どんな人にも輝ける時期があって、私にすら黄金期と呼べなくもない時期がありました。そういう時は誰であれ「いい顔をしてる」んだろうと思います。
'77年後半から'78年にかけての宮内淳さんは、まさに輝いてました。いや、黄金期はきっと他にもあるでしょうけど「いい顔をしてる」って意味においてはこの時期がピークだったんじゃないでしょうか?
なにげにメチャクチャ失礼なこと書いてるかも知れないけどw、とにかくあの時期の宮内さんは神がかり的にカッコ良かった。
じゃあ他の時期はそれほどカッコ良くなかったの?と言われれば、その通りなんですw 髪をセンター分けにする前の宮内さんには精悍さを感じなかったし、'79年に入ってからはお顔がやや丸くなってモミアゲがクドく感じられ、ボン殉職を経て『あさひが丘の大統領』に主演される頃には「カッコいい」イメージから遠ざかってるように私は感じてました。
それは役柄が変わったせいもあり、やっぱりボン=田口良というキャラクターがあまりに良すぎた反動なのかも知れないけど、それだけじゃ説明がつかない何か大きな違い、ベタを承知で言えば「オーラ」が違ってたような気がするんですね。まさに'77年~'78年は輝いてたワケです。
内面の充実による輝きもあるだろうし、ハードな撮影で肉体的にもシェイプアップされてただろうし、年齢的にもちょうど良い時期で、もしかすると七曲署捜査一係という環境が何より良かったのかも?
そう言えば私は後のドック=神田正輝さんやラガー=渡辺徹さんにも同じことを感じてました。『太陽にほえろ!』ではあんなに輝いてたのに、他のドラマで見るとなぜか全然魅力を感じない……って、ほんと色んな人に対して失礼だけどm(_ _)m
単純に私が『太陽~』を愛しすぎて、七曲署捜査一係のメンバーなら誰でもカッコ良く見えたんじゃないの?って思われそうだけど、私はマイコン刑事をカッコいいと思ったことは一度もありませんからw 彼の黄金期はいつなんでしょう?w
ともかく今回、北海道ロケ編をあらためて観直して、あの頃のボンは無敵のカッコ良さで、当時の人気爆発にも納得せざるを得ないと、私は思いました。やっぱりイチオシです。
当時の「夜のヒットスタジオ」忙しくて見なかったので、時任さんが出ていたのも知らずにいました。芸能界もいろいろありますからね。
『君に捧げるほろ苦いブルース』が発売された時、宮内さんが『夜のヒットスタジオ』に出演されたんだけど、そのとき新人俳優だった時任三郎さんも出てて、彼の方がなんだかプッシュされてたもんだから「チキショー、なにが時任三郎じゃ」と腹を立てた想い出がありますw 彼の方が身長が高そうなのも気に食わなかったですw
レコード持ってたのはうらやましい限りです。
私も「夕焼けの街」が好きですが、当時家庭の経済的事情等あってレコードを買うゆとりもなくて、その他家庭の状況でそれどころではなかったので買わずにいました。
私は「君に捧げるほろ苦いブルース」が好きですが、その頃親元を離れての貧乏学生でゆとりがなくてラジオで聴いたのが印象に残ってます。
今はYouTubeでも懐かしい曲に再会できるようになってうれしく思います。
宮内さんが亡くなってから「太陽にほえろ!」のサントラCDと宮内さんの「君にたどり着くために」と買いました。何年たっても色あせずに心に響きますね。
たまにBSで過去の二時間ドラマを見ることがありますが、宮内さんならどんな風に演じたかな…と思うことがあります。
宮内さんはデビュー時から演技が上手かったですから、あのまま続けておられれば渋い脇役もこなされたでしょうね。だけどご本人に執着がなかったなら仕方ありません。ボン役とハンソク役で燃え尽きたのかも知れませんね。
私も宮内さんの声、好きです。レコードはよく聴いたし、今でも『夕焼けの街』は歌詞カードなしで唄えますよw
宮内さんは好きな俳優でした。
宮内さんが亡くなってから昔のことを思い出しました。確かにハリソン様のおっしゃる通り、ボン刑事は今見てもかっこよくてキュンキュンします。宮内さんが一番輝いていたころだろうと感じました。
他のブログやYouTubeの情報で、太陽にほえろ!で人気者になったものの、自宅マンションの周辺でファンが待ち伏せしてたりして帰宅もままならず幸せではなかったようです。ロッキー役の木之元さんが過去の話として、当時から宮内さんは「事業をやりたい」と言ってたようで芸能界にこだわってないようだったとも語ってます。
宮内さん自身の区切りとしてボン刑事役に心血を注いだのかもしれません。
自分としてはボン刑事役のように輝いていなくても違う宮内淳を見たかったという気持ちもありました。昼ドラの冴えないオヤジ役や二時間ドラマでの犯人役とか、違ったキャラを見たかったと感じてます。表情豊かで声も好きだったので、今でも宮内さんを超える人はいない気がしてます。宮内さんは芸能界以外の分野で活動して芸能界と距離を取ったので余計にそう感じたのかもしれません。
昔太陽にほえろ!のカレンダーを買ってました。七曲署の刑事さんたちはそれぞれに魅力があって輝いていた気がしました。
劣化したというより、ボン時代が極端に良すぎたのかも知れません。誰にでもモテ期があるように、瞬間的に輝く時期ってあるんでしょうね。
たまたま検索中に入力ミスでヒットして昔ファンクラブに入っていた程のボンファンだった事もあり『懐かしさ』のあまり立ち寄ってしまった次第です。
そして拝見するとまさに自分も同じ受け止め方でしたのでコメントさせていただきたいと思います。
正直、あさひが丘の大統領で一気に(幻滅し)熱が冷めてしまったのですが、太ほえの頃はそれはもう長身で足は長いわ、お人柄も真面目そうで好印象な男性に思いました。
役の影響か分かりませんが、刑事役以降は申し訳ないですが、輝いていなかったような印象です。