アキフミ、手塚理美、井上和香、山本未來、冨士眞奈美etc……と、錚々たるキャストが揃ってます。

とにかく、凄いドラマです。『あまちゃん』よりもずっと早くに朝ドラの枠を突き破り、定石を覆した超アグレッシブな作品です。それゆえに保守的な朝ドラ視聴者層の理解が得られず、平均視聴率が現時点で歴代ワースト第2位というw、素晴らしい記録を打ち立てた問題作でもあります。

にも関わらず、この作品は非常にディープなファン、勝手に『つばさ』フリークスと私が名付けた、愛すべきマニアを数多く生み出しました。その人たちにとって『つばさ』は、一期一会の傑作ドラマであり、もはや生き甲斐と言っても過言じゃないのです。

そういうパワフルな作品は、必ずアンチも生み出します。人数はそっちの方が断然多いかも知れませんw 多部ちゃんファンの間でもフリークスとアンチが真っ二つに別れ、ネット上で罵り合うという由々しき事態が巻き起こりました。

どんな番組でも肯定派と否定派が両方いるもんでしょうけど、ヒロイン女優のファンをこれほど怒らせた作品は少ないんじゃないでしょうかw それだけ『つばさ』は普通じゃない、とてつもなく個性的な朝ドラだったワケです。

そんな『つばさ』とは一体、どんなストーリーで、どんな演出だったのか? スタッフは一体、何を思ってあんなドラマを創ったのか? そして多部ちゃんは、ほぼ1年間に渡る撮影の中で、どんな変化を我々に見せてくれたのか?

ホームページ「多部未華子さん in『つばさ』解体新書」は、全編レビューを通してそういったテーマについて考察し、ちょっと余所では聞けないであろうユニークな結論を導き出した、今は亡きかわたべ君の血と汗とオシッコが染みついた渾身のリポートです。(乳首

そして、栄えあるノーベル乳首賞を受賞した、世にも奇妙な生物「乳首人間第1号」を徹底的に観察した、世界初の研究論文でもあります。その信憑性は小保方ユニットリーダーが保証されてます。(実験ノートあり)

放映時に観た人も観なかった人も、この機会に是非、あの素晴らしい朝ドラ『つばさ』の世界を覗いてみて下さい!

多部未華子さん in『つばさ』解体新書
http://tubasakaitaisinsyo.web.fc2.com/
 
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