屯田物語

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富山が生んだ詩人・大村正次とバイオリニスト高階哲夫

2020年03月13日 | 摂津国の怪人
詩誌「日本海詩人」主宰者「大村正次」、「時計台の鐘」作詩・作曲の「高階哲夫」は共に明治29年(1896年)富山県生まれ、生地は現富山市と滑川市と隣接。その学歴も富山師範学校卆といわれ共通性がある。
但し、交流が有ったか否かは不明。「高階」は札幌に演奏旅行の際、「時計台の鐘」を作り、札幌生まれの「満寿夫人」が歌ったものという。両者には抒情性という共通点があり、北海道にゆかりがあり、皮肉にも離婚歴まで一緒との類似点がある。

「時計台の鐘」は一時教科書にまで取り上げられ、「高階哲夫」の名は有名になり、その音楽的功績に対して滑川市では「時計台のミニチュア版」を造り顕彰しているとのこと。我が恩師「大村正次」にも抒情詩の先駆けとして詩集「春を呼ぶ朝」をも含めて、光が当たって欲しいものと希求している。

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Rimshotさんのユーチューブ動画↓を紹介します。
「人に伝えていきたい日本の風景 童謡・唱歌から」


越中富山の薬屋さん

2020年03月12日 | 摂津国の怪人

中村雅宏さん制作のユーチューブ動画をお借りしました。
富山の民謡 越中とやまの薬屋さん<富山弁長囃子>


元滑川市長の中屋一博さんが富山売薬に関する昭和の5曲をCDに収め、関係者に無償で配布されたことは前回のブログで紹介したとおりです。
なお、中屋さんのブログは [なかや一博 ブログ]←をクリックするとご覧になれます。

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日本海詩人同人・松原與史郎その(二)

2020年03月11日 | 摂津国の怪人

私「怪人」の知己に富山県滑川市元市長の中屋一博さんがいる。
博学多才、ウイットに富んだ人物であり、県を代表する薬業に深く関わっておられる方である。
中屋さんは、埋没していた「松原與史郎」が作詩(昭和8年、7年日本海詩人廃刊後)した「越中富山の薬屋さん」という歌を採譜してCDを制作し関係者に無償で配布した。
作曲者は滑川出身の当時気鋭のバイオリニストで作曲者でもあった「高階哲夫」。彼も北海道とは関わり深い人であった。
中屋さんからそのCDを頂いたので次回は「なかや一博ブログ」と「越中富山の薬屋さん」の歌を紹介したいと思います。

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日本海詩人同人・松原與史郎その(一)

2020年03月10日 | 摂津国の怪人


恩師「大村正次」が主宰していた「日本海詩人」の同人に、民謡詩人「松原與史郎」がいる。詩集「あゆの風」発刊(昭和7年)の際「正次」が跋文を書いている。
民謡詩人であったが故に、作曲者との付き合いがあり、そのうちの一人富山出身の作曲者と北海道を結ぶ縁は、そののち「正次」が渡道するということにも似て富山と北海道の関係は昔から濃厚であったものと思えば興味深い。その作曲者は追って紹介したい。

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富山の女流俳人

2020年02月05日 | 摂津国の怪人

我が家のルーツであろうと思われる滑川のN夫人、かの角川書店、「角川春樹氏」主宰俳誌「河」の滑川支部長を務めながら句誌を作り、句作に励んでおられます。



屋敷内に角川氏の句碑を建て、
自分は立山寺の栂並木(もみの木)に句碑を作るという力の入れよう。富山は決して文学不毛の地ではなく、地味ながらしっかりと地に根付いている。

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角川春樹氏の碑文
  鱈汁や海鳴りくらき父のくに     春樹


天空の城・竹田城

2020年01月06日 | 摂津国の怪人


竹田城は室町時代山名宗全によって築かれ、その家臣太田垣氏が城代として長年治めた。室町、戦国時代に、但馬、丹波、播磨との国境の要衝地域にある為争いの地となった。

今は建造物は残っていないが、近年は雲海に浮かぶ城として天空の城」「日本のマチュピチュ」として知られている。

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カモの羽休め

2019年11月25日 | 摂津国の怪人


今日などは暖かく、近所の小さな川辺に越冬地への飛来の中休みか、岸辺でまどろむ鴨の群れが見えた。長閑な晩秋の風景であった。思わず、これからも暖かい日の続くことを願ったものである。

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円通寺の紅葉

2019年11月22日 | 摂津国の怪人


六百年の歳月を経た禅寺の古刹「円通寺」は足利義満が勅命を奉じて創建した。
紅葉は盛りを過ぎていたが、それでも立派な伽藍に映えて目を楽しませてくれた。

手前の山に陽が当たらず、後ろの山に陽が当たっているという、偶然にも相似形の山影が面白い。

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