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番組も1クールを経過し、オープニングのテーマ曲がバラード調からアップテンポ・バージョンに替わり、タイトルバックの映像も一部差し替えられ、よりアクティブさが強調されるようになりました。
確かに、バラード調の曲はメリハリが無くフワッとしてて、あの時代の空気、番組のカラーにも合ってない気がしてました。新バージョンの方が断然グッドです。
これらの変更によって『俺たちの勲章』の続編というイメージから離れ、'80年代ならではのポップなバディ・アクション刑事ドラマ、すなわち『あぶない刑事』前身としての『誇りの報酬』独自の世界観が確立されたように思います。
ちなみに音楽担当はタケカワユキヒデ&浅野孝己、音楽プロデューサーはジョニー野村という布陣。エンディング主題歌『日付変更線』を唄うのはもちろん、主演の中村雅俊さん。
なおオープニング変更に伴い、喫茶店「バルビゾン」のウエイトレス役も堀江しのぶさんから知らない女優さんに代わりました。本筋に関わらないチョイ役で毎週出演するには、堀江さんはちょっとメジャー過ぎたのかも知れません。ぼいぃぃ~ん!
☆第16話『三河湾に哀歌をきいた』
(1986.1.26.OA/脚本=長野 洋/監督=木下 亮)
新橋のサラ金に二人組の強盗が侵入、金庫の現金を強奪しようとするも途中で発見され、警備員の一人に重傷を負わせて逃走します。
その犯人たちはすぐに捕まるんだけど、金庫にあった現金500万円が行方不明。犯人は二人とも、奪う前に見つかったから「俺たちは盗ってない」と主張。
で、同じ現場にいながら負傷しなかった若い警備員=野口(安藤一夫)がネコババしたと睨んだ芹沢(中村雅俊)&萩原(根津甚八)は、彼をマークしますが取り逃がし、潜伏先と見られる愛知県の蒲郡(野口の生まれ故郷)へと飛びます。
野口は同じ蒲郡出身の婚約者=恵子(甲斐智枝美)に「蒲郡で会いたい」と連絡を入れており、彼を自首させたい恵子は芹沢たちと同行するのでした。
後はもう、三河湾の観光名所を巡る逃走&追跡劇が繰り広げられ、野口の口を封じたい黒幕(立川貴司)も絡んで吸った揉んだした挙げ句、もちろん最終的には野口も黒幕も逮捕され一件落着。地方ロケ編ってのは得てしてこんなもん、それ以上でも以下でもない、ってな内容でした。
ただ、最後に芹沢が野口を説得するときの台詞は良かったです。
「これ以上逃げ回ってどうするんだ? 刑務所に入るのがそんなに怖いのか? お前はまだいい。世間と隔離されて生きていけるんだからな。だが彼女は違うぞ! 彼女はこれから先、世間の冷たい眼を浴びながら生きていかなくちゃいけないんだ! 彼女こそこれから先どうやって生きていったらいいんだっ!?」
それと、地元の新米刑事役で登場した若い俳優さん。無名にしちゃヤケに演技が上手いなぁと思ったら、今やチョー売れっ子バイプレーヤーの光石 研さんなんですね。クレジットを見るまで全然判りませんでした。
ストーリーとしては凡作だけど、光石さんの好演と甲斐智枝美さんの熱演に救われました。キャスティングの勝利かと思います。
ヌード画像はもちろん甲斐智枝美さん、当時22歳。『スター誕生!』が生んだアイドル歌手で、本作と同じ'86年に『太陽にほえろ!PART2』第2話にもゲスト出演されてます。
本作でのしっとりとしたOL役とは対照的に、『太陽~』ではキャピキャピした女子大生の役。どちらも違和感なく魅力的に演じておられて、女優さんとしての才能を感じます。が、'90年の結婚を機に引退され、2006年に自ら命を絶たれてしまいました。合掌。
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