さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4924番:学習日記 10月5日(土)

2024-10-05 11:51:02 | 日記

学習日記 10月5日(土)

 

現在学習中の「湖畔」(第三書房)は脚注解説が少ないので、別の

対訳双書を探していました.すると、大学書林語学文庫に

『シュトルム短篇集』というのがあったので、「これだ!」と思って

発注しました.

 

そしてそれはきょう送られてきたのですが、肝心の「湖畔」が

収められていません.

 

やっぱり、昔のように大きな書店で、直接手に取って確かめてから

書いたいものです.

 

今更返品もできないので、これはこのまま使いましょう.

何が収められているかというと、「広間にて」、「マルテと

彼女の時計」、「陽を浴びて」の3つ.

 

「陽を浴びて」を追加学習します.

800 円も出したので学習しなくちゃね.

 

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4923番:さすらいの青春(524)

2024-10-05 07:39:57 | 語学


さすらいの青春(524)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


———————【524】———————————

 Vacillant  comme   un  homme   ivre,  le  
grand  garçon,  les  mains  dans  ses  poches, 
les  épaules   rentrées,   s'en  alla  lentement  
sur   le  chemin   de  Sainte-Agathe;  tandi  
que,  dernier  vestige  de  la  fête  mystérieuse,
la  vieille  berline  quittait  le  gravier  de  la
route   et  s'éloignait,   cahotant   en  silence,  
sur  l'herbe  de  la  traverse.   On  ne  voyait
plus   que    le   chapeau   du   conducreur,  
dansant   au-dessus   des   clôtures...  
       
     
—————————(訳)—————————————

 酔っ払いのようにふらふらと、この大少年モーヌ
は両手をポケットに突っ込んだまま、肩をすぼめて、
ゆっくりとサント=アガットへの道を辿り去って行
った.そして同時に、あの不思議な祭りの最後の名
残りだったおんぼろ大型四輪馬車も街道の砂利道を
離れて、静かに揺れて草地を横切り遠ざかっていっ
た.もはや御者の帽子だけが垣根越しに踊っている
ように見えるに過ぎなかった.
  

——————— ⦅語句と解説⦆ ————————————
         
vacillant:(p.pré) < vaciller (自) ぐらつく、揺れる 
ivre:[イーヴル](形) 酔った  
le grand garçon:大少年、モーヌの置き換え語
rentrées:(肩を)すぼめて (p.passé/pl/m) < rentrer (自)
rentrer (自):引っ込める、隠す 
tandi que:(接・句) ❶【同時】~する間に、
    ~している時に;❷【対立】~であるのに、
    ~に反して、しかるに一方.
dernier, ère:(形) ❶【名詞の前または属詞】最後の、
    最新の;❷ [名詞のあと] この前の
vieille berline:(f) おんぼろ四輪馬車
vestige:(m) [複数形で用いることが多い]❶遺跡;
    ❷名残り、面影;
        vestiges de grandeur / 偉大さの名残り   
fête:(f) 祭、催し、祝宴  
mystérieux, se:(形) 不思議な、謎の
quittait:(直半過/3単) < quitter (他) 離れる、去る
   (人と)別れる
gravier:(m) [集合名詞] 砂利、小石
route:(f) 道路、道、街道   
éloigner:(他) [de から] 遠ざける
s'éloignait:(直半過/3単) < s'éloigner (pr)  
s'éloigner (pr) [de から] 遠ざかる;
   é =する、loin (形) 遠い
   éloigner =遠くする、遠ざける;
   Cette route vous éloigne du centre ville. /
      その道は町の中心と反対のほうへ行ってしま
   いますよ.
cahotant, e:[カオタン, ト](形) がたがた揺れる、でこぼこの、
   chemin cahotant / でこぼこ道
   L'autobus en compagne est un tacot, et qui roule 
      tremblant et vacillant. sur le chemin cahotant. 
      田舎のバスはおんぼろ車でこぼこ道を
   がたがた走る~(^^♪(ネーティヴチェックなし) 

  https://www.youtube.com/watch?v=jpGTrCmdpPI
silence:(m) ❶沈黙、無言;❷静寂、静けさ
en silence:❶静かに、文句を言わず、おとなしく、
   黙って、無言で、黙々と、音をたてずに、
   ❷心ひそかに、ひそかに、心中で
herbe:(f) 草;本文では集合名詞として「草地」
traverse:
voyait:(直半過/3単) 見えていた < voir 
ne ... plus que ~:~しか…ない
chapeau:du conducreur:御者の帽子  
dansant:(p.pré) 踊っている < danser (自/他) 踊る  
au-dessus de:~の上に、で
clôture:(f) 囲い、柵、垣、垣根  
au-dessus des clôture:垣根の上で、
   御者の帽子が垣根の上で踊ることは
   できません.垣根越しに見えていた
   という解釈が妥当です. 

 

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4922番:続仏教セミナー(2)

2024-10-05 02:43:10 | 日記

続仏教セミナー(2)

 

「如風於空中 一切無障礙(にょうふうおくうちゅう いっさいむしょうげ)」

法華経の如来神力品にある偈頌(げじゅ)(詩歌的フレーズ)です.

このセミナーの478番で取り上げた題材です.これを

書いた私も、風にはなり切れなくて、人との衝突もありました.

しかし風になりきっていたときを思い出してみますと、いつも

心は爽やかでした.

 

「いつも」ということが大切なのですね.「いつも」という

ことばはお経文では「毎自作是念」(まいじさぜねん)と書かれて

おります.どこに書かれている?同じく法華経の如来寿量品

(にょらいじゅりょうほん)に説かれております.

 

「毎自」

仏様は「いつも」お思いなのです.

仏様は一体何をいつもお思いなのですか?それは

そのあとに「以何令衆生徳入無上道速成就仏身」

(いがらしゅじょう とくにゅう むじょうどう

そく じょうじゅ ぶっしん)

 

おまじないのような言葉ですが、意味は「何を以てか

衆生を無上道(この上なき覚り)に入らしめ、すみやかに

仏の身をならせしめるかを(いつも念じておられる)

のでございます.

 

だけどまだ覚りを得ていないわたしちがこれを発言するとしたら

ちょっとあつかましいかもしれません.でも無上道ではないけれど、

「いつもすがすがしい心をもって」生きていくことを推奨すること

に使わせてもらうことは可能だと思います.

 

 (すがすがしいニャン)

 

ところで、「おまじない」と申しましたのは、これは枕経で

お唱えする経文で、死者の霊が仏の教導で迷わず善地へと進め

ますようにという願いをかけているのです.

 

 

さて、「風」ではなく「空中」のほうを取り上げると、

「空中」に浮かび上がることになります.「雲中供養仏」

のように.

お寺に行けば壁画で雲の上の神仏が楽器を演奏

している絵図がありますよね.あれが「雲中供養仏」

です.彼らは空中で遊んでいます.

 

彼らは遊んでいても人と意見も身をも衝突させることはあ

りません.無障礙ですから.私たちの日常もこうありたい

ものですね.

 

還俗僧侶ゴタ坊春の助

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4921番:サウンドオブミュージック(802)

2024-10-05 02:35:11 | 語学


サウンドオブミュージック(802)
𝓢𝓞𝓤𝓝𝓓 𝓞𝓕 𝓜𝓤𝓢𝓘𝓒


———————【802】—————————————

  Once  more  we  turned.   I  knew  there 
was  nothing  I  could  say.   This  is  one
of  the  times  when  a  man  is  all  alone—
—just  he and  his  God.    It  is  one  of
those  dangerously  precious  moments  when
he  has  to  say  yes,  or  no,  and  only  he
can  make  the  decision.   I  prayed  silently
and  fervently: “ Thy  Will  be  done.”     
                
                       
————————(訳)—————————————

 もう一度、私たちは引き返しました.私が口を
挟める余地がないことはわかっていました.これ
が男が孤独である瞬間なのだ——男と神とふたり
っきりの瞬間なのだ.私は沈黙のまま、ひたすら
祈りました:「御心がなりますように」.
 
     
.———————⦅語句⦆————————————
      
fervently:(副) 熱心に、熱烈に
Thy Will be done:(ネット検索で)
           「御心がなるように」.
    おそらくこのthy は汝のことではなく、「神」
  で、神の御心がなりますように.
  注意が必要なのはwill be done という未来形
  ではなく、will は名詞で主語.be は命令形で、
       ~あれかし.done が「なされんことを」
  全体で、「神の御心がなされよかし」

 

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