HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0205:キャスター上げの練習

2007-02-05 01:37:05 | アクティビティ
夕方、HPのことや、いろいろCDも渡したかったこともあって、HP担当のヨーコちゃんにセンターに来てもらいました。

で、いろいろブツを私と野原スタッフからと押し付けられて(笑)…その合間に、ヨーコちゃんはおNEWの車イスで「キャスター上げ」の練習。

ヨーコちゃんはがんばりやなので、キャスター上げが出来ないことはないのですが、上げた状態で停止できません。
ようするに、一瞬あげて、ドカンとキャスターをおろしてしまうため、振動や、車イスのためにはあまりよくないようです。
できたら、スィッとあげて、ソォッとおろすのがスムーズで望ましいようですね。
ということで、野原スタッフの指導により特訓

 
さすがです、ヨーコちゃんのがんばり…。


手の力も必要ないようです。問題はバランス。


今日の短時間ではまだまだですが、これからもコツコツがんばって練習してね。
安全なところで…。

ブレーキの利きも悪かったので、これも野原スタッフにちょちょいと直してもらっていました。
 
工具を使わなくてもコレってできるんですね。
簡単や。

0204: 六本木でお木曳き

2007-02-04 22:49:00 | お木曳き・式年遷宮
この3日間、パートナーの不妊治療入院でセンターをお休みしていたので、本日は出勤
休むと、仕事がたんまり、てんこもりです。

さて、本日は(正確には昨日から)伊勢のお木曳きが東京の六本木ヒルズへ出張に行っています。
友人たちもたくさん行っています。
姉も行っているようです。

私も行きたかったぁ~。けど、上記の件があったからムリ。

帰ってきてから、六本木での奉曳の様子を三重テレビで1時間あまり特番してくれていのたで、それをチェック。

おお、今まで見たことないお木曳き車の背景に高層ビル、東京タワー。
オドロキの絵です。
友人たちもテレビにちょこちょこ出てきて(アナウンサーの横の云々プロデューサーは元仕事場の社長だったし…)、なんだか東京にリトル伊勢って感じですね。
楽しそう…。うらやましい。

いいさ、5月に入れば、毎週祭りだし、7月になれば、地元奉曳もはじまるしね。

現代の御師が伊勢のPRをしにいってくれたって感じでしょうか?
お疲れ様でした。
参加者もみなさん満足そうでした。

さて、こっちも二本立てお木曳きプロジェクトも進めなきゃだ。

0203:三重県にも特定不妊治療費助成事業あります

2007-02-03 23:50:12 | 不妊治療報告
2泊3日のパートナーの入院生活も終わり、済生会病院を後にしました
午前中で退院です。

タマタマの傷口はセロファンタイプのシートで保護されているから、そのままにしておくように。
お風呂は1週間入っちゃダメです。
との、先生の指導を受けました。術後経過は金曜日に…。

今回の入院は「生検」という名目だから?一部(入院室料など)除いて保険はきいています。
しめて、89,925円です。

とりあえず、ココまではなんとかね。
今後の体外受精はべらぼうにお金がかかってくることまちがいなし!!

でも、でもね、ARTのカウンセリングで入手した情報です。
なんと、三重県でも

「三重県特定不妊治療費助成事業」ってのがありました。


指定医療機関など決まっていたりしますが、一年度あたり10万円を限度に通算5年間の助成です。(※ただし、夫婦の所得金額によっては受けられない場合もあります)

しかし、人工授精は対象とならず、体外受精・顕微授精に限っているようです。


うむ、確かに体外受精は一度に40万程度かかるようですので、10万円でも出ると助かります。
でも一年度あたりか~。
3月中にしておけば、18年度に滑り込み、19年度もチャレンジ…と言いたいけど、そうも上手くいきません。

でもこの助成はぜひ、使ってみますね。

0202:クレヨンしんちゃんが鳥羽へ

2007-02-02 22:48:09 | 伊勢志摩観光情報
朝、何気なく新聞のテレビ欄を見ていたとき発見!!
7:30からのクレヨンしんちゃんのタイトルが

「三重県だゾ」

となっていたのです。

パートナーも麻酔から目覚めて、夕ご飯を食べながら二人病室で見てみました。
実はクレヨンしんちゃん見るのははじめてかも…。

ストーリーはしんちゃんのお父さんが出張で鳥羽に行く(何の仕事や?)という設定。
それにしんちゃんとおかあさんがコッソリあとをつけていくというオハナシ。

おお、出てくる出てくる。
鳥羽駅だ、ミキモトだ、鳥羽水族館
 

あれ?鳥羽水族館がイルカ島かシーパラダイスとごっちゃになっていない?
ま、いっか。



しかし、登場した鳥羽を案内するお姉さんの言葉、それ、伊勢弁ちゃうよ、なんだか京都弁になっていました。
そこがちょっと気になったな~。

0202:不妊治療外来

2007-02-02 11:31:18 | 不妊治療報告
パートナーの手術成功(就寝)を見届けて、夕方隣の建物である済生会病院のART・生殖医療センター(いわゆる不妊治療の専門婦人科)へ。

ARTに行くにはチェアーウォーカーは1階からしか行けないと聞いていましたが、なんだ、昇降機あるやん

無事精子が取れたことの報告と私の今後の予定を計画。


本日手術の際、採取した精子の映像を見せてもらいました。
スゴイ、見えます。泳いでいます。
前回のときとは全然違う量と動きです。

思わず写真撮らせて下さいと言う、私も私ですが…。

わかりにくいかな?

撮らせてもらいました。(笑)

どうやら、10回分(体外受精)凍結できたようです。
ちなみに1回分は精子20匹以上だそうです。

ちなみに凍結料金は
精巣精子処理料金 10,500円
精巣精子凍結保存料金21,000円(こちらは毎年更新)


そして、ここのところよーくチェックですが。


あくまでもこの凍結精子はパートナーのもの。パートナーにもしものことがあれば、それはそれで、凍結終了となります。
また、もし離婚でもしたら…それもパートナー、もしくは裁判所の判断です。
ので、精子凍結できたから安心というわけではありません。
何がなんでも自分の命を大切にしてもらわないとね。


そして、9月の人工授精トライから実は不順がちだった生理のこともあり、まずはホルモン検査をしてからゆっくり慎重に体外受精を行いましょうとなりましたので、早くて4月に1トライになりそうです。
ああ、これで既にウリ坊計画(パートナーも私も亥年)は断念ですね。(笑)

とりあえず、このトライにむけての第一歩が進むことが出来ただけで、よかった、よかった。
あとは、私のがんばりかな?
みなさん、私にストレスを与えないで下さい(笑)

本日もらったもの
精巣精子処理・凍結保存承諾書
ホルモン負荷試験(説明)

外来診療料金210円

0202:子づくり計画パートナー手術当日「結果」*「天は二物を与えず」と言うけれど…(もちろん長文)

2007-02-02 00:26:32 | 不妊治療報告
今日は、9月の仕切りなおし以来の運命の日です。
朝から昨日頼まれた「手術説明書」「手術承諾書」にサイン押印し、その他言われた雑貨類を持って、一人で家を出ました。
パートナーの待つ済生会病院へ。

今日は空が高く、いいお天気です。
風は冷たく、冬型と言っていた天気予報はどうやら当たっています。
三重県の中勢以北は雪らしい。
それでも、伊勢は雪のゆの字も感じさせていません。

左手に明野の航空自衛隊のヘリが飛んでいるのを横目に見ながら、車を走らせます。
そういえば、昨日の月は満月に近かった、ちょうど満ちてきているようです。良い予感がする…。

パートナーのいる病棟へと向かい、時間まで持ってきた新聞を読んだり、しゃべったり…。
昨夜鎮静剤を打ったからか?パートナーは静かです。
いつも打っていていいかも(笑)

11:30分ぐらいから、手術に備えての点滴を打ち始めました。
そして12:00。とうとう手術室へGO。

今回、全身麻酔をする理由は、脊髄損傷で、胸から下が全廃ではあるけれど、なにかの拍子に反射で足や身体が動いたりするといけないから…というのもあるようです。普通の方なら、局所麻酔か腰椎麻酔らしいです。

ここ済生会病院は手術中の家族控え室がないため、私はパートナーが手術室へ入っていくのを見送ると、病室へ戻ることに。
へ~、と思いながら、お昼なので、途中売店でおにぎりを購入して、しばし、パートナーの車イスに乗って、待機。
のんきにおにぎりを食べながら、パソコン仕事したり…。
でも、やっぱりなんだか落ち着きません。

そして13:50ごろ、執刀医がやってきました。
運命の説明です。
血相は変えていなかったので、パートナーの身になにか…?ってことはないようです。(笑)
自分がドキドキしているのが分かります。
何かの合格発表を直接聞いているようで、なんだか先生の前でピシッと立っていました。

実は、前回の私の浅はかな考え(手術=精子がいる)を、今回は改めていたので、それなりの覚悟をしていました。
だって、手術の説明書には「精巣生検」と書いてあった。


内容も「精巣の組織を一部採取し、検査を行います」と書いてある。
ようするに、あくまでも検査なのです。
採取、保存目的といより、精子がいるかどうか?確かめるということ。

結果は…



医 「手術は無事おわりました。開けてみた所、左の睾丸は炎症していて、普通の色ではなかったので、これはどうかと思って顕微鏡で見てみましたが、やはり、残念ながら精子は一匹もいませんでした。
(ちなみに、この顕微鏡で見る際、ART生殖医療センターの方が待ち構えているそうです)



私 「(内心、相当ショックを受けているが、平静を装い)そうですか、やっぱりいませんでしたか…。以前に副睾丸炎をしてしまっていたので、それが原因ですよね、きっと…」


医 「ああ、そうですか、そんなことありましたか、それが原因でしょうね」



しかし、忘れていました先生は「左の睾丸は」と言っていたのです。
あせっていた私は、そのことをすっかり聞き流して「精子は残念ながら一匹もいませんでした」だけが頭に残り、先生とちゃんと会話をしているのですが、頭は真っ白でした。
次のことが考えなくちゃ、パートナーになんて伝えよう…と考えているようで、考えられません。

(この間がとても長く感じました)

すると先生が、続けて言いました。

医 「左がダメだったので、右のタマを出してみたら、そうそうこの色って感じのが出てきました。見た目正常でしたので、そちらを採取してみましたら、元気な精子が普通にたくさんいましたので、そちらで無事凍結保存いたしました」

私 「え?いました?いたんですねっ!!動いていたのですか?」

医 「ええ、動いていましたよ、普通に」

私 「あ、ありがとうございますっ!!」


あああ、そうだ、男性のタマタマはふたつあったのだ。(力強く!)
そういえば、女性も卵巣は二つある。
腎臓だってふたつある、手だって、足だって、結構人間って二つあるもの多い。

このときほど、ふたつあることのありがたさを感じたことはありません。

「天は二物を与えず」と言うけれど、それは才能や資質であって、こういった命に関わるところには、ちゃんと、ちゃんと、生き残る道をちゃんと残してくれてあるのです。

人間に同じ働きをするものをきちんと2つ用意し、いざというときに備えができるよう、そんな構造でつくられたのです。
どれもなにもムダなものはなかったのです。
泣けてくるよ~。

ありがとう、もうひとつ。
そしてご苦労さま、もうひとつ。

某厚生労働大臣の「女性の機械」失言が取りざたされる今、女性に限らず人間は誰かが設計したわけでもなく、なるべくして作られた身体であることを実感。
それに、機械では、こんな優れたものは作れません。
はい。確信できます。

そんな気分でした。

その15分後パートナーは手術室から戻り、明日の朝まで、特別室で休息です。
今回の手術は相当、疲れたようで、戻ってきてからも、言葉は一言二言、ぐっすり寝てしまいました。



今回の全身麻酔が相当つらかったようで、その後、目が覚めるたびに「喉が痛い」(全身麻酔中呼吸確保の管が通されていた)、「腹減った」(朝から何も食べていません)しか言いません。

パートナーもお疲れ様でした。

パートナーが副睾丸炎になったはちょうど1年前。
なんでも、車の乗降で、いやーな当たり方をしたと言っていました。
痛みが分からない彼には、熱が出てもしばらく原因が分かりませんで、しばらくそのままでした。
そして、今回開けてみて、やはり使い物にならなかったということ。
よくある、大人になってからのオタフクで…というのも睾丸の炎症につながるようです。

そうなる前に採取していれば、きっともっとスムーズであったかもしれません。
いや、もう片方も炎症などなる前にこうして、凍結保存できて本当にホッとしました。

周りにもたくさんいるチェアーウォーカーカップルにお願い。
こういったように、副睾丸炎などによって、採取できないことは何時起こるかわかりません。
私たちも、一年前そんなことになるなんて思っていませんでしたから。

そうなる前に、子供をつくるかどうかはその先に考えればいいとして、元気なうちに採取をおススメします。

0201:いなべで講演

2007-02-01 22:46:59 | バリアフリーツアーセンター
パートナーを済生会病院へ残し、私はセンターの出稼ぎである講演活動へ。
三重県の北勢に位置する「いなべ市」へ。
いなべ市は北勢町、員弁町、大安町、藤原町の4町がが合併した市。
以前藤原町へは講演に行ったことがあります。

さて、高速を使っても車で2時間近くかかります。
それでもまだ三重県内。
今日、のETCを使ってドキドキしました。


無事関門クリアできてホッとしました。

いなべについてビックリしました。
見える山、鈴鹿山脈(セブンマウンテンズ)の頂あたりは雪が積もっていたのです。
同じ三重県とは思えない景色です。

無事会場に到着し、今日の公聴対象者は障害者団体や比較的年配な方。30名ほど。
みなさん元気そうです。
1時間半あまり、パワーポイントを用いてセンターの案内から、旅行の楽しみ方などをお話しました。

みなさん伊勢神宮のサポートボランティアのあたりや、ヘルパー派遣のあたりはとても熱心に聴いていただきました。

ツアーセンターのことが書かれた理事長の本も4冊売れましたよ~。

講演が終わってから、パートナーが入院する済生会病院に寄ってから帰宅で、ぐったり。
 
快適そうだ…。家より上等なご飯だというのだダレだ!

0201:子づくり計画再始動!パートナー入院

2007-02-01 22:30:41 | 不妊治療報告
さて、今日からパートナーは入院です。
例の、子づくり計画の仕切りなおし(←参照日記クリック)の次手段です。

体外受精のためのパートナー手術。
朝からパートナーを済生会病院へ送る。
どうやら、入院患者の車の停めっぱなしはNGのようです。
そういえば、前の中部ろうさいのときもそうでした。

ま、松阪という近さ(車で30~40分)だから問題ありません。

実は本日午後からいなべ市で講演が決まっている私は、パートナーを送り、しばし、入院手続きをしてからいなべへ飛ぶ予定でした。

しかし、明日の全身麻酔と手術の説明を聞いていたら、思ったより時間がかかってしまいました。
手術の話は、ちょっと痛かったです。
睾丸を3センチほど切って、そこからタマタマを取り出して、精子を採取するという。
なんだか痛そうな話です。

とりあえず、最低限のことを聞いて、パートナーにおとなしくしているんだよ(笑)と言い聞かせていなべへ飛びました。

入院日に講演を入れるなんて?と思われるかもしれませんが、いや、もともと手術日は2月2~3日と聞いていたので、予定外だったのです。
あしからず。