さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

5007番:小説「ドアがしゃべる II 」

2024-10-18 22:00:59 | 日記

小説「ドアがしゃべる II 」

 

あるところにお城がありました.

ダヴァンセル夫人のお城でした.

ある日夫人に入れ込んでいる男爵が

お城にやってきました.

 

ダヴァンセル夫人:男爵さま、この部屋をお使いください.

         私はとなりの部屋で休みます.ほなおやすみ.

 

真夜中に、男爵はそっと自分の部屋を抜け出し、夫人の部屋の前

まで、忍び足でやってきました.

足音:抜き足、差し足、忍び足~

男爵:こら足が歌うな!静かにしてろ!

足音:べったん、べったん…

 

【教訓】この話は怒ってはいけない、逆効果だということを

    教えている.

 

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5006番:小説「ドアがしゃべる」

2024-10-18 21:36:09 | 日記

小説「ドアがしゃべる」

 

あるところにお城がありました.

ダヴァンセル夫人のお城でした.

ある日夫人に入れ込んでいる男爵が

お城にやってきました.

 

ダヴァンセル夫人:男爵さま、この部屋をお使いください.

         私はとなりの部屋で休みます.ほなおやすみ.

 

真夜中に、男爵はそっと自分の部屋を抜け出し、夫人の部屋の前

まで、忍び足でやってきました.

 

男爵は夫人の部屋のドアをボリボリ掻きました.

 

ドア:ああ、そこよ、そこそこ.あっふ~ん

夫人:こら、ドアがしゃべるな!

ドア:あら、夫人、あなたもボリボリやってほしいんでしょ?

   いいわ、男爵にたのんであげる.

夫人:よけいなことを言うな.

ドア:男爵、施錠をはずしましたわ.ダヴァンセル夫人が

   あなたに背中を掻いてほしいんだって.

男爵:夫人には孫の手があったでしょ?

ドア:あれはごまみそ擦るのですりこぎに使っておいでよ.

 

 

   

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5005番:学習ブログ 10月18日(金)雄鶏が鳴いた(31)のこと

2024-10-18 20:34:34 | 日記

雄鶏が鳴いた(31)のこと

この記事は次の通り:

雄鶏が鳴いたのよ(31)
 Un Coq Chanta  

 
Le  baron s'en  vint  gratter  à  la  porte  de  son  amie.   
Comme  elle  ne  répondait  pas,  il  essaya d'ouvrir.    
  
 
..————————(訳)———————————————


男爵は彼女の部屋のドアを引っ掻いた.返事がなかったの
で、ドアを開けようと試みた.施錠はされていなかった.
   
   
————————⦅語句⦆——————————————
    
gratter:(他) ~を引っ掻く、掻き削る     
répondait:(直半過/3単) < répondre (自)
répondre:(自) [à に]答える、返事をする
essaya:(直単過/3単) < essayer (他)
essayer de + 不定詞:~しようと試みる、努める
verrou:[ヴェルー](m) 差し錠、ラッチ:
   mettre le verrou / 差し錠をかける
   pousser le verrou / 差し錠をかける
      tirer le verou / 差し錠をはずす
           

それでこの訳で、何が問題かというと扉を引っ掻いたこと.

ふつうはノックをするんじゃないの?

ガリガリ引っ掻いても聞こえないじゃない.なんでgratter(引っ掻く)なの?

自由に訳していいなら、ここはぼくならこういう迷訳をするぞ!

 

男爵は彼女の部屋のドアをボリボリ掻いた.ドアは「ああ、気持ちいい。

そこ、そこよ、あ、ああ~

ドアは我を忘れて。施錠を解いてしまった.「ガチャ」

 

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5004番:フィフィ嬢(71)

2024-10-18 09:10:10 | 語学


フィフィ嬢(71)
マドモワゼル フィフィ 
MADEMOISELLE  FIFI    


————————【71】——————————————
          
  Les  lieutenants  Otto  et  Fritz,  polis  
comme  auprès  de  femmes  du  monde, 
intimidaient  un  peu  leurs  voisines; mais
le  baron  de  Kelweingstein,  lâché  dans  
son  vice,  rayonnait,  lançait  des  mots  
grivois,  semblait  en  feu  avec  sa  couronne
de  cheveux  rouges.
      
       
.————————(訳)———————————————

 オットー、フリッツの両尉官たちは彼女たち
をまるで流階級の女性のように接したので隣に
座らせた彼女たちをいささか気おくれさせてし
まいました.しかし領主ケルヴァインシュタイ
ン男爵は羽目を外して悪趣味が滲み出て、無遠
慮できわどい言葉を投げかけたりして禿頭の回
りの赤い頭髪の冠はさらに火照って見えていた.
   
 
.————————《語句》———————————————
     
lieutenant:[リュートナン](m) 中尉
Otto:(人名) オットー中尉
Fritz:(人名) フリッツ少尉  
    Otto と Fritz をまとめてlieutenants として 
   いるのは lieutenant は広義では少尉と中尉
  を含める尉官をさし、狭義では、少尉は
  sous-lieutenant、中尉がlieutenant、と区別
  する. ただし大尉だけは別で capitaine (m)
  となるようである.     
poli, e :(形) 礼儀正しい、丁寧な 
auprès de:❶~に比べて;❷~に対して、
  ❸~の近くで
monde:(m) ❶世界、❷世間、❸社交界;
    ❹人々 
femmes du monde:社交界の女、上流社会の女
comme  auprès  de  femmes  du  monmde:
  上流社会に類する女性たちとして、 
intimidaient:(直半過/3複) < intimider [アンティミデ]
intimider:(他) 気おくれさせる、おじけづかせる
  あがらせる、
  Il est intimidé par les femmes. / 彼はいつも
  女性の前でおどおどしている.
voisin, e:(n) 隣の人 
le baron de Kelweingstein:(男爵領領主の)
  ケルヴァインシュタイン男爵
lâché:(形, p.passé) 羽目を外して
vice:(m) 悪徳、悪趣味  
rayonnait:(直半過/3単) < rayonner [レィヨネ]
rayonner:(自) [de で] 輝く
lançait:(直半過/3単) < lancer (他) 投げる  
grivois, e:(形) 無遠慮な、はめを外した、
   きわどい、
semblait:(直半過/3単) < sembler   
en feu:❶燃えている;❷ほてった、赤くなった、
   ひりひりした、   
couronne:[クーロンヌ](f) ❶冠;❷冠状のもの、
    ケルヴァインシュタイン大尉の頭は
    真ん中の部分が禿げており、周囲に
    残った頭髪をこう表現している.

 

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5003番:サウンドオブミュージック(823)

2024-10-18 06:00:30 | 語学


サウンドオブミュージック(823)
Sound of Music


————————【823】————————————
             
  “ What  waiting ? ”  Lorli  wanted  to  
know.   The  little  one  had  followed  our
conversation,  wide-eyed. 
  “ Don't  you  remember,  Lorli ”  Agathe
explained  to  her  little  sister,  “ whent  we
were   in   the  mountain   in   St.  Georgen,  
how  we   prayed   every  morning:  ' Dear  
Lord,  let  us  get  safely  to  America.” You
see,  such  a trip  is  very  expensive,  and
we  had  no  money.   There  is  a  man  in
America  who  wants  us  to  give  concerts
there,  so  Father  wrote  to  him  and  asked 
him  to  lend  us  the  money  for  the  trip
and  send  us  the  tickets  for  the  boat.   
That's  what  we  were  waiting  for  in  St.
Georgen.” 
   

—————————(訳)————————————

 「待たされるって何の話?」、ロリが知りたが
りました.この小さな子は私たちの話を目を大き
く見ひらいて、聞いていたのでした.
 「ロリ、あんた覚えているでしょ」、アガサが
この子に説明してあげました.「あのザンクト・
ゲオルゲンで私たちが毎朝どんなにお祈りしたこ
とか!⦅主よ、我々を無事アメリカへ送り給わん
ことを⦆とね.あのね、この旅行には莫大なお金
がかかるのよ.しかも私たちにはお金がない.で
もアメリカで私たちにコンサートをやってほしい
という人がいるの.それで、お父さまが、その人
に旅費の前借り分と乗船券を送ってほしいって頼
んだのよ.それがザンクト・ゲオルゲンで待たな
ければならなかったってわけよ.」


————————⦅語句⦆————————————
   
St. Georgen:(地名)ザンクト・ゲオルゲン
     地理的にはザルツブルクだが地図
     を見るとドイツ・バイエルン州と
     の国境の町.ここで、乗船券が届
     くのを待ってからチロルに入った
     ようです.物語ではチロルからイ
     タリアへ入ったとのことですが、
     おそらく鉄道移動だったのでしょ
     う.(イタリアはナチス権力が及ば
     なかった) そこからロンドンへは
     海路だったと思われます.陸路は
     すべてナチス監視下だったので、
     こんな迂回をせまられたのだと思
     います.

 

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