ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『大追跡』#11

2018-10-27 08:55:08 | 刑事ドラマ'70年代









 
☆第11話『女豹が跳んだ』

(1978.6.13.OA/脚本=柏原寛司/監督=野田幸男)

『太陽にほえろ!』ファンにとって、この『大追跡』というドラマはスコッチ刑事(沖 雅也)とマミー刑事(長谷直美)が同じチームで活躍してるって構図が、また見所だったりします。

『太陽』においてスコッチとマミーは、同時期に存在しながら入れ違いで、絡む機会が無かったんですね。(スコッチ在籍中、マミーは交通課勤務でした)

そして『大追跡』第11話『女豹が跳んだ』のメインゲストは、青木英美さん。『太陽』の初代マスコットガール(お茶汲み係)=久美とマミー刑事の共演が見られました。

久美が七曲署に勤めたのはジーパン刑事(松田優作)の時代ですから、当然ながら『太陽』では絡まなかったお二人です。

英美さんが捕まった銀行強盗グループの一員で、結城刑事が女囚を装って彼女を脱走させ、逃亡中の仲間と接触させようとする潜入捜査物。

刑事と犯罪者が行動を共にする内に友情を育むストーリーは定番なれど、それを女性どうしで描いた作品は珍しいんじゃないでしょうか?

久美を演じた頃の英美さんは庶民的キャラだったけど、数年経ってすっかり垢抜けて、クールビューティーに進化されました。

一方の直美さんにはまだ少女のあどけなさがあり、お二人とも『太陽』で演じたキャラクターとは一味も二味も違ってるのが面白いし、大きな見所になってます。
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『大追跡』1978 | トップ | 『大追跡』#14 »

コメントを投稿