日本ボーイスカウトの生みの親である下田豊松氏一行が
ニセコ山系に青少年の心身修養訓練道場の候補化を求め、その踏査中に発見された。
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まさに別世界へ来たような景観とそのあまりにも神秘的な雰囲気にのまれ、
「皆が神、仙人の住みたまう所」との印象を受けたことから、
下田氏等により神仙沼と命名された。
神仙沼の季節では七月がいちばん好きである。
エゾカンゾウやヒオウギアヤメが咲き乱れ、
ワタスゲが風にそよぐ。
そして、雪の結晶に似たミツガシワの花冠が沼のなかから顔をのぞかせるのだ。
そんな風景をみてやってほしい。
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