屯田物語

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スーパーの女

2008年04月06日 | 映画
「羅生門」のあと、同じBSの深夜映画は伊丹十三作品シリーズから・・

「スーパーの女」

変色した肉を赤い蛍光灯でごまかす
売れ残りの食品をパックし直して新しい日付で売る(通称:リパック)
輸入牛を和牛として売る
前日の売れ残った惣菜を翌日の弁当に入れる


宮本信子と津川雅彦の掛け合いが絶妙だね。
昨年から食品偽装事件が多発しているが、
こんなことは以前から一部のスーパーでは当たり前にやっていたようである。
「正直屋」対「安売り大魔王」
正直者は必ず勝つという、わかりやすい構図の作品であった。
世の中そんなに上手くいくわけないよって思うけど、
いや、そのベタな展開ながら見るものを惹きこむ演出は伊丹監督の技である。

番組のあと、宮本信子が伊丹作品について語っていたが、
いまでもお若くて、十年前の”スーパーの女”のときと変らず魅力的であった。



北海道庁の赤レンガ前庭にも雪はないが、
まだ池の畔は立ち入り禁止になっていた。