屯田物語

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まけきらい稲荷、まるでミニ千本鳥居

2018年11月13日 | 摂津国の怪人


正式には「平左衛門稲荷神社」という。
篠山藩主青山公が老中だった約170年前の文政年間、毎年春と夏に江戸両国の回向院で将軍上覧の大相撲が催された。篠山藩のお抱え力士は負けてばかりで青山公は悔しい思いをしていたが、ある時篠山から来たという「王地山平左衛門」という力士らが現れ、土俵に上がると連戦連勝してしまった。

負けず嫌いの青山公はおおいに喜び、その者達に褒美をやろうとしたがどこにもいない。調べて見ると力士たちの名前は領内のお稲荷さんと同じ名前であった。そこで、それぞれに幟や絵馬を奉納したというのが謂われである。
摂津国の怪人