「観光とバリフリー」今年から、という週一回(2限分)の授業で地元三重県立鳥羽高等学校3年生の講師をすることに…。
ま、まさか高校の先生をするとは…。
実は、実父は高校教諭だった。
実姉は教員免許持ち(活用はしておりません)。
私は、高卒で何の資格もない普通の人です。
そんな私が教壇に立てるものなのか?
そんなでも人も教壇に立てる時代でもある。
なんとも不思議で、自分の学生時代には想像しなかった話です。
この授業は選択科目。
高校3年生がいくつかある特色ある授業を自分で選ぶのです。
その「観光とバリアフリー」を選択した生徒は23名。
高校で講演もしたことあるし、大人数の講演も今じゃそう動じなくなりました。
2限分(50分×2)と同じぐらいの1時間30ぐらいの講演は、日常茶飯事。
もっとしゃべれるぐらいの口を持っている私ですが…。
今回はわけが違います。
一年間です。
高校生と一年間過ごすことになるのです。
学校の先生って大変と思います。
一緒に一年間歩いてくれるのか、ドキドキなのです。
実は、私がいろんなタイプの講演の中で高校生の講演がニガテだった。
なぜなら、「無反応」だったから。
それなのに今回受けた理由は、
①依頼のあった学校が母校であったこと。
②そして、観光のど真ん中にある「鳥羽市内の高校であった」=通学で観光を意識したり、バイトなども観光関係だったりする(現に私は高校時代観光関係のバイトをしていた)
③これから観光を担っていくであろう、人材であるから、うわべだけの観光やバリアフリーじゃないところを知ってほしかった。
そんな思いもあったからです。
で、本日は、その第一日目だった。
そりゃ~もうドキドキです。
以前私の講演を聞いてくれた子もいます。
まずは、心を解きほぐしてもらうために、4年前の私たちが取り上げられた「アンビリーバボー」を上映。
恥ずかしかった…。
けど、これが一番分かりやすいと思いました。
簡単な補足をしてから、みんなに感想を書いてもらい、一限目はそれでほぼ終わり、2限目…。
自己紹介をしてもらいました。
23名、どうしてこの科目を選択したかなども聞きました。
しかし、高校生はシャイです、なかなか本心を聞きだせません。
もらったアンビリーバボーの感想を照らし合わせる余裕もないまま、みんなの自己紹介を聞いていました。
この科目を選択した理由はほぼみんな「なんとなく」でした。
まあ、高校生だからそんなものかな?この一年で「なんとなく」から、「したいこと」を見つけ出してくれればな…って思っていました。
さて、なんとか無事、初日が終わり、ホッとして、改めて、みんなの「アンビリーバボーの感想」を読んでいました。
正直「やられた~」と思いました。
授業中に感想をもっとしっかり読む余裕がなかった自分が悔やまれました。
確かに感想を書いてくださいと言って、みんなの感想の書く速度の早かったこと…。
すごいな~って思っていましたが、科目を選んだ理由が「なんとなく」が本心の子が一人もいなかったことが分かりました。
一部か紹介します。
■前から思っていたけど、あの駐車場は障害者用のセンサーでもつけたりして対策をとるべき。その細かい所からしていかない限り、障害者との交流もクソもあったもんじゃない。
■前に話を聞かせてもらって、すごいなぁって思っていたけど、今日また見てすごいなぁっておもいました。自分も少しでも何かに協力できる人になりたいと思いました。これから1年間いっぱいいろんなこと教えてください。
■前の講義を聴いて、少し興味を持ちました。テレビや話を聞いて自分も人に役に立ちたいと思いました。
そして大半が「テレビを見て感動しました」や「三重県がバリアフリーが進んでいる理由がわかりました」、「不純な動機であそこまで動くのはすごい」というのは実に多かったです。
とにかく、みんな大小はあるけれど、この科目に選択した気持ちはなんとなくではなく、何かしらあるのだけど、それをうまく説明できないだけなんだと思い、とても頼もしく思え、その反面、一年間気の抜けない授業を行わなければ…と思いました。
高校生の心理、難しいけど、自分の高校時代のこと思い出しながら、がんばってみようと思った初日でした。
ま、まさか高校の先生をするとは…。
実は、実父は高校教諭だった。
実姉は教員免許持ち(活用はしておりません)。
私は、高卒で何の資格もない普通の人です。
そんな私が教壇に立てるものなのか?
そんなでも人も教壇に立てる時代でもある。
なんとも不思議で、自分の学生時代には想像しなかった話です。
この授業は選択科目。
高校3年生がいくつかある特色ある授業を自分で選ぶのです。
その「観光とバリアフリー」を選択した生徒は23名。
高校で講演もしたことあるし、大人数の講演も今じゃそう動じなくなりました。
2限分(50分×2)と同じぐらいの1時間30ぐらいの講演は、日常茶飯事。
もっとしゃべれるぐらいの口を持っている私ですが…。
今回はわけが違います。
一年間です。
高校生と一年間過ごすことになるのです。
学校の先生って大変と思います。
一緒に一年間歩いてくれるのか、ドキドキなのです。
実は、私がいろんなタイプの講演の中で高校生の講演がニガテだった。
なぜなら、「無反応」だったから。
それなのに今回受けた理由は、
①依頼のあった学校が母校であったこと。
②そして、観光のど真ん中にある「鳥羽市内の高校であった」=通学で観光を意識したり、バイトなども観光関係だったりする(現に私は高校時代観光関係のバイトをしていた)
③これから観光を担っていくであろう、人材であるから、うわべだけの観光やバリアフリーじゃないところを知ってほしかった。
そんな思いもあったからです。
で、本日は、その第一日目だった。
そりゃ~もうドキドキです。
以前私の講演を聞いてくれた子もいます。
まずは、心を解きほぐしてもらうために、4年前の私たちが取り上げられた「アンビリーバボー」を上映。
恥ずかしかった…。
けど、これが一番分かりやすいと思いました。
簡単な補足をしてから、みんなに感想を書いてもらい、一限目はそれでほぼ終わり、2限目…。
自己紹介をしてもらいました。
23名、どうしてこの科目を選択したかなども聞きました。
しかし、高校生はシャイです、なかなか本心を聞きだせません。
もらったアンビリーバボーの感想を照らし合わせる余裕もないまま、みんなの自己紹介を聞いていました。
この科目を選択した理由はほぼみんな「なんとなく」でした。
まあ、高校生だからそんなものかな?この一年で「なんとなく」から、「したいこと」を見つけ出してくれればな…って思っていました。
さて、なんとか無事、初日が終わり、ホッとして、改めて、みんなの「アンビリーバボーの感想」を読んでいました。
正直「やられた~」と思いました。
授業中に感想をもっとしっかり読む余裕がなかった自分が悔やまれました。
確かに感想を書いてくださいと言って、みんなの感想の書く速度の早かったこと…。
すごいな~って思っていましたが、科目を選んだ理由が「なんとなく」が本心の子が一人もいなかったことが分かりました。
一部か紹介します。
■前から思っていたけど、あの駐車場は障害者用のセンサーでもつけたりして対策をとるべき。その細かい所からしていかない限り、障害者との交流もクソもあったもんじゃない。
■前に話を聞かせてもらって、すごいなぁって思っていたけど、今日また見てすごいなぁっておもいました。自分も少しでも何かに協力できる人になりたいと思いました。これから1年間いっぱいいろんなこと教えてください。
■前の講義を聴いて、少し興味を持ちました。テレビや話を聞いて自分も人に役に立ちたいと思いました。
そして大半が「テレビを見て感動しました」や「三重県がバリアフリーが進んでいる理由がわかりました」、「不純な動機であそこまで動くのはすごい」というのは実に多かったです。
とにかく、みんな大小はあるけれど、この科目に選択した気持ちはなんとなくではなく、何かしらあるのだけど、それをうまく説明できないだけなんだと思い、とても頼もしく思え、その反面、一年間気の抜けない授業を行わなければ…と思いました。
高校生の心理、難しいけど、自分の高校時代のこと思い出しながら、がんばってみようと思った初日でした。