HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

女子車椅子バスケット初戦 日本 VS 中国 勝利です(写真9月15日UP)

2008-09-08 01:29:10 | 県外情報
本日初試合。
日本 VS 中国


チケット売り場、目立たなさすぎです。



もう、手に汗握る熱戦でした。
いろいろ、応援場所やら持参の旗やらでゴタゴタはあったけど、楽しく、そして
熱く観戦できました。

結局、掲げていい旗は国旗のみ。

車椅子席にて、陽子ちゃんと、高林選手の友達とともに観戦。


横断幕(名前が入っているの)や国旗意外はダメだったのです。
何度かチャレンジしたけど、すぐスタッフに注意されてしまいました。

幸いにもツアーセンターの壮行会でつくった国旗の寄せ書きはOK。
別ちゃんから預かった県の組合の旗はNGでした。
でも、ちゃんと、会場入口で掲げた写真を撮ったり、試合終了後、別ちゃんに両
方と掲げたところを見てもらいました。


これらは体育館の前で撮影。仙台の方々もご一緒に


別ちゃんから預かった三重県職員組合の応援幕は国旗で無いのでNGだったんだ。残念。


これもかなり目立つ横断幕だけど、NGだった…。

力になったと思います。


円陣組んで試合開始です


さて、試合の詳しくは、きっとテレビでダイジェストにするだろうと思いますが、
なんせ、点の取り合い。
結構手強かった。


一人ひとりマークしてます


なんだか、中国の大人数の応援のせいや、初戦ということでまだ、みんなの身体がかたかったように思います。

なかなか、ペースに乗れず、前半は中国がリード。
後半は、抜きつ抜かれつです。
ハラハラしました。
ドキドキしました。
一喜一憂です。


別ちゃんはトータルではなく、前半の後半と後半の前半最初だったかな?に出ていました。
(前半10分×2 後半10分×2)


別ちゃん(背番号4)、威嚇してます。普段見ない真剣顔にこちらも手に汗握ります。


結果は49-46で日本チームの勝利!


応援してくれたみんなに挨拶。この後、私たちを見つけて、涙ぐむ別ちゃん。勝負はこれからよ!

最後の数分は涙でファインダーがあまりキチンと見れなかったです。
別ちゃんのいろんな思いを思い出して、つい涙が…。
いろんなものがこみ上げてきました。



試合終了後、選手が各スタンド前に挨拶にまわってきたときに、掲げられなかった
横断幕や別ちゃんに頼まれた組合の旗を掲げて見せました。

別ちゃん泣いていました。(最近涙もろいぞ、別ちゃん!)
こっちも胸がこみ上げてきちゃいました。


しかし、加油応援は本当ハンパじゃなかったね。


観客の90%ぐらいは中国人でしたね


加油(中国人叫ぶ)
日本(日本人叫ぶ)

を繰り返して、通せば「日本ガンバレ」になるので、その作戦で叫んでいました。


大学の体育館なので、近くに感じることが出来ました。


声が枯れました。
明日の応援がちと心配。

ちなみに、またまたNHKだったかスカパーだったかに、声をかけられて、応援
を中心に撮りますので、どなたの応援に来たか教えてくださいと言われました。
同じツアーに、ブリリアントキャッツ(別ちゃん所属)の高林選手の友達もいた
ので、一緒に応援しました。

声をかけられたのは、私の頭のせいだったと思います。
ちょっと奇抜にしていきましたので…。


志摩弁Tシャツとレインボーカツラで目立っていました


あまりにも恥ずかしくて、映っていたと大きな声で言えないかも…。
私じゃないと言いそうになります。

では、明日も朝からみんなの思いを詰めて、応援がんばります。

パラリンピック開会式 現地よりレポート②(9月14日写真UPしました)

2008-09-08 01:22:56 | 県外情報
ハッと気が付いたら始まっていた開幕式。
鳥の巣の中にいると、花火はまったく見えません。
音だけです。
みんなの歓声がすごいです。
なんでも9万人がこの鳥の巣のなかにいるとか…。

この空気、この雰囲気、祭り好きな私は、ワクワクします。

自分たちの席にカバンが置いてあり、グッズが入っています。

 

・フラッグ(パラリンピックと中国国旗)
・懐中電灯みたいなの(オリンピックのとき客席でチカチカ光っていたのはこれでした。)
・赤い布
・電気で光ってくるくる回るおもちゃみたいなの
 
・鈴
・ちょっと前に流行ったバンドいろいろ
・パラリンピックパンフレット?
・水

これらは、それぞれのシーンで使うものです。

鳥の巣の会場は思ったより、大きくも無く、考えてみたら、陸上トラック400mやし、ちょっとそれに広いぐらいでしょう。

選手入場もすぐに始まり、日本は148カ国中、14番目。
早いです。

 
私たちの前も日本人でしたし、日本が呼ばれるとみんなで立ち上がり声援です。

  

別ちゃん、別ちゃん…
と、探すが、なかなか望遠レンズでも分かりにくい。
テキトーにいろいろ撮ったら、これかな?っていうものがありました。
後日、本人に確認してもらおう。

すごいな~、選手入場行進にこうして友達が出ているのって、ちょっと感無量です。

明日からの試合がんばれ!別ちゃん。
ってことで、明日の試合のためにバスケット







会場も次から次から見せるものを出してくるから、トイレに行く暇も、ビールを買いに行く暇もありませんでした。
3時間みっちり席に張り付いていましたよ。

テレビ映像では映らないきちんと機械が動かなかったときの裏方さんの動きなどがやたら気になってついつい目が…。
 


最初のほうのボレロでのバレエがなかなか凄かったです。


普通に見ていたら何もなんだろうけど、周りで踊っていた人たちが聴覚障害者だったようです。
有名な千手観音のショーみたいです。

丁度、私たちの席は貴賓席向いの5階。
だから、会場でショーをする人たちは貴賓席を向かうから私たちは常に背中ばかりってのがちょっと残念。



度肝を抜かれたのは聖火点灯。
トラックをいろんな選手で聖火を受け渡していきますが、最後に万里の長城に見立てた場所で待っていたのが、チェアーウォーカー…。
どうやって火をつけるんだろう?
上からぶら下がっているロープが気になるな~って思っていたら、なんとそのロープを伝って車椅子ごとあがっていくではないか!!

 



はぁ?って思ったよ。

でも、いるいる、こんな障害者いるよね~。
私の周りには確かにいますこんな人たち。

でもさ、障害者だからどうのとか、でなくて、あの高さをロープで一本(命綱はつけていたようですが)で上がっていくのは相当怖いと思います。
すごい高さです。
5階以上ですから。

さて、とても残念だったのが、聖火台がちょうど私たちの頭の上ということで、火がまわった瞬間は見れず…。

でも、いいもの見させてもらいました。

この空気、それはそれは、会場にいた人でないと本当分からない世界でした。
凄く盛り上がりました。
映画を見ているような、その映画に自分たちも参加しているような、そんな切り取ったような時間でした。