屯田物語

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アメージンググレース なんと優しい響きよ

2009年05月19日 | 百合が原




百合が原の赤いチューリップ・・
赤色って、質感がでなくて難しいよね。

”本田美奈子 最期のボイスレター”(BS番組)
歌がつないだ”いのち”の対話とは・・
白血症の美奈子さんと骨折で緊急入院した作詞家岩谷時子さん、
同じ病棟の6階と16階のボイスレターのやりとり。
本田美奈子さんは日々自分の歌を録音して岩谷さんの病室に届ける。
そこから、二人のボイスレターをとおして対話がはじまった。

 やさしい愛の 手のひらで
 今日もわたしは うたおう
 何も知らずに 生きてきた
 わたしは もう迷わない


病院のなかでアカペラで歌うアメージンググレースは堪え難く切なく美しい・・
そして、本田美奈子さんの仮退院の日、
お世話になった看護師さんのまえで歌ったうたもやはりアメージンググレースであった。
彼女が亡くなられたのは仮退院の日から三ヶ月あとだという。

わたしの友人の奥さんも本田美奈子さんとおなじ骨髄性白血症で長期間入院していたが、
いまは完治されてとてもお元気である。
生と死の境はどこにあるのか、
死を前にしてもなぜそこまでやさしくなれるのか、
わたしにはわからない。