三木市の防災公園には立派な運動施設があります。とりわけ『ブルボンビーンズドーム』という呼称のテニスコートはすばらしい。春にはデヴィスカップの予選が、震災の放射能の影響で東京でなくここで開催され、話題の錦織選手も試合をしたとか。
先日、出掛けたついでにこのコートに寄ってお茶を飲みました。常設の観覧席は1500人だそうですが、とにかくきれいです。屋根はありますが天井から拡散された光が入ります。外は真夏の太陽が照っているのに、中の光線はやわらかくてどこかシーンとした気持ちよさです。このコートは見るだけならいつでもだれでも入れるようです。駐車場も無料です。
実は畑にイヤというほど生えている、『スベリヒユ』という雑草を摘んで食べたので、その写真をアップしようと思ったのですが、やめ。テニスコートの写真を思い出してアップします。
スベリヒユは夏にいっぱい生える雑草ですが、簡単に抜けるのでそんなに苦労しません。食べられることは本を見て知っていましたが、テレビで紹介されたそうで、それでは一度食べてみようかと、畑で買物袋にいっぱい摘んできました。
まず茎と葉を洗い、ゆでて、つまみ食いしてみました。なんのクセもない味です。レシピには辛子醤油とか酢味噌とかあるいはマヨネーズで食べるのがいいように書いてあるのでやってみました。どれもいけます。ちょうど来客があったので試食してもらいましたが「これなら食べられる」。
ギリシャやトルコでは野菜として売っているし、日本でも山形県では野菜として売ってるんですって。ビタミンBが豊富とか鉄分が豊富とか血圧にいいとか、そうそう、美容にいいとも書いてありました。でもうちでは常食にしようと思いませんでした。もし有機無農薬の畑で摘んだスベリヒユを食べてみようという方がおられましたら、畑で自由に摘んでください。近くにあるお寺『伽耶院』には「入山料 草引き10本」と立て札が立ってます。その真似をして、スベリヒユ代は「畑の草引き 7本」ということにいたしましょう。