2022年夏シーズンの先陣を切って、TBS日曜劇場の新作『オールドルーキー』が早くもスタートしました。
かつてワールドカップにも出場したJリーガーの主人公(綾野 剛)が落ち目になり、引退して求職するもサッカー以外に取り柄がなく、途方に暮れたところでスポーツマネジメント会社に拾われ、裏方に回って現役アスリートたちを支えつつ、自らも社会人として成長していくお仕事ドラマ。
これまでスポットが当たって来なかった「スポーツマネジメント」って職業がどんなものか、それを知られる新鮮さはあるものの、定石通りに進んでいくストーリーはほとんど先が読めちゃいます。
現役スター選手役で横浜流星くんがサプライズ登場する仕掛けは楽しくて、そういうお遊びはどんどんやって欲しいけど、内容の古臭さには「ホントにそれでいいの?」「いつまでやり続けるの?」って言いたくなっちゃいます。
年配視聴者を切り捨てるみたいなこと言ってる割に、定石を打ち破るような「新しい」作品をちっとも生み出そうとしない。保守、保守、保守、どこを切っても保守。金太郎アメかっ?!(乳首)
そんなことを考えながら風呂に入り、上がってからテレビをつけたらNHKで『SONGS OF TOKYO』って歌番組が放映されてて、全然知らなかった2組のガールズユニット「新しい学校のリーダーズ」と「NEMOPHILA」が特集されてました。
で、驚いた。私が好きになるかどうかは未知数だけど、とにかく新しい! これまで見たことない個性とパフォーマンス。面白い!
さらに驚いたのが、彼女らがSNSの世界から出てきてること。つまり2組とも、ぜんぶ自分たちで考え、自分たちで創ってネット配信したパフォーマンスが、海外で「バズって」認められたアーティストなワケです。誰にも「やらされ」てない。
素直に「すごい!」と思いました。今の若い子らって凄いな!と。スポーツの世界でも大谷翔平くんみたいな怪物が次々と現れて、確実に時代が変わろうとしてるし。
なのに映像業界だけが相も変わらず旧態依然……。唯一、希望の光と思われた『カメラを止めるな!』大ヒットからいったい何年経ってんの?って。(そういやフランスでリメイクされましたね。監督はあの『アーティスト』を撮られた巨匠!)
そして今朝、ネットニュースで吉田拓郎さんの記事を読みました。
近々リリース予定のラスト・アルバムに、かつて音楽バラエティー番組『LOVE LOVE あいしてる』で共演したKinKi Kidsや篠原ともえさんも参加しており、それに関してラジオ番組で拓郎さんと篠原さんが対談されたそうです。
このブログの読者さんなら、若い頃のパワフル過ぎる篠原ともえさんをよくご存知かと思います。私はけっこう好きだったけど、当時50歳を越えたばかりの拓郎さんにとっては「一番苦手なタイプ」でとにかく「大嫌い」でw、番組に降板を何度も申し入れたけど聞いてもらえなかったとか。
それを「照れてるだけ」と解釈して「ちっとも気にしなかった」とおっしゃる篠原さんがまた凄いけどw、一緒に番組をやってる内に彼女やKinKi Kidsのお二人から「学ぶべきこと」が沢山あることに気づき、やがて「50歳からの先生」としてリスペクトするようになったと語る拓郎さんも、やっぱりさすがです。
ちなみに私も当時あの番組はよく観て、主題歌『ぜんぶ抱きしめて』(名曲!) を含む拓郎さんのセルフカヴァー・アルバムを買いました。今でもたまに聴きます。
映像業界も……というより、その上の方に居座る老人たちも拓郎さんを見習って、もっと謙虚になったらどうですか? 今いちばん必要なのは、あの頃の篠原さんみたいに爆発的な、破壊的とも言えるパワーじゃないんですか?
若い人らに上辺だけ媚びるんじゃなく、本気で学ぼうって姿勢さえあれば、テレビが「オワコン」なんて言われる事にはならなかったかも?
かく言う私も、基本的には若いヤツらが嫌いです。うるさいし、まだ痛い眼に遭ってないから世の中をナメきってる。特に男はほんとバカ。女の子はバカでも可愛いけど、男のバカはどうしょうもない。どいつもこいつも死ねばいい。(乳首)
けど、一方で凄いヤツもいっぱいいる。我々の若い頃にはいなかったような怪物が、確かに存在する。そのパワーと才能を、映像業界はもっと取り込むべき。保身しか考えない年寄り連中を、まずは一刻も早く排除せよ!
というワケで今回のセクシーショットは、日曜劇場『オールドルーキー』で主人公の妻=榮倉奈々さんの妹役でレギュラー出演されてる、乃木坂46の元メンバー=生田絵梨花さん。決してヘンな意味じゃなく、若いって素晴らしい!(アヘ、ウヒハ)