HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

女子車椅子バスケット2戦目 日本 VS メキシコ 快勝(写真は後ほど)

2008-09-10 01:24:36 | ハサカル
朝9:00からの試合のため、7時30分にホテルを出発。
今日の試合会場は昨日の大学体育館とはうって変わって、国家体育館と、とても大きいところです。
早くにオリンピックグリーン(鳥の巣中心に広がる大会会館がいくつもある広場)前に到着したら、中に入るのにすごい人です。
私たちは、車椅子メンバーと入るので、待ち時間なしにスムーズに入ることが出来ました。
一般の方たちは、長蛇の列ができあがっています。
オリンピックグリーン外側には、ダフ屋さんがうろうろしています。
通常おそらく30元~50元ぐらいのチケットを100元以上でふっかけてきていました。

さて、会場入りの前にセキュリティーチェックです。
昨日の大学の体育館でもセキュリティーチェックされましたが、コチラのほうがはるかに厳しいようです。

引っかかりました。私。
昨日の会場で掲げちゃだめと言われていた、三重県職員組合の旗。
これが、どうしてもオリンピックグリーンにさえ、持込禁止だと言うのです。
外に出すか(オリンピックグリーンに入れない)、処分というのです。
警察もやってきました。
来てくれた警察のお兄さんに頼み込んで、どうにかしてくれと言ったら。
自分の判断で預かってくれると、鍵の閉まるロッカーに入れ、13:00に取りにきてくれと言われました。
警察の方は、意外にも柔軟でした。
宗磊(ZONG LEI)さんという笑顔の優しいお兄さんでした。
ありがとう。

関門をクリアして、いざ国家体育館。
昨日の苦戦した応援だけに、今日の応援もかなりの力を入れて挑みました。

大きな体育館のゴール側に設けられた車椅子専用スタンドで観戦。
広いスペースなので、昨日の肩身の狭い思いをしなくてOK。

試合はもう始まっていました。(始まったばかり)

別ちゃんは出ています。
動きがいいです。
いつのも調子。初戦の緊張感は無い感じでした。
よしよしその調子。

応援スタンドには、テレビで見た中国人の中立応援団がたくさんいます。
昨日の用の「加油」攻撃もすくない。

100円ショップで買ったドハデ色のカツラをつけ、寄せ書き国旗を広げてスペース一杯に走り回り、踊りまくりました。
実は、他にこれほどの応援をしていたところはありませんでした。
みんなおとなしい?
私たちは、昨日の応援ぐらいしていたつもりですが…。

もちろん声援だって負けていません。
昨日の応援で喉が痛くなっていましたが、そんなことはお構いナシに、声援、踊り、旗振り、撮影に大変忙しい40分間。

その成果もあってか?
52 VS 34 で圧勝!!
昨日のハラハラする接戦よりも、少し余裕を持って踊れました、もとい見ていられました。

別ちゃんもほぼ出ていたし、終わってから、退場するまでしっかり私たちにも笑顔で手を振ってくれました。
昨日の感極まって涙を流すことなく、とても晴れやかで、なんだかこれから見れない試合がいい方向へ運ぶような予感さえしました。

がんばれ別ちゃん。

ドハデ応援団が国家体育館を後にすると、カメラを持った女性が近寄り、写真を撮らせてくださいと…。
なんでも「パラフォト」というパラリンピックの写真を撮って報道するメディアらしく、それらをHPにUPしたいというこです。
喜んで!と撮ってもらいました。

早速パラフォトにUPされていましたよ。
http://www.paraphoto.org/beijing2008/report/article/?id=75

その日の夜、別ちゃんからメールが…。

「あほほど踊ってくれてありがとう」

だって。うぷぷ。
これで、あの応援が別ちゃんの脳裏に焼き付けられたと思うので、明日からの試合もきっと私たちがいる気持ちで挑んでくれることでしょう。

あばばい(志摩弁でまぶしい=金)メダル待ってま~す!