'77年から'78年にかけてのアッコ(木村理恵)です。この1年間で随分と大人っぽくなられました。
実際、18歳から19歳になろうという年頃ですから、プライベートでもきっと色々あった事でしょう。まさに「少女から女へ」という時期。
そして七曲署のマスコットガールから一人の女優へと脱皮すべく、'78年秋の北海道ロケ編を前に木村さんは『太陽にほえろ!』から巣立って行かれました。
台詞は通常1エピソードに1つあるか無いかで、背景同然の扱われ方で終わっちゃう時もしばしばなのに、決してクサることなく、三年間ずっと可憐な笑顔を見せ続けてくれました。まさに「癒し」の女神様です。
実際、刑事の身に危険が及んだ時や、悩みを抱えて落ち込んだ時に、それを心配するアッコのカットが1つ入るだけで、なんだか我々も励まされ、救われたような気がしたもんです。
他の刑事ドラマでも事務員の女の子がよく登場してましたが、大抵は添え物でしかなく、七曲署のマスコットガール達ほどの存在感を残した人はいなかったように思います。
クミ(青木英美)、チャコ(浅野ゆう子)、ナーコ(友 直子)、皆さん魅力的でしたけど、アッコには特に癒されたような気がします。妹キャラでありながら、どことなく母性も感じさせる人なんですよね。
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