HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

御福餅

2007-10-24 17:33:35 | 伊勢志摩観光情報
赤福の一連の事件があって、伊勢のほかのお餅がどんどん売れているというのを聞きます。
ツアーセンターの事務所でも、それらの餅がどこで買えるか?ということを聞かれることも多いです。

二軒茶屋餅、岩戸餅、へんば餅、太閤餅、くうや餅…いろいろあります。
そして忘れてならないのが「お福餅」



先日もテレビで、出ていました。

しかし、その紹介のされ方があんまりなんです。
だからここでちょこっと訴えさせていただきます。

まず、お福餅がそこらにある「まがいもの」っぽい扱いをうけているのです。
そりゃたしかに、見た目は赤福に似ていますが、色も味が少し違います。
それになによりも、創業200年を軽く越えている老舗なのですよ。
販売店もキチンと説明してください。

ホームページより抜粋引用↓
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当社は今より200有余年前、現在の店主小橋家の遠祖が伊勢国の宮川の川畔、伊勢参宮街道筋に茶店を開設したのが始まりである。
登録商標は大正9年11月24日出願、翌大正12年2月17日御福餅の商標を受ける

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昨日今日出来たものではないということです。
いろいろお菓子の賞も取っていますよ。

詳しくはコチラ↓

http://www.mint.or.jp/ofuku/

ホームページを見ていただくと判りますよね。
二見のお店に行くと、作っているところがきちんと生で見れますよ。↓



我が家は、夏になるとこの御福MAC(アイスキャンディー)が冷凍庫に保存されます。

買って帰る時に新聞紙に包んでくれるのがいい感じ。
すぐに溶けるのがたまにキズ。(笑)

そう、それでですね、先日某テレビ局のニュースで「ポスト赤福を探せ」みたいな企画がされていたのですね。
その中の街頭インタビューのなかで赤福を買えなかった観光客の方が、「ハナシのネタに買いました」と、買った御福餅を見せてくれました。

がっ、その御福餅のパッケージは、御福の「御」の字を大きく×して「赤」って書いて、笑いながら「こうやって持っていくんです」なんて言っているではないですか!!

それはあんまりでないですか?
先ほども言ったように、御福餅がまるで、まがいもん扱いです。
赤福より、御福好きな人もいるわけで…。
こんなことが、堂々と全国に放映された(放映してしまった)のが、ちょっとショック。

せめて、このブログを読んでくださっている、みなさまには、御福餅の歴史を知っておいて欲しいです。
みんなに広めてくださいね。