メディアでよくやってる「今年を漢字一文字で表せば」っていうの、今まで考えたこと無かったけど、今年ばかりはこう表さずにいられません。
「禿」
あるいは「抜」か「脱」でもいい。そう、毛ですよ毛! 2023年は私にとって、とにかく毛が抜けた1年。
そりゃあ50代後半で転職したワケだし、父の法事も相続手続きも全部1人でやらざるを得なかったし、約3ヶ月間のプータロー生活も決して楽しくはなかったし、まさにストレスだらけの1年でしたから。
でも、原因はストレスだけじゃないかも知れません。「加齢」はもちろん大前提として、男性ホルモンの強い人がハゲやすいっていう通説を信じれば、新しい職場に女性が多い(それで私の男性ホルモンが活性化した)ことも影響してるかも?
何にせよ、オレはやっぱり禿げるんだなと、もう腹を括るしかありません。夜な夜なシコシコと頭に育毛剤を擦り込むのもアホらしくなってやめました。
で、ようやく職場に馴染んでストレスも一段落したかと思った矢先、90歳になったばかりの母が骨折し、内科の定期診断では貧血傾向も指摘され、今後は病院へ連れて行く回数が増えそうです。
それがまたストレスになる(付き添うだけでも病院はしんどい)から、私を形容する単語「チビ」「メガネ」に「ハゲ」が加わるのはもう時間の問題でしょう。
なので来年、人生初の丸刈り頭にチャレンジするかどうか思案中。たぶん似合わないけど、波平さんみたいになるよりはマシ。
明るい性格じゃないもんでネガティブな話題が先行しちゃうけど、今年は気候変動の加速ぶりをイヤというほど実感させられました。
お子さんがおられる方には申し訳ないけど、地球が“住めない星”になっちゃう未来は、想像してたよりもずっと早く訪れそうです。下手すると、私ら世代が生きてる内にでも。
どう見たってそれくらい切迫してるだろうに、メディアがあまりに呑気ですよね。ちゃんと警告してるのはNHKスペシャルとタモリステーションぐらいでは? どうせみんな消滅しちゃうんだから、今のうちに楽しくやろうやってこと?
確かに、そう考えれば個人個人の悩みなんかあまりにちっぽけでアホらしい。私の毛が抜けようが生えようが事態はツユとも変わらない。
とはいえ、空虚なバカ騒ぎだけはやっぱり迷惑。大勢で騒いで一体なにが楽しいのか、60年近く生きて来ても私にはサッパリ解んない。静かに迎えましょうよ、年末年始も世界の終わりも。
しかし、あんまり暗いまま締め括るのもアレなんで、良かったことも書いときます。
世間的な話題だとワールド・ベースボール・クラシック「侍ジャパン」の優勝ですね。ちょうどプータロー期間中に開催してくれたもんで、予選通過後の試合は全部リアルタイムでTV観戦。本当にいいもんを見せてくれました。
それと同時期にやってたNHKさんの特撮番組『タローマン』と出逢えたのもラッキーでした。平日昼間のすっごい中途半端な時間の放映でしたからw、私がプータローでなけりゃ存在も知らずに終わってました。
そして個人的には、これもプータローになったお陰で実現した、念願の尾道旅行。いっさい気を遣わずにいられる唯一の相手=親友Hとの二人旅で、気候にも恵まれて最高でした。
あとは、毛さえ抜けなければ転職は成功だったと言えること、CATVの「東映チャンネル」と契約してレビュー記事の幅が広がったこと、ぐらいでしょうか。
お気に入りの連ドラは『罠の戦争』『探偵ロマンス』『超人間要塞ヒロシ戦記』『ラストマン/全盲の捜査官』『波よ聞いてくれ』『ガラパゴス』『セクシー田中さん』の7本。
劇場で観た映画は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『シン・仮面ライダー』『インディ・ジョーンズ/運命のダイヤル』の、たった3本!
自宅にも職場にも後期高齢者がいる=感染リスクを極力避けなきゃいけないから、こりゃもう仕方がない。年々、どうしても劇場で観たい!と思わせてくれる映画も減り続けてるし。
まぁそれにしても、ホントあっという間の1年でした。来年はもっと早く感じることでしょう。
勤務は通常どおり月〜金だから、2024年は元旦から出勤。明日と明後日は小掃除しつつ元旦のブログ記事を準備する予定なので、これが2023年最後の記事となります。
みなさん、良いお年を!
松本穂香さんは私も好きな女優さん第2グループって感じの存在ですが、なりすまし家政婦を演じられたNHKの夜ドラは(毎回は観てないのでレビューしませんでしたが)楽しめました。神木隆之介くんと出てるスマホのCMも良いですよね。
そんなワケで来年もよろしくお願いします!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。