スコッチが復帰して殿下が殉職するまで(#400~#414)の藤堂チーム=七曲署捜査第一係のメンバーは、以下の通り。
☆☆☆☆☆
ボ ス=藤堂俊介(石原裕次郎)
スコッチ=滝 隆一(沖 雅也)
ロッキー=岩城 創(木之元 亮)
スニーカー=五代 潤(山下真司)
ゴリさん=石塚 誠(竜 雷太)
殿 下=島 公之(小野寺 昭)
長さん=野崎太郎(下川辰平)
ナーコ=松原直子(友 直子)
山さん=山村精一(露口 茂)
☆☆☆☆☆
まさに「復活」のシーズンだったと思います。文字どおりスコッチが山田署から帰って来てくれたこと、その化学反応でスニーカーが元気を取り戻してくれたこと、それに加え久しく見られなかった『太陽にほえろ!』のハードアクションも復活してくれて、私は大袈裟じゃなく嬉し涙を流したもんです。
『太陽~』は本来、青春アクションドラマなんです。アクションがあればこそキャラクターが活きてドラマも盛り上がる。それを創ってる人たちが勘違いして「人間ドラマ」だの「愛のドラマ」だの「社会貢献」だのと言い始めてからおかしくなっちゃった。
それもこれもアクションがあればこそ活きて来るワケです。人間の内面ばかり描けば暗くなるし、愛とか社会とか意識しすぎると説教臭くなる。同じ比重で躍動を描かなきゃダメなんです!
そのバランスが絶妙だった#401『紙飛行機』、#404『鍵のかかった引き出し』、#410『捜査だけが人生じゃない』、#411『長さんが人を撃った』あたりはどれも傑作でした。前シーズンにはそういうのが1本も無かった。ホントにどうなることかと思いましたよ!
その点でもやっぱり、アクションが画になるスコッチの存在は大きい。いくら走ろうが撃とうがロッキーじゃカッコ良く見えないんですよねw 殿下もそう。ファンの方には申し訳ないけど、そういう意味じゃ殿下の退場も有難かった。すべて私個人の感想です。
アクションの復活により『太陽~』本来の面白さが蘇り、私から見れば戦力外だったメンバーが消え、お膳立てが出来たところでいよいよ、後期『太陽~』を引っ張っていくあの人が登場するワケです。
なんという強運! この番組はやっぱり、なにかを「持ってる」としか思えません。
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