日記10月26日(土)
羽曳野の友人がやってきた.ぼくは羽曳野へはあまり行った
ことがない.最後に行ったのは四天王寺女子大学の「埴生野祭」
だったかな?とにかく大阪北部に住むぼくにとっては、羽曳野
も富田林も遠い外国である.
ところで、今回友人が来てくれたのは、ある旅行会社の仕事の件
だった.彼も泉佐野(ぼくにはここも遠い外国)で通訳案内士の
団体に所属する通訳ガイドさんです.
やってきた理由は、その旅行会社の秋の通訳ガイドの仕事を
引き受けてくれるガイドさんをさがしてほしいとのこと.
「この秋は通訳ガイドは引く手あまただからなあ.
ぼくが引退してから急にガイドは忙しくなったんだ
よ.神様はいじわるだ.」
「たまたまそうなっただけでしょ.それに君の仏教セミナー
によると、前世で君はそういう、いじわるをしたんだろね、
誰かに.ぼくにかな?」
「それはわからんが、まあ、取り急ぎ11月23日のガイドさん
をまず見つけよう.」
ゴタガイドグループ所属のケロピーが引き受けてくれた.
ケロピーは高校の日本史の先生.土日祝はお休みということで
OKとなった.
ケロピーさんのすごいのは、外大出じゃないのだ.彼は教育大なので
語学は専門じゃない.だけど英語とロシア語を独学で取った.
両方とも全国通訳案内士で資格を取った.
すごいねー、という話をしてから…
それから羽曳野君はこんなことをぼくに聞いてきた.
羽曳野君:ゴタ君、「貸切」を英語では何ていうの?
ゴタ :え?忘れた.もう引退してまる1年になるからね.
完全に忘れた.
とは言ったものの、こんな英語、たった1年で忘れる?
事実ぼくは忘れてしまったのだから、どうしようもない.
でも思い出せない.
何度考えても不思議だ.現役のころは、毎日使っていた言葉だけど、
全然思い出せない.
【結論】使わないと忘れる!
ケロピーさんと比べられて、ぼくはおおいに恥ずかしい思いをした.